注目の乃木坂メンバー出演予定番組
スカパーでは、乃木坂関連番組が多数用意されているようなので、視聴可能な方は、以下のページをぜひチェックしてみて下さい。
スカパーの関連ページ
毎週、水曜夜10時
3月18日(水) 22 : 00 ~ フジテレビ『残念な夫。』第9回
生田絵梨花が出演する連続ドラマ。前回この欄に、「陽一と知里が離婚なんていう展開はまずない」と書いたら、第8話最後の次回予告で、いきなり「離婚調停」とデカデカ出てきて、ちょっと笑ってしまいました。さらに、岸谷五朗が大塚寧々に向かって、美香が夢に破れても、「おまえ任せにしないで、オレが支えるから」なんて話すシーンもある。「ドラマの展開が生ヌルくて、ドキドキしない」という視聴者のみなさんのご懸念、重々承知しておりますよ、という制作側からのメッセージなんでしょうか(笑)。高橋メアリージュンが家に帰ってこない「須藤様」は、いよいよをDVを止める方法なんて本を読み始めていて、復縁か離婚か、こちらも制作者と視聴者の希望でいかようにも転ぶ展開になっています(笑)。シリアスにすれば視聴率が上がるわけじゃないけど、時間帯から考えて、「ほのぼのファミリー昼ドラ」風に進むよりは、パンチがあった方が、個人的には良いと思います。もっと言えば、いくちゃんの恋愛ストーリーを観たいのだけど、こっちの方は、フジテレビではなく、握手会人気が落ちることを心配する乃木坂運営の意向で踏み込めないとか(笑)。それにしても、EXILEの黒木啓司は、なかなか味のある演技をしますね。
『残念な夫。』の公式サイト
今週から怒濤の音楽番組出演攻勢!見逃せないプログラムが目白押し
今週、金曜深夜0時58分
3月20日(金) 24 : 58 ~ 日本テレビ『ミュージックドラゴン』
タカアンドトシ、佐野ひなこ、徳島えりかアナウンサーが司会の音楽番組。
番組公式サイト
今週、土曜夜11時30分
3月21日(土祝) 23 : 30 ~ 23 : 59 NHK BSプレミアム『乃木坂46SHOW!』
3月22日(日) 10 : 30 ~ NHK BSプレミアム (再放送)
番組公式サイト
今週、土曜深夜1時5分
3月21日(土祝) 25 : 05 ~ 25 : 35 フジテレビ『うまズキッ!』
先週に引き続き、レギュラーの白石麻衣に加え、橋本奈々未と松村沙友理が出演!
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来週、月曜夜11時30分
3月23日(月) 22 : 00 ~ 22 : 48 NHK総合『バナナ♪ゼロミュージック』
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来月、11日土曜夜7時30分
4月11日(土) 19 : 30 ~ 20 : 59 NHK BSプレミアム『ザ・プレミアム 春ソング2015~あなたに贈る名曲セレクション~』
4月19日(日) 13 : 00 ~ 14 : 29 NHK BSプレミアム (再放送)
松下奈緒、清水ミチコ、ビビる大木が司会を務める音楽特番に乃木坂が出演。
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いよいよ11枚目「命は美しい」の発売が今週水曜に迫ってきました。
今日は、オリコン第1週で示される売り上げ枚数、いわゆる「初動」を予想するつもりですが、乃木坂のCDを初めて買う方もいらっしゃると思うので、まず、シングルの内容を大まかに紹介しておきます。
乃木坂のシングルには、CD1枚とDVD1枚から成る「初回限定盤」とCD1枚のみの「通常盤」があります。
初回限定盤は、A、B、Cの3タイプがあり、異なるCDとDVDが入っていて、通常盤CDも、異なる構成になっています。
つまり、4種類のCDと3種類のDVDがあるわけで、その組み合わせによって、初回限定盤3タイプと通常盤の合計4タイプが別々のジャケット写真を載せて販売されます。
1枚のCDにはそれぞれ3曲が収録されていて、4種類すべてに、表題曲と共通カップリング曲が入っています。
そして、残りの1曲は、その盤固有のカップリングで、結局、1シングル全4タイプで6曲になります。
一方、1枚のDVDには、ミュージックビデオが2本収録され、一つは表題曲MV、もう一つは、共通カップリング又は盤固有カップリングのMVが入っていて、結局、1シングルにつき4種類のMVが用意されています。
さらに、DVDには、MV以外の「特典映像」が収録され、今回は、二人のメンバーによるミニドラマやイメージビデオが重複しない形で、3タイプに分けて収められています。
まあ、抽象的に説明するより、具体的に示した方が分かり易いので、以下に、11枚目「命は美しい」の構成を載せておきます。
