ジャン・アレチボルトの冒険

ジャンルを問わず、思いついたことを、書いてみます。

Billboard JAPAN Hot100「動画再生数」で、乃木坂と欅坂の3曲が同時TOP10を達成 [29Jul16]

2016-07-29 00:30:00 | 芸能
乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

いくちゃんジュリエットのチケット先行販売!
07月25日(月) 19 : 00 〜 08月08日(月) 18 : 00 生田絵梨花がジュリエット役で出演する、来年1月から始まるミュージカル『ロミオ&ジュリエット』の東京公演チケット先着先行販売。また、東京公演チケット抽選先行販売は、東宝分を8月9日(火)〜8月12日(金)に受け付けるようです。先行期間に公式サイトでチケットを購入した人は、9月5日(月)都内某所で行われる制作発表に、抽選でご招待とのこと。

Mステで新曲をパフォーマンス!
07月29日(金) 20 : 00 〜 [地デ_生放送] テレビ朝日『MUSIC STATION』に、乃木坂15th選抜が出演して、「裸足でSummer」をパフォーマンス

生駒ちゃん主演映画第2弾!
07月30日(土) 生駒里奈主演の映画『コープスパーティ Book of Shadows』が、シネリーブル池袋ほかで全国順次ロードショー。昨年夏に公開された映画の続編。

まいまい卒業&15thリリースの『46SHOW!』
07月30日(土) 23 : 15 〜 [BS] NHK BSプレミアム『乃木坂46SHOW!』。「裸足でSummer」と「あらかじめ語られるロマンス」のスタジオライブあり

07月31日(日) 2ndアルバムのプレミアムイベント(応募券2枚 : 当選350名)「初!!メンバー対抗 乃木坂46ボーリング大会!!」

07月31日(日) 17 : 00 〜 17 : 55 [地デ] NHK総合『シブヤノオト』。乃木坂が出演して、おそらく「裸足でSummer」をパフォーマンス

07月31日(日) 19 : 00 〜 20 : 00 [BS] BSジャパン『真夏のゴルフフェスティバル サマンサタバサガールズコレクション2016』。茨城県阿見町のイーグルポイントゴルフクラブで、7月17日(日)に行われ、乃木坂がライブ参加したゴルフフェスの模様を放送。演目は、おそらく、「裸足でSummer」のパフォーマンスじゃないかと


乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のリンクをご利用下さい。

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 05Jun16 〜 テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Jun〜Jul]


また、「ブックマーク」内の次のリンクは、乃木坂のスケジュールを、過去分も含めて、まとめたものです。「ブックマーク」は、PCでは左サイドバー、モバイルでは記事の最後に置かれています。

重要日程(Jun~Jul16)
重要日程(Apr~May16)
重要日程(Feb~Mar16)
重要日程(Nov15~Jan16)



2016/08/01日付の Billboard JAPAN Hot100 が発表され、総合順位は、「裸足でSummer」が10位、「サイレントマジョリティー」11位、「世界には愛しかない」21位でした。

乃木坂の15枚目表題曲は、CD発売週のランキングに向けて、なかなか順調じゃないかと、軽い気持ちで、各項目ごとの順位を眺めていたところ、あることに気づいて、驚愕しました。

何と、「国内動画再生回数」において、この3曲すべてが、10位以内に入っていて、坂道シリーズのファンにとっては、我が世の春と思いたくなるような、パラダイス的ランキングになっています(笑)。


7月18日(月祝)の『FNSうたの夏まつり』において、「サイレントマジョリティー」が視聴者投票で選ばれ、「48&46ドリームチーム」が渾身のステージを披露して以来、YouTubeに公開されているMVの再生数が、爆発的な勢いで伸び始めたので、この欅坂デビュー曲は、再び、上位にランクインするんだろうなあ、とは思っていました。

しかし、まさか、「裸足でSummer」「世界には愛しかない」と共に、3曲一斉にTOP10入りするとは、想像しなかった。

(表1) 乃木坂15枚目、欅坂1、2枚目表題曲の最新 Billboard JAPAN Hot100における 「国内動画再生回数」順位と、YouTube公開MVの再生数上昇速度

凡例
[「国内動画再生回数」の08/01付順位] 対象1週間における再生回数の増加分 (それを7日で割った24時間換算の平均上昇速度; 07/18(月)00:00の再生回数→7/24(日)24:00の再生回数) 曲名

