卒業式シーズンです。
お嬢さんたちの袴姿が美しい。
きりりと髪を結い上げ、背筋を伸ばし新しい道へと歩を進める。
昔は袴には色無地が定番でしたが、今は振袖、訪問着、小紋と幅が広がった。
着付けのポイントは袴の着丈です。足袋が少し隠れるぐらいでしょうか。
娘は小学校の卒業式に私の小紋と袴を着て臨んだ。
大学の卒業式も、私の中振と袴を着てくれた。
時代がかった私のきもの達をすんなり受け入れ、
楽しそうに袖を通してくれた。いや、一番楽しく、嬉しかったのは私。
その娘も今では一児の母になり、育児にあけくれている。
私の人生の節目には、何時も着物があった・・・、
今は忙しいでしょうが、娘にもそんなきものライフ、おくってほしいです。