今日はお風呂屋さんで買ってきた韃靼そば茶を飲みながら、BS-TBSで放送された 大和路 まほろばの郷 #2「緑の奈良を歩く 桜井から室生」を観賞。
ううー。奈良に行きたくなる番組ですね。
様々な古刹の十一面観音が登場しました。
どの観音様もそれぞれに個性があって、姿やお顔に惹かれます。
いつか行ってみたいと思っているお寺のひとつ 長谷寺の様子も番組で見ることができてよかったです。
階段の数に圧倒。
夏以外の季節に訪ねたいです。
観音様がおられるお寺は、山上にあることが多いと、以前、講演会で拝聴しましたが、長谷寺・室生寺のお堂は立派な懸け造りですね。
体力つけなきゃ。
*☆*―――――――――――――――――――――――――――*☆*
さて、『源氏物語』「玉鬘」にも登場する長谷寺には、10メートルを超える十一面観音菩薩立像がおわします。
日本最大の木造の仏様だそうです。(室町時代作)
『源氏物語』に名前が登場する観音信仰のお寺は、石山寺(滋賀県大津市)や清水寺(京都市東山区)、長谷寺(奈良県桜井市)が挙げられます。
この3つのお寺はすべて山頂や山の中腹にあり、本堂が懸け造りとなっているという共通点がありますね~。
さらに『源氏物語』「玉鬘」に登場する観世音寺(福岡県太宰府市)もお忘れなく
観世音寺は平地にありますが、かつてあった数々の子院は山すそにあったようです。
現在の観世音寺は規模が縮小され、かつての七堂伽藍が並ぶ華やかさを想像するのは難しいですが、宝蔵におわす仏像のうち3体は5メートル前後の大きさがあり、どれほどの権力者が作らせたのか興味をそそります。
・不空羂索観音立像(鎌倉時代初期作)
・十一面観音立像(平安時代後期作)
・馬頭観音立像(平安時代後期作)
阿弥陀如来坐像と四天王像(平安時代後期作)も素敵なんですよ。
この阿弥陀如来坐像は一説によると、大宰大弐藤原長実(だざいのだいに ふじわらのながざね)が作らせたとか
藤原長実の娘に、鳥羽天皇皇后の美福門院得子(びふくもんいん なりこ)がいます。
得子は近衛天皇の母でもありました。
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観音様がおられるお寺は、山上にあることが多いと、以前、講演会で拝聴しましたが、長谷寺・室生寺のお堂は立派な懸け造りですね。
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日本最大の木造の仏様だそうです。(室町時代作)
『源氏物語』に名前が登場する観音信仰のお寺は、石山寺(滋賀県大津市)や清水寺(京都市東山区)、長谷寺(奈良県桜井市)が挙げられます。
この3つのお寺はすべて山頂や山の中腹にあり、本堂が懸け造りとなっているという共通点がありますね~。
さらに『源氏物語』「玉鬘」に登場する観世音寺(福岡県太宰府市)もお忘れなく
観世音寺は平地にありますが、かつてあった数々の子院は山すそにあったようです。
現在の観世音寺は規模が縮小され、かつての七堂伽藍が並ぶ華やかさを想像するのは難しいですが、宝蔵におわす仏像のうち3体は5メートル前後の大きさがあり、どれほどの権力者が作らせたのか興味をそそります。
・不空羂索観音立像(鎌倉時代初期作)
・十一面観音立像(平安時代後期作)
・馬頭観音立像(平安時代後期作)
阿弥陀如来坐像と四天王像(平安時代後期作)も素敵なんですよ。
この阿弥陀如来坐像は一説によると、大宰大弐藤原長実(だざいのだいに ふじわらのながざね)が作らせたとか
藤原長実の娘に、鳥羽天皇皇后の美福門院得子(びふくもんいん なりこ)がいます。
得子は近衛天皇の母でもありました。
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