# 「08/01付」の対象期間は、07/18(月)〜07/24(日)
#「再生回数の増加分」は「万回」単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
#「24時間換算の平均上昇速度」は「万回/日」単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
#「→」の前後に記された再生回数は、「万回」単位で、小数点以下1桁目を四捨五入
#「07/18(月)00:00の再生回数」と「7/24(日)24:00の再生回数」は実測値ではなく、前後の実測値から計算して推定した数字。また、二つの数字の差を1週間の「増加分」としている

[04位] 108.7万回 (15.5万回/日; 2026→2135) サイレントマジョリティー
[06位] 086.0万回 (12.3万回/日; 0151→0237) 裸足でSummer
[08位] 079.3万回 (11.3万回/日; 0114→0193) 世界には愛しかない


「国内動画再生回数」で10位以内に入るのは、簡単なことではなく、しかも、基本コンセプトが似ている同系の女性アイドルグループから、3曲同時というのは、ちょっと信じられない光景で、快挙と言っていいでしょう。

昨日の記事に書いたように、「裸足でSummer」のMVは、公開直後こそ、「サイレントマジョリティー」の初期を凌ぐスピードで、再生数を伸ばしていたけど、徐々に失速して、4日後に公開が始まった「世界には愛しかない」が、デビュー曲MV以上の上昇速度で、猛然と背後に迫ってきていました。

ところが、先週始めの『FNSうたの夏まつり』以降、なぜか再生回数の伸びが、再び加速して、上表のように、欅坂の2枚目表題曲を上回るレベルになった。


「48&46ドリームチーム」のセンターが生駒里奈だったことで、乃木坂に対する関心が高まったのかもしれません。

あるいは、欅坂に負けたくないと、乃木坂ファンの心に火がついた可能性も否定出来ない。

しかし、切っ掛けが何であろうと、MVの出来が良くなければ、1週間に渡って1日平均12.3万回という、国内の全MV中で6位になるほどハイレベルな再生数上昇は、なかなか実現出来ないと思います。


MVを貫く基本イメージは、もっとも頻繁に登場して、物語やダンスの軸となる、センターのキャラに左右される部分が大きい。

例えば、「サイレントマジョリティー」MVの斬新で鮮烈な世界は、強さと儚さのバランスが絶妙な、平手友梨奈の神秘的なイメージなくしては、作り出せなかったでしょう。

「裸足でSummer」MVは、齋藤飛鳥が、果てしなく可愛いのに、どこか寂し気で、何か世俗を超越しているような、不思議な空気感を全編に渡って発散し、沖縄の原初的な力強い自然と相俟って、楽しく、賑やかな夏ソングという範疇に留まらない、より奥深い魅力にまで踏み込んだ作品となっている。

MVの再生回数がこれほど好調であるのは、欅坂との再生数競争や、乃木坂のメディア露出といったマーケッティング的要因を越えて、作品そのものに、人を惹き付けるものが備わっているからじゃないでしょうか。

齋藤飛鳥のセンター抜擢は、乃木坂の音楽にとって、久しぶりに繰り出された、最善手だったのではないか、最近、そんな風に感じ始めています。


過去2シングルの表題曲、「ハルジオンが咲く頃」と「今、話したい誰かがいる」が、「動画再生回数」ランキングにおいて、どのような順位を辿ったかを調べると、TOP10入りは、そうそう簡単に達成出来るものではないことが分かります。

(表2) 乃木坂13、14、15枚目表題曲の Billboard JAPAN Hot100 におけるランクイン状況

凡例
「曲名」(シングル番号; CD発売日)
週番号 [対象週の開始日最終日] (総合) Hot100順位 [項目] その項目における順位

#「週番号」は、CD発売週を「1週目」、その前週を「1週前」として数える
#「各項目」の意味は、[S] ストリーミング数、[R]ラジオ放送回数、[L] PCによる読み取り数 (ルックアップ)、[T] ツイート数、[M] 国内動画再生回数、[F] ランクイン回数
#「00位」は、100位圏外
# Hot100 に初めて登場した週から、現時点で、最後にランクインした週までのデータを載せている
#「週番号」は、その週に全国握手会が行われたことを示す。関東会場は、「ハルジオン」が4週目、「今誰」は11週目

