今日発売の写真集『清純な大人 白石麻衣』が好調な売れ行きのようで、良かったですね。
白石麻衣と乃木坂の人気は随分と上がってきている印象があり、撮影は篠山紀信というビッグネームなので、期待していいんじゃないでしょうか。
ただ、一部記事にある「10万部突破」という文句は、出版部数に関する報道では、「よく売れている」の単純な言い換えであるケースが多いので(笑)、本当の販売部数が判明するまでは、あまり数字にこだわらない方がいいかもしれません。
グループとしての1st写真集『乃木坂派』は、複数のメディアが発売前、「10万部突破」と報じたけど、実際には、第1週3万5千部でした。
3万5千部は大変な数字ですが、ハードルを上げ過ぎてしまったので、ちょっと微妙な空気になった面があって(笑)、数字の話はオリコンに載ってからでも遅くないと思います。
もちろん、本当に10万部突破したら、これは「快挙」で、まいやんと乃木坂の大躍進と言っていいでしょう。
乃木坂の風 02Nov13 ~ 1st写真集「乃木坂派」の売り上げは、現在累計3万5千部
11月26日(水)に行なわれた日テレ系音楽祭『ベストアーティスト 2014』の録画を見ていて、ふと気づいたんですが、乃木坂が2番手で登場するのは、リハーサルを早めに終わらせたかったからでしょうね。
この日午後に行なわれる、紅白初出場の記者会見に出席するため、時間を空けておこうと。
ん~、「何度目の青空か?」のステージを観ながら、切なくなってしまいました。
悲しい出来事はさっさと忘れて、次へ進む方が良いという考え方もあります。
しかし、紅白「落選」に関しては、「乃木坂はなぜ出られなかったか」を見極めることが、「何が足りなかったのか」を知り、「どうすれば次出られるか」につながります。
例えば、文春記事によって「内定」が取り消されたのであれば、今年の乃木坂は実績十分、万事好調で、「スキャンダル」さえなければ、紅白に出場出来たという見方になる。
その場合は、来年も、今年と同じようにやって、メンバーのプライベートさえ注意しておけば、2015年大晦日はNHKホールで歌えるという話になる。
一方、「落選」が文春記事と全然関係なければ、何が足りなかったのか、1年を振り返って、本格的に反省して、来年、今年とは違うものを、成し遂げることが求められる。
今年と同じような実績で、「スキャンダル」さえなければ、来年は大丈夫なのか、それとも、今年と違うことをやって、新たなタイプの実績を積むことが必要なのか。
「落選」の原因を知ることが、その答えにつながっていきます。
昨日書いたように、「スキャンダル落選」説を詳しく記事にしているのは、出場歌手発表の翌日である11月27日(木)の東スポですが、このメディアは紅白選考関係者とパイプを持っているように思えない。
また、記事にあるように、11月19日(水)の文春報道で「一気に風向きが変わった」のなら、なぜ「内定」記事が発表前日まで出続け、乃木坂46とHKT48への連絡がギリギリになったのか、説明が難しい。
「スキャンダル」という乃木坂だけの事情であれば、「内定」取り消しと「差し替え」の決断や連絡はもっと早く出来た筈で、少なくともメンバーが発表当日に号泣なんて事態は起こらないでしょう。
一方、「内定」スクープを連発して、明らかにパイプを持っているスポニチが、やはり発表翌日に、中島みゆきへのオファーが前日夜に行なわれ、彼女の正式受諾が当日朝だったという記事を出しています。
つまり、発表直前に、紅組の歌手が1組増えたことを伝えている。
これによって、枠の再調整が必要となり、その中で、乃木坂46からHKT48への「差し替え」が起こったとすれば、現在知られている事実を上手く説明出来ます。
しかも、2013年のAKB48Gを見ても、今年の例から言っても、今回の文春記事程度で、グループ全体の紅白出場が直前でアウトになるとは思えない。
こうやって「落選」原因を追究してくと、問題は「スキャンダル」ではなく、最終的な枠調整を生き抜く「実績」が、乃木坂にまだ足りなかった可能性が見えてきます。
AKB48Gとの距離感が中途半端であることが、「落選」の背景を見えにくくしている面があります。
乃木坂とAKB48Gの距離には、微妙なものがあって、民放の音楽番組を見ていても、プロデューサーによって見解が分かれている節がある。
今回の紅白選考では、乃木坂メンバーの所属がソニー・ミュージックということで、AKSが関与を強めるAKB48Gとは、別の交渉窓口が設定され、乃木坂はAKB48Gとは違う、独立したグループと定義されたのだと思います。
BABYMETALとAKB48Gをメドレーでつないで1枠にまとめないように、乃木坂は独立1枠と見なされ、中島みゆきの参加によって、最後の最後に「内定」が吹き飛んでしまった。