# タイトルは「曲名」で示し、続く(括弧)内は担当したメンバー名などの情報
(初回限定盤 TypeA)
[DISC1(CD)]
「命は美しい」(11th選抜表題曲; センター西野七瀬)
「あらかじめ語られるロマンス」( 生田絵梨花 生駒里奈 星野みなみ 伊藤万理華 齋藤飛鳥 堀未央奈; 選抜年少メンバー中心)
「立ち直り中」(白石麻衣 橋本奈々未 秋元真夏 深川麻衣 衛藤美彩 高山一実 松村沙友理; 選抜年長メンバー中心)
[DISC2(DVD)]
「命は美しい」MV
「立ち直り中」MV
メンバーのペアPV (生駒里奈&伊藤万理華、衛藤美彩&桜井玲香、川後陽菜&斎藤ちはる、川村真洋&相楽伊織、高山一実&能條愛未、西野七瀬&若月佑美)
(初回限定盤 TypeB)
[DISC1(CD)]
「命は美しい」
「あらかじめ語られるロマンス」
「ごめんね ずっと・・・」(西野七瀬; ソロ曲)
[DISC2(DVD)]
「命は美しい」MV
「ごめんね ずっと・・・」MV
メンバーのペアPV (伊藤かりん&樋口日奈、井上小百合&斉藤優里、齋藤飛鳥&星野みなみ、白石麻衣&橋本奈々未、新内眞衣&深川麻衣)
(初回限定盤 TypeC)
[DISC1(CD)]
「命は美しい」
「あらかじめ語られるロマンス」
「君は僕と会わない方がよかったのかな」(11thアンダー曲、センター中元日芽香)
[DISC2(DVD)]
「命は美しい」MV
「君は僕と会わない方がよかったのかな」MV
メンバーのペアPV (生田絵梨花&松村沙友理、北野日奈子&和田まあや、中田花奈&永島聖羅、堀未央奈&松井玲奈、元研究生)
(通常盤)
[DISC1(CD)]
「命は美しい」
「あらかじめ語られるロマンス」
「ボーダー」(伊藤純奈 佐々木琴子 鈴木絢音 寺田蘭世 山崎怜奈 渡辺みり愛; 元研究生曲)
表題曲はもちろん「命は美しい」で、共通カップリング曲が「あらかじめ語られるロマンス」、盤固有のカップリングがTypeA「立ち直り中」、TypeB「ごめんね ずっと・・・」、TypeC「君は僕と会わない方がよかったのかな」、通常盤「ボーダー」です。
この6曲のうち、「命は美しい」「立ち直り中」「ごめんね ずっと・・・」「君は僕と会わない方がよかったのかな」に関してMVが作られ、「命は美しい」と「ごめんね ずっと・・・」はフルバージョンが現時点でYouTube公開されており、残りの2曲は予告編がアップされています。
# 以下の曲名をクリックすると、YouTube公開のMV を観ることが出来ます。すぐに動画が始まるので、音声などにご注意下さい
「命は美しい」MVフルバージョン
「ごめんね ずっと・・・」MVフルバージョン
「立ち直り中」MV予告編
「君は僕と会わない方がよかったのかな」MV予告編
11枚目のように、共通カップリング曲にMVが付かないのは、前作「何度目の青空か?」と同じですが、過去のシングルを振り返ると、珍しいケースです。
乃木坂の歴代シングルについて、詳細を知りたい方は、以下の記事をご参照下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Jun14 ~ シングル収録全曲の簡易ハンドブック
AKB48グループや乃木坂46は、シングルCDに握手会などの特典を付け、その魅力によって何十万枚というセールスを達成しますが、CDの販売方法は大きく二種類に分けられます。
一つは、街中にある通常のCDショップやAmazonなどを通して販売する方法で、そのCDを誰が買ったのか、運営には分かりません。
つまり、スーパーやネットで野菜を買うようなもので(笑)、配送先やクレジットカード情報の入力が必要な場合もあるけど、基本的に、匿名で買える、ごく普通の店頭販売です。
そして、初回限定盤3タイプと通常盤、つまり全種類のCDを、この方法で買うことが出来ます。
初回限定盤には、全国握手会への参加券が付いています。
全国握手会は、二人1組のメンバーと握手するイベントで、「原則」として、握手したい相手を選ぶことは出来ません。
「原則」というのは、最初の握手は、主催者側がランダムに決めるため、握手会券を1枚しか持っていない場合は、それに従うしかないからです。
但し、2回目以降は、自分の好きなレーンに並べるので、何枚も持っていれば、握手するメンバーを選べます。
3種類しかない初回限定盤を、4枚以上買う人がいるのは、そのためです。
また、全国握手会券は、メンバーとトランプして遊ぶ「お茶会」や、自分の好きなフレーズをメンバーに言ってもらってそれを録音する「録音会」などのイベントへの参加応募券も兼ねています。
ただ、これらは全国握手会と違って、参加人数を限った抽選イベントなので、応募券をたくさん送った方が、当選確率が上がります。
