昨日、ウィンブルドンのことに触れたせいか、女子シングルの試合を最後まで見てしまった。
見てしまった、というのは女子の個人プレーは辛い、見ていて。どちらが負けても、
選手の親戚でもないのに、悲しくなるのです。
高校の入学時、部活の勧誘でテニスラケットを初めて握った。
よせばいいのにラケットを振った。
「お嬢様の羽子板だね」といわれた。
以来テニスには全く縁がない。
写真は、ロンドンの中心街のホテルの壁面のディスプレー。
よく見ると麻の柄です。
ブテイックをのぞいても、花鳥風月を意識した「Japan」柄が目につく。
それも程よいアレンジでロンドンの空気にマッチしていた。
私は、50%OffのミントグリーンのTシャツを1枚買った。
大英博物館はお目当てのフロアーを袈裟懸けに回り、
最終日、娘と婿殿とロンドンパブでジントニックで乾杯。
「20代でこの街に来たかった」と私がため息交じりに言うと、すかさず娘が
「そうしたら私は生まれてなかったかもね?」とにこやかに切り返された。
そう、人生なんてわからない、あの時、もしかしたら・・・、
振り返るなんて意味はない。年齢に関係なく、いつも「ここから」と胸を張ろう。
そんな自分でありたいと思う。