晴れのち平安

源氏物語を中心に平安な日々♪
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【京都】法金剛院の蓮(2018年8月8日撮影)

2018年08月13日 | 平安あれこれ
2018年8月の京都旅行でのこと。

京都市右京区、JR花園駅近くにある
法金剛院をお詣りしました。

本尊は阿弥陀如来。
開基は鳥羽天皇中宮 待賢門院璋子。

阿弥陀如来は平安時代につくられたもので
どっしりとした体躯に優美なお顔をされています。



見ごろ終盤の蓮も楽しむことができてよかったです。



















 青女の滝



平安時代の滝で発願者は、待賢門院。
作者は僧・林賢(りんけん)と静意(じょうい)。



 待賢門院堀河の歌碑



ながからむ 心もしらず
黒髪の みだれて今朝は 物をこそ思へ

「百人一首」でも撰ばれている歌です。





法金剛院をお訪ねするといつも待賢門院はどのような思いで
晩年をここで過ごされたのだろうと想うのでした。



 オススメの本。

 
 
 待賢門院璋子の生涯―椒庭秘抄 (朝日選書 (281))



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