例えば、応募ハガキ1枚につき券3枚添付で申し込める場合、人気があって競争率高そうだけど、絶対行きたいからと、念のためハガキを5枚送ろうとすれば、初回限定盤を15枚買う必要があります。
さらに、全国握手会にも参加したくて、「推し」レーンは押さえた上で、さゆりんごの笑顔を見て、いくちゃんに謁見して、まりっかに映画主演おめでとう!で、琴子レーンなんかも覗きたいなんて考えてると(笑)、20枚、30枚は簡単にいっちゃいますね(笑)。
店頭販売での売り上げ枚数は、サウンドスキャンという会社が調べて、毎週、サイトに数字を載せています。
駅前のCDショップやAmazonなどでの販売枚数の総体を表すので、それが10万枚以上になると、CDが飛ぶように売れていることになって、もの凄く曲がヒットしている感が出てきますが、乃木坂の場合は、初回限定盤に全国握手会や「お茶会」などの特典を付けているので、素直にヒット指標と見なせない部分があります。
もう一つの販売方法は、乃木坂であれば、forTUNE music というサイトを介して、買い手が名前などの個人情報を明かした上で購入する方法です。
この方法で買えるのは、通常盤だけですが、そのCDにメンバーを1人指名して握手する「個別握手会」への参加券が入っています。
店頭販売されている通常盤CDと、収録内容は同じだけど、個別握手会に参加するには、この方法でCDを買うしかありません。
個別握手会は、90分を1部として、1日最高5部を設定し、11枚目では関東会場を4日、京都1日、名古屋1日の合計6日になっています。
各メンバーの担当部数は、人によって異なっていて、そのメンバーの過去の実績によって決められています。
西野七瀬や白石麻衣といった超人気メンバーは、6日すべてで5部を担当するので、30部の握手会をこなすことになります。
一方、ファンの方は、税込み1枚1050円のCDで、10秒ほどの時間が貰えて、その中で話ながら握手をする形です。
まあ、乃木坂はこの割り当て時間が、AKB48に比べて短いという噂があって(笑)、とくに混雑していると、5秒くらいしか話せなかったというレポートを読んだことがあります。
複数枚出すことは可能なんだけど、そうなると時間は長くなるものの、1枚当たりはさらに短縮されるそうで、1枚出しで、ぐるぐるループした方が良いというのは、よく聞く話です。
サウンドスキャン調べの売り上げ枚数には、こういった特定サイトを通したセールスは入っておらず、一方オリコンは、店頭販売と一緒に構わずカウントしてしまいます。
そのため、店頭販売と特定販売による総売り上げ枚数を示すオリコンの数字から店頭販売分のみを表すサウンドスキャンの数字を引けば、特定販売分、つまり個別握手会による売り上げ枚数を知ることが出来ます。
乃木坂のシングルは、個別握手会による売り上げ枚数が、全体の7割を越えていて、好きなメンバーとの1対1の握手&トークという特典によって、何十万枚というCDが売れているのが現状です。
さらに、上で述べたように、店頭販売の主力商品である初回限定盤も、全国握手会や「お茶会」といった特典の魅力で、売り上げが伸びているのは紛れもない事実で、だからこそ、シングルの累計が50万枚を越えても、その表題曲が社会にほとんど浸透していないなんて、不思議な現象が起こるわけです(笑)。
個別握手会で、1人のファンが、何十枚、場合によっては、何百枚というCDを買う理由として、もっとも考えられるのは、「推し」メンバーの選抜序列をアップさせたいという思いです。
乃木坂は、各メンバーの個別握手会での売り上げ枚数に応じて、選抜1列目、2列目、3列目を決めていく「握手会主義」が、AKB48G以上に徹底されています。
そのため、川村真洋のように、乃木坂でもっとも歌とダンスが上手いと、多くの人が認めているメンバーが、延々と何年もアンダーに据え置かれるなんて異常事態が発生します。
個別握手会の成績が伸びなければ、選抜に入れないし、メディア露出の機会も増えないという切迫感がグループを覆っていて、メンバーがなかなかチャンスを与えられず苦しむ姿を見ていると、「推し」の握手会券入りCDを、同じ中味なんだけど、とにかくお金を出して何枚も買うしかない、それが何よりの応援という心理になるファンは少なくないと思います。
こういったファン心理が乃木坂の個別握手会セールスを支え、50万枚を越えるCD売り上げに結びついています。
しかし、ファンを追い込み、煽るようなやり方は、「推し」の異なるファン同士を対立させる危険がある一方、運営への不信と憤りを心の奥底に生じさせ易く、ことあるごとに強い運営批判が巻き起こる原因になっている気がします。
誰が選抜を決めているのか、誰が文春騒動で指揮を取り、なぜ大和里菜と契約解除し、松村沙友理を11th選抜3列目にしたのか。
説明して欲しいことは、山のようにあるのだけど、運営は、誰も、何も言わず、そもそも誰が責任者なのかすら分かりません。