ところが、乃木坂ファンで、AKB48Gとのメドレーを見慣れている人は多いので、「枠数なんて、何とでも出来たじゃないか」という意識があって、やはり「落選」原因は「スキャンダル」という声が根強いんじゃないでしょうか。
ただ、とにもかくにも、乃木坂には、ヒット曲あるいはステージ力という「実績」が足らなかった。
新人初出場組であっても、May J. を最後の枠数調整で外すなんてことは、まず考えられないし、実際、彼女はリストに残っている。
「Let It Go~ありのままで~」という大ヒット曲があり、彼女の歌を聴きたいと望んでいる人がたくさんいて、こういう「世論の支持」があるのは強い。
「気づいたら片想い」54万7千枚、「夏のFree&Easy」52万7千枚、「何度目の青空か?」57万枚。
今年リリースしたシングル3枚は、すべて累計で50万枚を突破していて、乃木坂のCDセールスは文句の付けようがないレベルです。
しかし、それでも「落選」してしまった。
「スキャンダル」が原因であろうがなかろうが、年間160万枚の売り上げ実績への評価は、思っている以上に低かったことになります。
先日、池上彰の3時間番組で、日本の楽曲セールスに占めるCD売り上げの比率は80%で、世界最高であり、その分、ネット配信の比率は低いと紹介されていました。
そのため、他国の人から「CDに執着」する国と思われているそうです。
なぜ、「CDに執着」しているのか、ゲスト出演していた松井玲奈が質問され、「特典が付いていて」と答えていました。
れなさん、キツい仕事、お疲れ様です(笑)。
隣に座っていたドランクドラゴンの塚地が、慌ててフォローしていましたが(笑)、池上彰の番組で取り上げられるほどですから、大量のCDセールスは、収録楽曲が売れているのではなく、握手会や写メ会などの特典商法によるということは、一般社会にも知られつつあるようです。
しかも「ちょっと問題があるよね、それは」という空気が厳然とあって、だからこそ、松井玲奈を窮地に陥らせては大変と、塚地が焦ったのでしょう。
そして、年間160万枚もシングルを売り、おそらく日本で今年3番目のCDセールスを誇るグループが、紅白に出られなかった。
松村沙友理の路上キスや大和里菜の未成年飲酒「疑惑」さえなければ、乃木坂は紅白に出場出来たとして、彼女たちや「処分」しない運営を「戦犯」にするのは簡単です。
しかし、一般層の意識が変わって、特典商法によるCDセールスが評価されなくなってきていることが、乃木坂にどれほど重大な影響を与えつつあるか、「スキャンダル落選」説で全部を片付けて、そこから目を逸らすのは危険なことだと思います。
やはり、ヒットでしょう。
2015年は、何としてでも、一般層に届くようなヒットが欲しい。
事務所間の枠争奪や「目玉」企画の都合で出場歌手候補が二転三転する紅白歌合戦で、新人歌手が最後まで枠を維持するためには、ヒットが不可欠です。
これこそが、2014年の紅白「落選」から学べる、最大の教訓じゃないでしょうか。
11月27日(木)の「スキャンダル落選」説が書かれた東スポ記事、この記事が出なければ、乃木坂ファンは「なぜ乃木坂が出場しないんだ!」と憤りを感じて、NHKにもっと抗議がいったと思います。
ところが、「落選」の原因は、NHKではなく、乃木坂側にあると、詳細に述べている記事が発表直後に出たことによって、怒りの矛先が、NHKではなく、文春に載ったメンバーと運営に向かっていった。
今でも、乃木坂「落選」に関して、NHKを批判する声は、驚くほど少ない。
もし、文春「スキャンダル」が一切関係なく、一度出した「内定」を、NHKが自分の都合で、直前に撤回していたのであれば、メンバーがショックを受けて号泣したと聞いたファンから、NHKに抗議が殺到した可能性がある。
出場歌手発表の翌日に東スポが記事にした「スキャンダル落選」説、ことの真偽は別にして、乃木坂ファンのNHK批判を抑え込む効果があったことは間違いないでしょう。
「スキャンダル落選」説は、色んなものを、乃木坂ファンから隠しているのかもしれませんよ。
関連サイト
『清純な大人 白石麻衣』公式サイト
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2014年7月 ~
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 ~ 関連記事の目次 (01Jul14 ~)
2013年11月 ~ 2014年6月
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 ~ 関連記事の目次 (01Nov13 ~ 28Jun14)
