晴れのち平安

源氏物語を中心に平安な日々♪
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【日常】 もぬけのから と 『源氏物語』<空蝉>

2013年03月03日 | 日記
 「もぬけのから」という言葉のこと。

3月1日(金)にテレビ東京系で放送された
『所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!』

  中に居るはずの人が、いなくなっている状態のことを何故、
  『もぬけのから』と言うのか?



『もぬけの殻』について
“十二単などの着物から人が抜け出た状態のこと。”
と紹介されていました。

  女性が抜け出したあとの着物を 
  蝉の抜け殻になぞらえて、生まれた言葉
  ・・・だそうです。

  (諸説あるようです。)

 ※番組公式サイトとバックナンバー
 ⇒ http://www.tv-tokyo.co.jp/sokontokoro/index.html
 ⇒ http://www.tv-tokyo.co.jp/sokontokoro/backnumber/130301_c.html


番組内で にしおかすみこさんが
平安装束体験所の十二単を着装されていましたね。
よくお似合いで素敵でした。



『源氏物語』<空蝉>巻での
エピソードや光源氏が詠んだ和歌にちなんで
後世の人が 『もぬけの殻』 というようになったと思われます。


  空蝉の 身をかへてける 木のもとに
   なほ人がらの 懐かしきかな






 平安装束体験所で十二単や小袿といった装束の着装体験ができます。
体験記は「平安時代好きの京都旅行記」よりどうぞ。

 ・小袿
 ・十二単





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