「裸足でSummer」(15th表題曲; 2016/07/27発売)
04週前 [06/27(月)03(日)] (総合)35位 [S]00位 [R]00位 [L]00位 [T]05位 [M]00位 [F]01回
03週前 [07/04(月)10(日)] (総合)40位 [S]00位 [R]00位 [L]00位 [T]03位 [M]00位 [F]02回
02週前 [07/11(月)17(日)] (総合)20位 [S]00位 [R]00位 [L]00位 [T]03位 [M]03位 [F]03回
01週前 [07/18(月)24(日)] (総合)10位 [S]18位 [R]56位 [L]00位 [T]07位 [M]06位 [F]04回
# フルバージョンMVの公開は、2016/07/08(金)から現在まで

「ハルジオンが咲く頃」(14th表題曲; 2016/03/23発売)
04週前 [02/22(月)28(日)] (総合)20位 [S]00位 [R]00位 [L]00位 [T]02位 [M]00位 [F]01回
03週前 [02/29(月)06(日)] (総合)23位 [S]00位 [R]00位 [L]00位 [T]04位 [M]27位 [F]02回
02週前 [03/07(月)13(日)] (総合)45位 [S]00位 [R]00位 [L]00位 [T]13位 [M]32位 [F]03回
01週前 [03/14(月)20(日)] (総合)42位 [S]00位 [R]39位 [L]00位 [T]11位 [M]47位 [F]04回
01週目 [03/21(月)27(日)] (総合)01位 [S]01位 [R]16位 [L]01位 [T]04位 [M]00位 [F]05回
02週目 [03/28(月)03(日)] (総合)04位 [S]02位 [R]18位 [L]01位 [T]09位 [M]00位 [F]06回
03週目 [04/04(月)10(日)] (総合)04位 [S]08位 [R]27位 [L]02位 [T]12位 [M]00位 [F]07回
04週目 [04/11(月)17(日)] (総合)07位 [S]07位 [R]76位 [L]03位 [T]11位 [M]00位 [F]08回
05週目 [04/18(月)24(日)] (総合)16位 [S]27位 [R]84位 [L]04位 [T]12位 [M]00位 [F]09回
06週目 [04/25(月)01(日)] (総合)19位 [S]23位 [R]00位 [L]06位 [T]37位 [M]00位 [F]10回
07週目 [05/02(月)08(日)] (総合)23位 [S]21位 [R]00位 [L]04位 [T]62位 [M]00位 [F]11回
# フルバージョンMVの公開は、2016/03/01(火)から03/22(火)まで
# ショートバージョンMVの公開は、2016/03/23(水)から現在まで

「今、話したい誰かがいる」(13th表題曲; 2015/10/28発売)
04週前 [09/28(月)04(日)] (総合)54位 [S]00位 [R]00位 [L]00位 [T]11位 [M]00位 [F]01回
03週前 [10/05(月)11(日)] (総合)24位 [S]00位 [R]00位 [L]00位 [T]03位 [M]10位 [F]02回
02週前 [10/12(月)18(日)] (総合)51位 [S]00位 [R]00位 [L]00位 [T]19位 [M]16位 [F]03回
01週前 [10/19(月)25(日)] (総合)10位 [S]13位 [R]14位 [L]00位 [T]05位 [M]30位 [F]04回
01週目 [10/26(月)01(日)] (総合)01位 [S]01位 [R]10位 [L]01位 [T]04位 [M]97位 [F]05回
02週目 [11/02(月)08(日)] (総合)03位 [S]05位 [R]24位 [L]03位 [T]05位 [M]00位 [F]06回
03週目 [11/09(月)15(日)] (総合)19位 [S]18位 [R]31位 [L]09位 [T]21位 [M]00位 [F]07回
04週目 [11/16(月)22(日)] (総合)21位 [S]28位 [R]50位 [L]04位 [T]32位 [M]00位 [F]08回
05週目 [11/23(月)29(日)] (総合)34位 [S]43位 [R]00位 [L]10位 [T]25位 [M]00位 [F]09回
06週目 [11/30(月)06(日)] (総合)46位 [S]44位 [R]00位 [L]09位 [T]24位 [M]00位 [F]10回
07週目 [12/07(月)13(日)] (総合)53位 [S]52位 [R]00位 [L]12位 [T]30位 [M]00位 [F]11回
08週目 [12/14(月)20(日)] (総合)34位 [S]39位 [R]00位 [L]20位 [T]15位 [M]00位 [F]12回
09週目 [12/21(月)27(日)] (総合)25位 [S]18位 [R]00位 [L]21位 [T]20位 [M]00位 [F]13回
10週目 [12/28(月)03(日)] (総合)34位 [S]30位 [R]62位 [L]19位 [T]34位 [M]00位 [F]14回
11週目 [01/04(月)10(日)] (総合)15位 [S]08位 [R]00位 [L]14位 [T]36位 [M]00位 [F]15回
12週目 [01/11(月)17(日)] (総合)68位 [S]41位 [R]00位 [L]14位 [T]57位 [M]00位 [F]16回
13週目 [01/18(月)24(日)] (総合)53位 [S]28位 [R]00位 [L]16位 [T]58位 [M]00位 [F]17回
# フルバージョンMVの公開は、2015/10/06(火)から10/27(火)まで
# ショートバージョンMVの公開は、2015/10/28(水)から現在まで


