ロンドン滞在中、ぴったり婿殿がいてくれたので言葉は大丈夫でした。
市内の一人の買い物も、ヒースロー空港でも、相手の早口の英語の中で、
理解できる単語をキャッチすると何とかなるものですね。
でも、言葉がわかったら、地図一枚持って一人で自由にイギリスの隅々を歩けたら、
どんなにか楽しいでしょう!
そこで気が付いた、やっぱり私は「団塊の世代人」ですね。
旅行だってケータイ、ナビがある。そう、カード精算の買い物も当たり前。
60代の私は、着いたその日地球の裏側でカードで買い物をしている自分が不思議で、
驚きで、全く鎌倉の「おのぼりさん」でした。
往復の飛行機では6、70代の日本女性のなんと多かったことか!
帰りの飛行機の隣の女性も千葉の60代の方。
「ウインブルドンのチケットが当たったので出来ました」と。
宿泊先は、ご主人を失くしたばかりの知人の家。
「彼女が、まだ台所にたてないのというので毎日外食、カードの支払いが怖い」と。
でもその笑顔はとても穏やかでした。
旅の目的の第一は、知人を慰め、励ますため、テニスは「手段」・・・、
団塊の世代のやさしさを、こんなところで実感出来た旅でした。