本当に「えらいひと」が、表に出てこないのは、握手会セールスを支えるファンの鬱憤が、特定の人物や発言というターゲットを得て、先鋭化するのを運営が怖れているからでしょうか。
そう考えると、最近、今野義雄氏が雑誌で乃木坂をカッコ良く語っているのは(笑)、運営自体のイメージを向上させようという試みなのかもしれません。
ただ、もっとも効果的な緊張緩和策は、極端な握手会主義を放棄して、CDの売り上げ枚数だけをひたすら追うことを止めることだと思いますが、ほぼ握手会成績の順にメンバーを並べた11th選抜を見る限り、運営に、方針転換を図る気持ちがあるようには見えません。
CDの構成や販売方法を説明するつもりが、もの凄く、長くなってしまいました(笑)。
さっそく、11枚目のオリコン初動の話に入りましょう。
先週、個別握手会の第8次応募受付が行なわれ、それに伴って、第7次応募終了後の完売状況が判明しました。
まず、完売部数の推移を見ておきます。
(表1) 11枚目「命は美しい」に関する、個別握手会応募受付の次数と推定売り上げ枚数の推移
凡例
[個別握手会の応募受付次数] その応募での積み上げ完売部数 {その時点での推定累計売り上げ枚数} (受付時期、その次の受付終了日から初動集計締め切りまでの日数)
# 積み上げ完売部数が赤色の数字で示されているものは、その全部がオリコン初動に確実に算入されることを、ピンク色の数字は、その一部が算入される可能性が高いことを示す
# 売り上げ枚数は万枚単位で、小数点以下2桁目を四捨五入したもの
#「-58d」は、集計締め切り日の58日前という意味
11枚目「命は美しい」
発売日 2015年3月18日(水)
オリコン初動集計締め切り 2015年3月22日(日)
個別握手会応募受付:1週間に1回
初動算入:おそらく第8次分まで
初動算入分:???万枚
個別握手会日程:
発売 =18日=> 第1回 =70日=> 最終第6回 (88日)
[01次] +11 {011/720, 02.1万枚} (2015/01/22~01/23, -58d)
[02次] +77 {088/708, 13.0万枚} (2015/01/29~01/30, -51d)
[03次] +59 {147/708, 20.2万枚} (2015/02/05~02/06, -44d)
[04次] +64 {211/708, 26.5万枚} (2015/02/12~02/13, -37d)
[05次] +38 {249/713, 30.0万枚} (2015/02/19~02/20, -30d)
[06次] +46 {295/713, 33.9万枚} (2015/02/26~02/27, -23d)
[07次] +25 {320/713, 35.9万枚} (2015/03/05~03/06, -16d)
[08次] +?? {???/713, ???万枚} (2015/03/12~03/13, -09d)
[09次] (2015/03/19~03/20, -02d)
[10次] (2015/03/26~03/27, +05d)
第7次応募終了時点での完売部数は、713部中320部で、推定売り上げ枚数は35万9千枚となっています。
第7次応募分までは、確実にオリコン第1週に計上され、第8次応募受付は初動集計締切の9日前に終了するので、これも全部流し込まれる可能性が高い。
従って、オリコン初動を予想するためには、まず、第8次応募分を考える必要があります。
次の表は、第7次応募終了時点での完売状況から推測した、「1期10」「1期20」「2期」のグループ別順位と、そこから第8次応募分を予想したものです。
最初に断っておきたいのは、第8次応募で完売を積み上げると予想したメンバーや部数は、あくまでシミュレーション計算のための1例であって、名前が出てない人は、完売を出す確率が低いということでは、決してありません。
似たような担当部数、完売部数であれば、誰が1部積み上げても、計算結果に大差はなく、誰が積み上げたかより、何人積み上げたかの方が重要です。
ただ、具体例を示した方が、どうやって予想しているか内容を掴みやすいだろうと思い、適当にメンバーを選んでいますので(笑)、ご了承下さい。
(表2) 11枚目「命は美しい」個別握手会第7次応募終了時点の推定売り上げ枚数によるグループ別順位表
凡例
[順位] 完売部数/担当部数 (完売率; 全完売の場合それを達成した次数) メンバー名
#「1期10」は、白石、西野、松村、橋本、秋元、深川、若月、生田、桜井、衛藤の10人。
#「1期20」は「1期10」以外の1期メンバー、「2期」は二期生。
#「*」は11th選抜メンバーで、続く(括弧)内の数字は何列目かを示している。
#「完売率」は、小数点以下3桁目を四捨五入。
# 複数同順位でのメンバーの並べ方に意味はない。
# オレンジ色の部分は、第8次応募終了後完売状況の予想
「1期10」