「ハルジオンが咲く頃」は総合100位以内に11回ランクイン、「今、話したい誰かがいる」は17回ランクインしていますが、「動画再生回数」(M)のランキングでTOP10入りしたのは、「今誰」フルバージョンMVの公開が始まった、CD発売3週前の一度だけです。

13枚目と14枚目のMVは、CDのリリースと同時に、フルバージョンからショートバージョンに切り換えられています。

しかし、かりにフルバージョンMVを、発売後もそのまま公開し続けたとしても、上表が示すように、どちらの表題曲も、「動画再生回数」の順位は下降傾向にあったので、再浮上して、TOP10という可能性は低いと思います。

一方、「裸足でSummer」は、TOP10入りをすでに2回果たしており、しかも、3位という高い位置を記録している。

こういった比較から考えても、15枚目表題曲のMVは、13枚目、14枚目以上の、相当な人気を呼んでいると言えます。


ところで、「ハルジオンが咲く頃」と「今、話したい誰かがいる」の「ストリーミング数」(S)の推移を眺めていると、週を追うごとに、徐々に順位が下がっていたのに、ある週、突然反転して順位が上がるケースがあるのが分かります。

例えば、「今誰」の8週目、9週目、11週目、13週目がそれに当たりますが、原因は、ピンク色の週番号が示すように、9週目と11週目に全国握手会が行われ、初回限定盤がより多く売れ、CDセールスを考慮して計算される「ストリーミング数」を押し上げたからだと思います。

とくに、11週目は、関東会場での開催で、8位という高い順位に反転上昇しており、参加人数が、名古屋と京都より多いことが窺えます。

また、「ハルジオン」は4週目、6週目、7週目に順位の反転上昇が起こっており、いずれの週も、全国握手会が行われています。


ちょっと気になるのは、「今誰」13週目の反転上昇で、日程から考えて、特典イベントとの関連はないように思えます。

ただ、2016年1月17日(日)に、映画『心が叫びたがってるんだ。』のBlu-ray/DVDを、3月30日(水)に発売するとのニュースを、メディアが流しています。

ひょっとすると、アニメファンがこのBlu-ray/DVDを予約する際、主題歌である「今、話したい誰かがいる」のCDを一緒に注文したか、あるいは、ダウンロードしたことで、「ストリーミング数」が上昇したのかもしれません。


乃木坂やAKB48Gのシングルと収録曲が、オリコンやビルボードにおいて、発売からかなり時間が経ったとき、いきなり上位に入ってくるのは、全国握手会など、CD購入によって参加出来る特典イベントが原因であることが多い。

むしろ、こういった動きがあれば、そのアイドルが特典イベントでCDを売っている可能性が高い。

従って、長期間、じわじわ売れる本当の「スルメ」曲というのは、アイドルの場合は滅多にないと思いたくなります。


しかし、まずないだろうと高を括っていたら(笑)、絵に描いたような「スルメ」曲が、突然出て来ました、しかも、乃木坂のすぐ隣から。

「サイレントマジョリティー」です。

(表3) 欅坂1、2枚目表題曲の Billboard JAPAN Hot100 におけるランクイン状況

# 表記法は(表2)と同じ
# [S] ストリーミング数、[R]ラジオ放送回数、[L] PCによる読み取り数 (ルックアップ)、[T] ツイート数、[M] 国内動画再生回数、[F] ランクイン回数
#「チャート解析対象外」は、すべての項目で、「チャート解析」ページに一般公表される20位以内に入っておらず、21位から100位なのか、それとも100位圏外なのか、順位が分からないことを示す。ちなみに、有料会員になれば、各項目についても、総合と同様に、100位まで閲覧出来るそうです

