「東京マラソン2008」の抽選結果が待たれるこの頃です。ところで、これまで東京マラソン実現の為に極めて重要な役割を果たした「東京夢舞いマラソン」をご存知でしょうか? いまを去ること6年以上前の2001年元旦、「東京にも、本格的な市民マラソンを！」と言う旗印を掲げ発足した「大江戸夢舞いマラソン」がその第1回大会で、その後「東京夢舞マラソン」と名称を変更、以降毎年地道に東京マラソン実現の機運を盛り上げてきました。この6年間のデモンストレーション効果は絶大で、この大会が、今年2月の「東京マラソン2007」の実現に多大な貢献を果たしたこと言うまでもありません。
以下、東京夢舞いマラソン事務局・小谷野氏からのメッセージです。
東京夢舞いマラソンは、「東京でも欧米のように障がい者を含むあらゆる市民に開かれたお祭りマラソンを都心目抜き通りで実現しよう」という理念の下に、これまで7回実施してまいりました。その理念は、今年の2月に開催された「東京マラソン2007」で現実のものとなり、さらにご承知の通り2008年も大会が実施されるとのことです。都心の大マラソンが定着の方向に進んでいることは本当にすばらしいことです。
私たちの所期の目的はこのように達成されたわけですが、「夢舞い」は回を重ねるごとに、その理念とは違った副産物をいくつか生み出しました。それは、ひとつは「東京をいろんな角度で走って体験できるマラニックの醍醐味が味わえる大会」という評価と、「ランナーとスタッフ(ボランティア)の一体感を感じることが出来る大会」という評価でありました。また、今年の東京マラソンでは、40km地点のエイドステーションを、これまでの夢舞いマラソンの参加者を募って受け持つということも出来ました。
「あったかで自由な夢舞いマラソンを今年もぜひ」という声が多数寄せられたこともあり、今年も10月7日(日)に、第8回大会を開催することといたしました。ウエーブスタートで歩道を走り、キセルもお好きなように、という伸びやかな夢舞いスタイルで、今年も秋の都心を楽しんで走りましょう。
ということで、「第8回東京夢舞いマラソン」の開催は、10月7日（日）です。おりしも、オクトーバーランの真っ最中でもあり、距離を伸ばしたい皆さん、ぜひご参加ください。前日の「小金井公園5時間走」との連荘（れんちゃん）はきついと思われる方は、ボランティアも大歓迎だそうです。大会詳細とお申し込みは、こちら。