[01] 30部/30部 (1.00; 02次) 西野七瀬*(1)
[01] 30部/30部 (1.00; 03次) 白石麻衣*(1)
[01] 30部/30部 (1.00; 05次) 深川麻衣*(2)
[01] 30部/30部 (1.00; 06次) 秋元真夏*(2) 橋本奈々未*(1)
[06] 29部/30部 (0.97) 衛藤美彩*(3)
[07] 26部/30部 (0.87) 生田絵梨花*(1)
[08] 25部/30部 (0.83) 若月佑美*(2)
[09] 23部/30部 (0.77) 桜井玲香*(2)
[10] 12部/30部 (0.40) 松村沙友理*(3)
第7次応募後:265部/300部 (0.88)
第8次応募後:274部/300部 (0.91)
衛藤美彩が8次で全完売達成、生田絵梨花、若月佑美、桜井玲香、松村沙友理がそれぞれ完売2部積み上げで合計プラス9部と予想
「1期20」
[01] 10部/28部 (0.36) 齋藤飛鳥*(3)
[02] 07部/28部 (0.25) 伊藤万理華*(3)
[03] 09部/22部 (0.41) 星野みなみ*(3)
[04] 02部/30部 (0.07) 高山一実*(3)
[05] 05部/22部 (0.23) 中元日芽香
[06] 03部/22部 (0.14) 井上小百合 斉藤優里
[08] 02部/22部 (0.09) 中田花奈 永島聖羅
[10] 01部/22部 (0.05) 生駒里奈*(2)
[11] 02部/12部 (0.17) 川後陽菜
[12] 00部/12部 (0.00) 樋口日奈
[13] 01部/06部 (0.17) 能條愛未 和田まあや
[15] 00部/06部 (0.00) 川村真洋 斎藤ちはる
第7次応募後:48部/288部 (0.17)
第8次応募後:57部/288部 (0.20)
齋藤飛鳥、伊藤万理華、星野みなみ、高山一実、中元日芽香、生駒里奈、川後陽菜、能條愛未、川村真洋がそれぞれ完売1部積み上げのプラス9部と予想
「2期」
[01] 03部/22部 (0.14) 堀未央奈*(3)
[02] 01部/16部 (0.06) 新内眞衣 北野日奈子
[04] 01部/10部 (0.10) 伊藤かりん
[05] 00部/12部 (0.00) 相楽伊織*(3)
[06] 00部/10部 (0.00) 渡辺みり愛 山崎怜奈
[08] 01部/06部 (0.17) 佐々木琴子
[09] 00部/06部 (0.00) 寺田蘭世 鈴木絢音 伊藤純奈
第7次応募後:7部/120部 (0.06)
第8次応募後:8部/120部 (0.07)
伊藤かりんが完売1部積み上げのプラス1部と予想
「松井玲奈*(1)」
第7次応募後:0部/5部 (0.00)
第8次応募後:2部/5部 (0.40)
完売2部積み上げと予想
まとめると、
「全体」
第7次応募後:320部/713部 (0.45) => 推定35.9万枚
第8次応募後:341部/713部 (0.48) => 推定37.3万枚
完売部数の増加をプラス21部と予想
つまり、第8次応募での積み上げは3グループと松井さんを合わせてプラス21部と予想、全部で713部中341部の完売となり、推定売り上げ枚数は、37万3千枚と計算されます。
(表1)で示されるように、第6次はプラス46部、第7次はプラス25部と、完売部数の伸びがやや鈍っているので、第8次のプラス21部は、極端な数字ではないと思います。
しかし、シミュレーション計算には誤差が付きもので、その辺の精度は気になるところです。
そこで、この予想枚数を、個別握手会セールスが分かっていて、応募方法が似ている過去3シングルと比べてみましょう。
(表3) 8枚目、9枚目、10枚目のオリコン初動集計締切9日前の応募終了時点での完売状況と実際の初動算入枚数の比較
# 8枚目、9枚目、10枚目の「初動算入分」は、オリコン第1週からサウンドスキャン第1週を引いて求めた数字。
# 11枚目オレンジ色の数字は予想。
8枚目「気づいたら片想い」
初動算入分:34.0万枚
[08次] +16 {297/759, 34.2万枚} (2014/03/27~03/28, -9d)
9枚目「夏のFree&Easy」
初動算入分:31.1万枚
[09次] +07 {264/781, 30.7万枚} (2014/07/03~07/04, -09d)
10枚目「何度目の青空か?」
初動算入分:36.2万枚
[09次] +29 {347/902, 39.2万枚} (2014/10/02~10/03, -09d)
11枚目「命は美しい」
初動算入分:37万枚
[08次] +21 {341/713, 37.3万枚} (2015/03/12~03/13, -09d)