「世界には愛しかない」(欅坂2nd表題曲; 2016/08/10発売)
08週前 [06/13(月)19(日)] (総合)67位 [S]00位 [R]00位 [L]00位 [T]06位 [M]00位 [F]01回
07週前 [06/20(月)26(日)] (総合)00位 [チャート解析対象外]
06週前 [06/27(月)03(日)] (総合)00位 [チャート解析対象外]
05週前 [07/04(月)10(日)] (総合)00位 [チャート解析対象外]
04週前 [07/11(月)17(日)] (総合)24位 [S]00位 [R]00位 [L]00位 [T]05位 [M]15位 [F]02回
03週前 [07/18(月)24(日)] (総合)21位 [S]00位 [R]00位 [L]00位 [T]06位 [M]08位 [F]03回
# フルバージョンMVの公開は、2016/07/12(火)から現在まで

「サイレントマジョリティー」(欅坂1st表題曲; 2016/04/06発売)
03週前 [03/14(月)20(日)] (総合)23位 [S]00位 [R]00位 [L]00位 [T]02位 [M]12位 [F]01回
02週前 [03/21(月)27(日)] (総合)40位 [S]00位 [R]89位 [L]00位 [T]13位 [M]04位 [F]02回
01週前 [03/28(月)03(日)] (総合)31位 [S]00位 [R]28位 [L]00位 [T]05位 [M]08位 [F]03回
01週目 [04/04(月)10(日)] (総合)01位 [S]01位 [R]07位 [L]01位 [T]02位 [M]03位 [F]04回
02週目 [04/11(月)17(日)] (総合)02位 [S]03位 [R]16位 [L]02位 [T]02位 [M]01位 [F]05回
03週目 [04/18(月)24(日)] (総合)03位 [S]05位 [R]20位 [L]02位 [T]01位 [M]02位 [F]06回
04週目 [04/25(月)01(日)] (総合)04位 [S]06位 [R]50位 [L]01位 [T]11位 [M]01位 [F]07回
05週目 [05/02(月)08(日)] (総合)03位 [S]06位 [R]56位 [L]02位 [T]11位 [M]02位 [F]08回
06週目 [05/09(月)15(日)] (総合)10位 [S]17位 [R]00位 [L]03位 [T]21位 [M]02位 [F]09回
07週目 [05/16(月)22(日)] (総合)13位 [S]22位 [R]86位 [L]08位 [T]17位 [M]02位 [F]10回
08週目 [05/23(月)29(日)] (総合)21位 [S]30位 [R]00位 [L]11位 [T]25位 [M]03位 [F]11回
09週目 [05/30(月)05(日)] (総合)22位 [S]29位 [R]00位 [L]12位 [T]22位 [M]07位 [F]12回
10週目 [06/06(月)12(日)] (総合)27位 [S]41位 [R]00位 [L]16位 [T]45位 [M]09位 [F]13回
11週目 [06/13(月)19(日)] (総合)36位 [S]49位 [R]00位 [L]17位 [T]50位 [M]15位 [F]14回
12週目 [06/20(月)26(日)] (総合)46位 [S]63位 [R]00位 [L]19位 [T]43位 [M]13位 [F]15回
13週目 [06/27(月)03(日)] (総合)41位 [S]51位 [R]00位 [L]19位 [T]57位 [M]17位 [F]16回
14週目 [07/04(月)10(日)] (総合)61位 [チャート解析対象外] [F]17回
15週目 [07/11(月)17(日)] (総合)35位 [S]52位 [R]00位 [L]35位 [T]29位 [M]19位 [F]18回
16週目 [07/18(月)24(日)] (総合)11位 [S]16位 [R]00位 [L]21位 [T]08位 [M]04位 [F]19回
# フルバージョンMVの公開は、2016/03/16(水)から現在まで


