散文的で抒情的な、わたくしの意見

大河ドラマ、歴史小説、戦国時代のお話が中心です。

NCISは面白い。

2016年09月07日 | ドラマ
米国のドラマ「NCIS」を見てしまうと、日本の犯罪ドラマなぞとても見られなくなります。

よく米国NO1視聴率と言われています。「米国No1ドラマ」をうたうドラマは沢山ありますが、個人的には本当にNO1だと思います。

今シーズン13まで進んでいます。13年間やっているわけです。CSIは15で終わりですから、あと2シーズンで追いつきます。

主役のハーモン(ギブス)が現実社会において亡くなったりしない限り、きっといつまでも続くでしょう。

この方の出演料は「1作5000万円」だそうです。1シーズンではなく、一話につき5000万。そりゃ、日本のドラマが敵にならないのは当然です。

シーズン3から、たしか11までレギュラーだった「ジヴァ」が交代し、最初からシーズン13まで、ずっとレギュラーだった「ディノッソ」が13で勇退しました。

レギュラーは6人程度なので、ジヴァとディノッソの交代は「大事件」なんですが、それでも「ギブスが健在」なら、この作品は終わらないと思います。

思えば最初からのレギュラーはこれでギブス、アビー、ダッキーの三名です。マグギーも長いのですが、最初からではありません。

NCISは海軍所属の「連邦捜査局」で、米国でも無名だったようですが、ドラマのおかげで知名度はうなぎ上り、今は知らない人はあまりいないそうです。

もちろんフィクションです。シビアに考えれば、矛盾はいくらでもあります。例えば検視官(ダッキー)が一人だったり、科学捜査官が一人(アビー)だったり。

しかもその二人がギブスチーム専属だったり。他にもチームはあるようですが、出てこないので見かけ上はこの二人は「どうみても専属」です。ありえません。

でも「面白さ」は群を抜いています。

しかも米国賛美の要素、海軍賛美の要素は目立ちません。だって基本的には出てくる軍関係者は犯罪者ってことになるからです。「軍人がらみの犯罪」を調査する組織ですから。

どこが魅力なんだろ、と考えると、スケールの大きさかな、と思います。

でてくる犯罪は「人情がらみの個人的殺人」から「テロ」まで様々ですが、「国家レベルの犯罪」が出てきますから、おのずとスケールは大きくなるのです。

あと、ギブスの人間像、なんといっても魅力的です。徹底的に「冷徹」で、徹底的に「優しい」のです。

それと、最後は正義が貫かれる点も魅力です。

13シーズンを全部見ているわりには、バカみたいな感想ですが、シーズンが13まであると、そんなに簡単に魅力は語れないのです。

とにかく、NO1のドラマだと思います。願わくば、吹替がシーズンに追いついてほしい。13まであるのに、日本語になったのはやっとシーズン5までです。なぜなんだろ?


最新の画像もっと見る

コメントを投稿