10枚目では、集計締切9日前の推定売り上げ枚数が39万2千枚だったのに対して、実際の個別握手会初動算入分は36万2千枚と3万枚も低い値でした。
これは、10枚目個別の日程が、最初に5会場発表された後、第5次、第6次の応募から6会場目、7会場目が新たに追加されたため、誤差が大きくなってしまったのではないかと、解釈しています。
11枚目は8枚目、9枚目と同じく、追加応募はないので、3万枚といった大きな誤差は想定しなくて良いという判断で行きます(笑)。
となると、個別握手会初動算入分として、37万枚くらいは、見込んでいいのかなと思います。
このように、forTUNE music を通した特定販売分を37万枚と予想すると、次に必要なのは、初回限定盤セールスを含む店頭販売分です。
(表4) 乃木坂46がリリースしたシングルとアルバムに関する、発売第1週のオリコン調べ売り上げ枚数、いわゆる「初動」の推移とその内訳
凡例
シングル番号 : オリコン初動 (一般販売第1週売り上げ+特定販売第1週売り上げ) [現在の累計] 発売日「タイトル」
# 売り上げ枚数は全て「万枚」単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
# 「一般販売第1週売り上げ」は、サウンドスキャンTOP20を使って、全タイプの店頭販売CDについて合計したもの。TOP20に初回限定盤しかランクインしていないときは、それらの合計枚数の4%を通常盤売り上げ、4.5%をアニメ盤売り上げと推測して、全タイプの合計を求めている
#「特定販売第1週売り上げ」は、オリコン初動から一般販売第1週売り上げを引いたもの。forTUNE music 通した特定販売の売り上げ枚数に等しく、個別握手会によるCDセールスと見なすことが出来る。
#「現在の累計」は、2015年03月08日(日)までのオリコン調べによる売り上げ枚数。
# 「*」の付いた数字は予想。
01枚目 : 13.6 (08.3+05.3) [21.4] 2012/02/22「ぐるぐるカーテン」
02枚目 : 15.6 (07.3+08.2) [22.5] 2012/05/02「おいでシャンプー」
03枚目 : 18.7 (06.1+12.6) [24.5] 2012/08/22「走れ!Bicycle」
04枚目 : 23.3 (06.6+16.7) [31.3] 2012/12/19「制服のマネキン」
05枚目 : 24.2 (07.2+17.0) [31.8] 2013/03/13「君の名は希望」
06枚目 : 33.7 (09.7+24.0) [45.9] 2013/07/03「ガールズルール」
07枚目 : 39.5 (09.0+30.5) [51.6] 2013/11/27「バレッタ」
08枚目 : 45.8 (11.8+34.0) [54.7] 2014/04/02「気づいたら片想い」
09枚目 : 42.2 (11.0+31.1) [52.7] 2014/07/09「夏のFree&Easy」
10枚目 : 47.9 (11.7+36.2) [61.7] 2014/10/08「何度目の青空か?」
予想
11枚目 : 49.0* (12.0*+37.0*) 2015/03/18「命は美しい」
上表の青い数字で示したように、8枚目、9枚目、10枚目と、乃木坂の店頭販売第1週は、11万台に留まっています。
今回、関東、京都、名古屋の3会場でのミニライブ付き全国握手会を復活させたので、12万枚、13万枚と店頭販売が伸びていくと考えていいのでしょうか。
初回限定盤セールスの大幅アップは、6枚目「ガールズルール」と8枚目「気づいたら片想い」で起こっています。
この2枚とも、握手会人気の高いセンターへの交代と個別握手会総部数の大幅アップがセットで行なわれていて、握手会の間口を広げ、AKB48Gのファンを乃木坂に引き込んだことが、店頭販売アップの一因とも考えられます。
しかし、11枚目は、西野七瀬の3回目となるセンターで、8枚目ほどの話題性はなく、加えて、個別握手会の総部数は歴代初の減少、しかも大幅ダウンとなっています。
また、AKB48の2015年総選挙が話題になり始める一方、SKE48とNMB48が3月31日(火)にシングルを同時発売する予定で、松井玲奈の完売部数がなかなか伸びないように、AKB48Gファンの乃木坂に対する動きが鈍い印象がある。
こういった懸念材料を考慮すると、11枚目の店頭販売第1週が、6枚目や8枚目と同じように伸びていく予想には、慎重にならざるを得ないものがあります。
そこで、手堅く12万枚としておきます。
つまり、11枚目予想は、個別握手会分が37万枚、店頭販売分が12万枚の、初動49万枚となります。