2013年4月 ~ 2013年10月
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 ~ 関連記事の目次 (19Apr13 ~ 31Oct13)
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7月18日14:18 星野みなみ
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さらに詳しく
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アレチの素敵な乃木坂業務連絡 19Jun14 ~「16人のプリンシパル trois」の関連情報
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Jun14 ~ シングル収録全曲の簡易ハンドブック
# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています
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ただ、一部記事にある「10万部突破」という文句は、出版部数に関する報道では、「よく売れている」の単純な言い換えであるケースが多いので(笑)、本当の販売部数が判明するまでは、あまり数字にこだわらない方がいいかもしれません。
グループとしての1st写真集『乃木坂派』は、複数のメディアが発売前、「10万部突破」と報じたけど、実際には、第1週3万5千部でした。
3万5千部は大変な数字ですが、ハードルを上げ過ぎてしまったので、ちょっと微妙な空気になった面があって(笑)、数字の話はオリコンに載ってからでも遅くないと思います。
もちろん、本当に10万部突破したら、これは「快挙」で、まいやんと乃木坂の大躍進と言っていいでしょう。
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この日午後に行なわれる、紅白初出場の記者会見に出席するため、時間を空けておこうと。
ん~、「何度目の青空か?」のステージを観ながら、切なくなってしまいました。
悲しい出来事はさっさと忘れて、次へ進む方が良いという考え方もあります。
しかし、紅白「落選」に関しては、「乃木坂はなぜ出られなかったか」を見極めることが、「何が足りなかったのか」を知り、「どうすれば次出られるか」につながります。
例えば、文春記事によって「内定」が取り消されたのであれば、今年の乃木坂は実績十分、万事好調で、「スキャンダル」さえなければ、紅白に出場出来たという見方になる。
その場合は、来年も、今年と同じようにやって、メンバーのプライベートさえ注意しておけば、2015年大晦日はNHKホールで歌えるという話になる。
一方、「落選」が文春記事と全然関係なければ、何が足りなかったのか、1年を振り返って、本格的に反省して、来年、今年とは違うものを、成し遂げることが求められる。
今年と同じような実績で、「スキャンダル」さえなければ、来年は大丈夫なのか、それとも、今年と違うことをやって、新たなタイプの実績を積むことが必要なのか。
「落選」の原因を知ることが、その答えにつながっていきます。
昨日書いたように、「スキャンダル落選」説を詳しく記事にしているのは、出場歌手発表の翌日である11月27日(木)の東スポですが、このメディアは紅白選考関係者とパイプを持っているように思えない。
また、記事にあるように、11月19日(水)の文春報道で「一気に風向きが変わった」のなら、なぜ「内定」記事が発表前日まで出続け、乃木坂46とHKT48への連絡がギリギリになったのか、説明が難しい。
「スキャンダル」という乃木坂だけの事情であれば、「内定」取り消しと「差し替え」の決断や連絡はもっと早く出来た筈で、少なくともメンバーが発表当日に号泣なんて事態は起こらないでしょう。
一方、「内定」スクープを連発して、明らかにパイプを持っているスポニチが、やはり発表翌日に、中島みゆきへのオファーが前日夜に行なわれ、彼女の正式受諾が当日朝だったという記事を出しています。
つまり、発表直前に、紅組の歌手が1組増えたことを伝えている。
これによって、枠の再調整が必要となり、その中で、乃木坂46からHKT48への「差し替え」が起こったとすれば、現在知られている事実を上手く説明出来ます。
しかも、2013年のAKB48Gを見ても、今年の例から言っても、今回の文春記事程度で、グループ全体の紅白出場が直前でアウトになるとは思えない。
