散文的で抒情的な、わたくしの意見

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日本版「ボイス」と韓国版「ボイス」「ボイス2」

2019年09月18日 | ボイス



日本版「ボイス」が韓国版「ボイス」より勝っているところは、「日本語だ」ぐらいでしょうか。韓国版は吹替がないので、ずっと画面(字幕)を見ていなくてはならず、疲れます。

1、脚本は似ているのだが、緊迫感が全く違う。韓国版がはるかに上。

2、唐沢さんでは年取り過ぎ。韓国版のチャン・ヒョクは若いし、アクション系だし、とにかく鬼気迫る演技で、これも韓国版が上。

3、真木さんの役は韓国版ではイハナ。年齢は同じぐらいで30半ばだが、イハナは20代にも見える。身長がとても高く170以上ある。「滑舌」は韓国語だからわからないが、これも韓国版がはるかに上。

ということで、脚本も俳優も韓国版が上。日本版は「なんちゃってボイス」という感じがします。真木よう子の「班長」は「はんつぉー」に聞こえます。それから「サ行に弱いようで」、容疑者も「ようぎさ」と聞こえます。まあでも「滑舌が一番の問題」なわけではないのです。甘っちょろい台本が一番問題かなと思います。


まあ犯人も判明したし、そろそろ終わりです。韓国版だと(ネタバレになりますが)、犯人をひっかけて真木さんをわざと襲わせ、唐沢さんが死なない程度に足や手を散々撃って捕まえます。日本版だと「手や足を撃つ」なんてこともないかも知れません。

ボイス2は、刑事が変わります。犯人役のクォンユルは美形で実に気味が悪い。

サイコパスという言葉が多用されます。サイコパスというのは反社会的人格障害者とでもいうのでしょうか。精神病質者といわれることもあります。

DNAで決定されるというような説明もされますが、どうなのでしょう。人口の1パーセントいるなら、日本だと百万人いる計算になります。

そんな馬鹿な。

日本の場合、連続殺人犯なんて数えるほどです。OやそれからMと数えていっても、10人も思い浮かびません。むろんサイコさんは「連続殺人者とイコールではない」わけですが、そうだとしても猟奇的事件は日本ではめったにありません。「やや猟奇的」なら多少あるけど、多少でしょう。

サイコパスは遺伝で決定という説もそれなりのデータには基づいているようですが、私は明らかに後天的な要素のほうが強いように思います。

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