もちろん、乃木坂は、雑誌、テレビ、映画、CM、その上、東京メトロと、シングル発売に合わせて、空前の宣伝攻勢を仕掛けていて、知名度もぐんぐん上がっているように見えなくもない(笑)。
個人的には、店頭販売が15万枚くらいまで伸びないかなと、密かに期待しているんですが、まあどうせ外れるなら、実値が予測値を上回った方が気分は楽なので、12万枚にしておきます。
店頭販売CDも大部分は特典イベントで売れていると思うけど、個別握手会セールスよりは、まだ少し胸を張って世間に自慢出来るので(笑)、「Green Flash」の18万枚に近い数字が出れば、乃木坂ファンとして、素直に嬉しいですね。
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アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Jun14 ~ シングル収録全曲の簡易ハンドブック
# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています
スカパーでは、乃木坂関連番組が多数用意されているようなので、視聴可能な方は、以下のページをぜひチェックしてみて下さい。
スカパーの関連ページ
毎週、水曜夜10時
3月18日(水) 22 : 00 ~ フジテレビ『残念な夫。』第9回
生田絵梨花が出演する連続ドラマ。前回この欄に、「陽一と知里が離婚なんていう展開はまずない」と書いたら、第8話最後の次回予告で、いきなり「離婚調停」とデカデカ出てきて、ちょっと笑ってしまいました。さらに、岸谷五朗が大塚寧々に向かって、美香が夢に破れても、「おまえ任せにしないで、オレが支えるから」なんて話すシーンもある。「ドラマの展開が生ヌルくて、ドキドキしない」という視聴者のみなさんのご懸念、重々承知しておりますよ、という制作側からのメッセージなんでしょうか(笑)。高橋メアリージュンが家に帰ってこない「須藤様」は、いよいよをDVを止める方法なんて本を読み始めていて、復縁か離婚か、こちらも制作者と視聴者の希望でいかようにも転ぶ展開になっています(笑)。シリアスにすれば視聴率が上がるわけじゃないけど、時間帯から考えて、「ほのぼのファミリー昼ドラ」風に進むよりは、パンチがあった方が、個人的には良いと思います。もっと言えば、いくちゃんの恋愛ストーリーを観たいのだけど、こっちの方は、フジテレビではなく、握手会人気が落ちることを心配する乃木坂運営の意向で踏み込めないとか(笑)。それにしても、EXILEの黒木啓司は、なかなか味のある演技をしますね。
『残念な夫。』の公式サイト
今週から怒濤の音楽番組出演攻勢!見逃せないプログラムが目白押し
今週、金曜深夜0時58分
3月20日(金) 24 : 58 ~ 日本テレビ『ミュージックドラゴン』
タカアンドトシ、佐野ひなこ、徳島えりかアナウンサーが司会の音楽番組。
番組公式サイト
今週、土曜夜11時30分
3月21日(土祝) 23 : 30 ~ 23 : 59 NHK BSプレミアム『乃木坂46SHOW!』
3月22日(日) 10 : 30 ~ NHK BSプレミアム (再放送)
番組公式サイト
今週、土曜深夜1時5分
3月21日(土祝) 25 : 05 ~ 25 : 35 フジテレビ『うまズキッ!』
先週に引き続き、レギュラーの白石麻衣に加え、橋本奈々未と松村沙友理が出演!
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来週、月曜夜11時30分
3月23日(月) 22 : 00 ~ 22 : 48 NHK総合『バナナ♪ゼロミュージック』
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来月、11日土曜夜7時30分
4月11日(土) 19 : 30 ~ 20 : 59 NHK BSプレミアム『ザ・プレミアム 春ソング2015~あなたに贈る名曲セレクション~』
4月19日(日) 13 : 00 ~ 14 : 29 NHK BSプレミアム (再放送)
松下奈緒、清水ミチコ、ビビる大木が司会を務める音楽特番に乃木坂が出演。
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いよいよ11枚目「命は美しい」の発売が今週水曜に迫ってきました。
今日は、オリコン第1週で示される売り上げ枚数、いわゆる「初動」を予想するつもりですが、乃木坂のCDを初めて買う方もいらっしゃると思うので、まず、シングルの内容を大まかに紹介しておきます。
乃木坂のシングルには、CD1枚とDVD1枚から成る「初回限定盤」とCD1枚のみの「通常盤」があります。
初回限定盤は、A、B、Cの3タイプがあり、異なるCDとDVDが入っていて、通常盤CDも、異なる構成になっています。