こうやって「落選」原因を追究してくと、問題は「スキャンダル」ではなく、最終的な枠調整を生き抜く「実績」が、乃木坂にまだ足りなかった可能性が見えてきます。
AKB48Gとの距離感が中途半端であることが、「落選」の背景を見えにくくしている面があります。
乃木坂とAKB48Gの距離には、微妙なものがあって、民放の音楽番組を見ていても、プロデューサーによって見解が分かれている節がある。
今回の紅白選考では、乃木坂メンバーの所属がソニー・ミュージックということで、AKSが関与を強めるAKB48Gとは、別の交渉窓口が設定され、乃木坂はAKB48Gとは違う、独立したグループと定義されたのだと思います。
BABYMETALとAKB48Gをメドレーでつないで1枠にまとめないように、乃木坂は独立1枠と見なされ、中島みゆきの参加によって、最後の最後に「内定」が吹き飛んでしまった。
ところが、乃木坂ファンで、AKB48Gとのメドレーを見慣れている人は多いので、「枠数なんて、何とでも出来たじゃないか」という意識があって、やはり「落選」原因は「スキャンダル」という声が根強いんじゃないでしょうか。
ただ、とにもかくにも、乃木坂には、ヒット曲あるいはステージ力という「実績」が足らなかった。
新人初出場組であっても、May J. を最後の枠数調整で外すなんてことは、まず考えられないし、実際、彼女はリストに残っている。
「Let It Go~ありのままで~」という大ヒット曲があり、彼女の歌を聴きたいと望んでいる人がたくさんいて、こういう「世論の支持」があるのは強い。
「気づいたら片想い」54万7千枚、「夏のFree&Easy」52万7千枚、「何度目の青空か?」57万枚。
今年リリースしたシングル3枚は、すべて累計で50万枚を突破していて、乃木坂のCDセールスは文句の付けようがないレベルです。
しかし、それでも「落選」してしまった。
「スキャンダル」が原因であろうがなかろうが、年間160万枚の売り上げ実績への評価は、思っている以上に低かったことになります。
先日、池上彰の3時間番組で、日本の楽曲セールスに占めるCD売り上げの比率は80%で、世界最高であり、その分、ネット配信の比率は低いと紹介されていました。
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しかも「ちょっと問題があるよね、それは」という空気が厳然とあって、だからこそ、松井玲奈を窮地に陥らせては大変と、塚地が焦ったのでしょう。
そして、年間160万枚もシングルを売り、おそらく日本で今年3番目のCDセールスを誇るグループが、紅白に出られなかった。
松村沙友理の路上キスや大和里菜の未成年飲酒「疑惑」さえなければ、乃木坂は紅白に出場出来たとして、彼女たちや「処分」しない運営を「戦犯」にするのは簡単です。
しかし、一般層の意識が変わって、特典商法によるCDセールスが評価されなくなってきていることが、乃木坂にどれほど重大な影響を与えつつあるか、「スキャンダル落選」説で全部を片付けて、そこから目を逸らすのは危険なことだと思います。
やはり、ヒットでしょう。
2015年は、何としてでも、一般層に届くようなヒットが欲しい。
事務所間の枠争奪や「目玉」企画の都合で出場歌手候補が二転三転する紅白歌合戦で、新人歌手が最後まで枠を維持するためには、ヒットが不可欠です。
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11月27日(木)の「スキャンダル落選」説が書かれた東スポ記事、この記事が出なければ、乃木坂ファンは「なぜ乃木坂が出場しないんだ!」と憤りを感じて、NHKにもっと抗議がいったと思います。
ところが、「落選」の原因は、NHKではなく、乃木坂側にあると、詳細に述べている記事が発表直後に出たことによって、怒りの矛先が、NHKではなく、文春に載ったメンバーと運営に向かっていった。
今でも、乃木坂「落選」に関して、NHKを批判する声は、驚くほど少ない。
もし、文春「スキャンダル」が一切関係なく、一度出した「内定」を、NHKが自分の都合で、直前に撤回していたのであれば、メンバーがショックを受けて号泣したと聞いたファンから、NHKに抗議が殺到した可能性がある。
出場歌手発表の翌日に東スポが記事にした「スキャンダル落選」説、ことの真偽は別にして、乃木坂ファンのNHK批判を抑え込む効果があったことは間違いないでしょう。
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7月18日14:18 星野みなみ
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