晴れのち平安

源氏物語を中心に平安な日々♪
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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2002年2月撮影 六條院行幸

2014年08月11日 | 京都・風俗博物館
 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

2002年2月中旬に
風俗博物館を訪ねて撮影した展示の様子です。

寝殿では、
六條院行幸の場面が展示されていました。

『源氏物語』<藤裏葉>と<胡蝶>を参考に
設営されたのだそうです。


展示の様子、全景。

冷泉帝<天皇>と朱雀院<上皇>が
光源氏の邸宅・六條院にお出ましになられました。

池に浮かべられた龍島鷁首(りゅうとうげきす)の舟の上では
童たちによる「胡蝶(こちょう)」・「迦陵頻(かりょうびん)」の舞が
行われました。





簀子(すのこ)には束帯姿の上達部、殿上人たちが
一日晴れの据(いちにちばれのきょ)を高欄(こうらん)から垂らしています。

重要文化財「駒競行幸絵巻」(和泉市久保惣記念美術館 所蔵)の絵を
参考にされているようです。

南庭には、楽人たちが居並んでいます。




母屋中央には御引直衣(おひきのうし)姿の冷泉帝が座っていらっしゃいます。
写真左に見える直衣姿の男君が光源氏。


写真の左奥に見えるのが、冷泉帝。
写真の右奥に見える直衣姿の男君が朱雀院です。




 舞楽「胡蝶(こちょう)」の様子。









 舞楽「迦陵頻(かりょうびん)」の様子。












 かさねの色目へ続きます。




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