原発に揺れる町、上関。
こないだズレた上関大橋
下関と上関とは同じ山口県でもほぼ端と端なので結構遠いです。
なもので、4時に起床しての出発 ^-^;
とてものどかな海の町。
昨日は一日中、上関にいましたけど2人にしか会いませんでした。
聞こえてくるのは、海の音と、ボーっという船の汽笛だけ。
今回は村上水軍の海城でもあった城山公園に車を停めて
上盛山を登る予定でしたが・・
あるあるですが、まったく表示らしきものがない (;´Д`);
山頂の灯台は見えているのに登山口が見当たらず
逆方向を歩いていたときに2人ご夫婦が柿の収穫をしておられて
詳しく教えて下さって助かりました ^-^;
ここまでで10kmチョイの無駄歩き。
山の麓をぐるぐる周っていただけ・・
早朝に出てきてよかった。
登山口
これ絶対分からないからね(汗)。
山頂までは約3km
さらに途中で急に進めなくなったりして引き返しの連続
この辺りの島々には謎の「1mを超える巨大なカラタチバナ有」と
かなり古い文献にあって、それが気になっていました。
残念ながら見つけることはできませんでしたが
一見カラタチバナ?と見間違うフォルムの
巨大なマンリョウ ^-^;
ヤブツバキはすでに5分咲き
上盛山の花は小輪、椀型の閉蕊で
とても姿が整った花が多いですね。
おおっと、長くなってしまったので続きは次回にしよう。。
実は私は上関の向かいの平生で生まれて幼少期を過ごしました。
祖父も祖母も亡くなって、父も母も離れているので
もう30年近くは訪ねていません。
幼かったので、ほとんどのことを覚えていないと思っていたけど
ここへ来たら、次々とそのころの思い出が蘇ってきました。
当時と何一つ変わらない景色がそこに広がていたんだもの。
波止場で父と釣りをした思い出や
海岸で母とニナとりをした思い出
じいちゃんに向こうの佐合島まで漁に連れて行ってもらった思い出
ぐっときて自然と涙がこぼれてきました。。
あの頃の僕もこうして海を眺めていたんだな。