日本の伝統工芸のひとつに、つまみ細工がある。
京都の舞妓さんの簪といえば「あぁ・・・」と思われる方が。
うすい、絹の羽二重を、丁寧に折りたたんで花びらに見立て重ね合わせる。
根気のいる作業です。
しかし、黒髪にはかなげな絹の花が咲く・・・、その美しさ。
一体誰が考えたのでしょう。きっと男の人でしょう。。
その昔、櫛、笄を技を競うように作ったのは男の人。
小さな簪に、季節があり、物語があった。
岡崎なんとかさん(女性の方)のコレクションを若いころ見て感動した覚えがある。
たかが髪飾りというなかれ
つまみ細工、いいですよ。