「サイレントマジョリティー」は、100位以内に、現在まで、19回ランクインしており、最新の総合順位が11位であることから、まだまだランクイン回数を伸ばしそうです。

そして、凄まじいのは、「動画再生回数」におけるTOP10入りが13回、そのうちベスト3が8回、しかもTOP20を外れたのは、たった1回だけという、驚異的な人気を見せています。

さらに、iTunes Store トップソングは、配信開始から107日目を迎えた現在でも、200位以内へのランクインを続けており、「ハルジオンが咲く頃」が、51日間ランクインした後に、圏外に去ったことを考えると、ロングセラーの様相を示し始めている。

Hot100の成績と併せると、間違いなく、高い人気を長く維持している「スルメ」曲、あるいは本格的なヒット曲だと言えるでしょう。


ところで、「裸足でSummer」のオリコンデイリー2日目は6.2万枚でした。

大きな積み上げではあるけど、前作「ハルジオンが咲く頃」の初日から初動への上げ幅が15.9万枚と、常軌を逸したレベルなので(笑)、前作割れを起こさないためには、あと8.7万枚が必要となり、まだまだ、状況を見通せる段階ではありません。

以前の記事に書いたように、今作は、初期の握手会応募がアルバムと重なった上に、CD発売前の応募期間も前作より短く、さらに、通常より遅い新曲キャンペーンの開始、7月リリースながら握手会のスタートは9月以降など、オリコン初動を下げかねない因子が溢れていました。

シングルのタイトルすら、握手会の応募が5次まで進んで、ようやく発表される押せ押せぶりで、スケジュールの組み方に疑問を感じる点が少なくなかった。

しかし、発売日が来てしまった以上、あれこれ言っても虚しいだけなので、今は、1週目の数字が出揃うのを、静かに待つしかありません。


CDセールスを左右する握手会は、グループ全員による団体競技で(笑)、センターという個人に出来ることは、限られています。

一方、MVの出来に関しては、誰をセンターやフロントに据えて、どういうイメージに仕上げるかは、重要なポイントになる。

そして、「サイレントマジョリティー」のヒットが教えるように、CDの売り上げ枚数より、MVの再生数の方が、グループに対する音楽的評価を決定する、より強力な指標のようで、人気の高い映像作品を生み出すことこそが、グループアイドルのセンターに期待される、大きな仕事という面がある。

従って、センター人事の成否は、CDセールスではなく、楽曲セールス、とくにMVの人気で判断する方が妥当じゃないでしょうか。

例えば、「恋するフォーチュンクッキー」のセンターとして指原莉乃が評価されたのは、再生数が1億回に迫るほど、MVが人気を呼んだからであって、オリコン初動が133万枚だったことが理由ではないと思います。


最近、個人的に、オリコンランキングより、MVの再生数や iTunes ランキングに注目しているのは、楽曲そのものの人気を反映する指標であると同時に、新センターや新フロントを評価する、貴重な判断材料になり得ると考えているからです。

多くの人がセンターとしての生駒里奈を評価するのは、「制服のマネキン」MVが、乃木坂の楽曲では唯一、1千万再生を達成するほど人気を集めたことが大きく、生田絵梨花、星野みなみによる3人フロントへの待望論が今なお根強いのも、こういった実績があるからじゃないでしょうか。

もちろん、人気のあるMVを生み出すためには、センターやフロントの顔ぶれだけでなく、楽曲、ダンス、映像、ストーリーなどなど、多くの要素が上手く噛み合う必要があって、再生回数が低いからといって、直ちにセンターの責任というわけではない。

しかし、30部を全完売する握手会スターの人数で、ほとんどが決まるCDセールスより、センターのキャラクターによって、大きく印象が変わるMVの人気を調べた方が、その人をグループの中心に据えたことの意味を、明らかにしやすいと思います。


「サイレントマジョリティー」の驚異的な「動画再生回数」順位を見ていると、平手友梨奈がセンターとして絶賛される理由は、まさにこれなのだと言いたくなります。

そして、乃木坂のMV人気を、大きく引き上げつつある齋藤飛鳥も、センターとして高く評価されて良い筈で、実際、15枚目にして、グループが、ブレイクの端緒を掴みかけている、そんな手応えがある。

この糸口を離さず、何とか本格的なヒットに辿り着いて欲しいです。


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