つまり、4種類のCDと3種類のDVDがあるわけで、その組み合わせによって、初回限定盤3タイプと通常盤の合計4タイプが別々のジャケット写真を載せて販売されます。
1枚のCDにはそれぞれ3曲が収録されていて、4種類すべてに、表題曲と共通カップリング曲が入っています。
そして、残りの1曲は、その盤固有のカップリングで、結局、1シングル全4タイプで6曲になります。
一方、1枚のDVDには、ミュージックビデオが2本収録され、一つは表題曲MV、もう一つは、共通カップリング又は盤固有カップリングのMVが入っていて、結局、1シングルにつき4種類のMVが用意されています。
さらに、DVDには、MV以外の「特典映像」が収録され、今回は、二人のメンバーによるミニドラマやイメージビデオが重複しない形で、3タイプに分けて収められています。
まあ、抽象的に説明するより、具体的に示した方が分かり易いので、以下に、11枚目「命は美しい」の構成を載せておきます。
# タイトルは「曲名」で示し、続く(括弧)内は担当したメンバー名などの情報
(初回限定盤 TypeA)
[DISC1(CD)]
「命は美しい」(11th選抜表題曲; センター西野七瀬)
「あらかじめ語られるロマンス」( 生田絵梨花 生駒里奈 星野みなみ 伊藤万理華 齋藤飛鳥 堀未央奈; 選抜年少メンバー中心)
「立ち直り中」(白石麻衣 橋本奈々未 秋元真夏 深川麻衣 衛藤美彩 高山一実 松村沙友理; 選抜年長メンバー中心)
[DISC2(DVD)]
「命は美しい」MV
「立ち直り中」MV
メンバーのペアPV (生駒里奈&伊藤万理華、衛藤美彩&桜井玲香、川後陽菜&斎藤ちはる、川村真洋&相楽伊織、高山一実&能條愛未、西野七瀬&若月佑美)
(初回限定盤 TypeB)
[DISC1(CD)]
「命は美しい」
「あらかじめ語られるロマンス」
「ごめんね ずっと・・・」(西野七瀬; ソロ曲)
[DISC2(DVD)]
「命は美しい」MV
「ごめんね ずっと・・・」MV
メンバーのペアPV (伊藤かりん&樋口日奈、井上小百合&斉藤優里、齋藤飛鳥&星野みなみ、白石麻衣&橋本奈々未、新内眞衣&深川麻衣)
(初回限定盤 TypeC)
[DISC1(CD)]
「命は美しい」
「あらかじめ語られるロマンス」
「君は僕と会わない方がよかったのかな」(11thアンダー曲、センター中元日芽香)
[DISC2(DVD)]
「命は美しい」MV
「君は僕と会わない方がよかったのかな」MV
メンバーのペアPV (生田絵梨花&松村沙友理、北野日奈子&和田まあや、中田花奈&永島聖羅、堀未央奈&松井玲奈、元研究生)
(通常盤)
[DISC1(CD)]
「命は美しい」
「あらかじめ語られるロマンス」
「ボーダー」(伊藤純奈 佐々木琴子 鈴木絢音 寺田蘭世 山崎怜奈 渡辺みり愛; 元研究生曲)
表題曲はもちろん「命は美しい」で、共通カップリング曲が「あらかじめ語られるロマンス」、盤固有のカップリングがTypeA「立ち直り中」、TypeB「ごめんね ずっと・・・」、TypeC「君は僕と会わない方がよかったのかな」、通常盤「ボーダー」です。
この6曲のうち、「命は美しい」「立ち直り中」「ごめんね ずっと・・・」「君は僕と会わない方がよかったのかな」に関してMVが作られ、「命は美しい」と「ごめんね ずっと・・・」はフルバージョンが現時点でYouTube公開されており、残りの2曲は予告編がアップされています。
# 以下の曲名をクリックすると、YouTube公開のMV を観ることが出来ます。すぐに動画が始まるので、音声などにご注意下さい
「命は美しい」MVフルバージョン
「ごめんね ずっと・・・」MVフルバージョン
「立ち直り中」MV予告編
「君は僕と会わない方がよかったのかな」MV予告編
11枚目のように、共通カップリング曲にMVが付かないのは、前作「何度目の青空か?」と同じですが、過去のシングルを振り返ると、珍しいケースです。
乃木坂の歴代シングルについて、詳細を知りたい方は、以下の記事をご参照下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Jun14 ~ シングル収録全曲の簡易ハンドブック
AKB48グループや乃木坂46は、シングルCDに握手会などの特典を付け、その魅力によって何十万枚というセールスを達成しますが、CDの販売方法は大きく二種類に分けられます。
一つは、街中にある通常のCDショップやAmazonなどを通して販売する方法で、そのCDを誰が買ったのか、運営には分かりません。
つまり、スーパーやネットで野菜を買うようなもので(笑)、配送先やクレジットカード情報の入力が必要な場合もあるけど、基本的に、匿名で買える、ごく普通の店頭販売です。
そして、初回限定盤3タイプと通常盤、つまり全種類のCDを、この方法で買うことが出来ます。
初回限定盤には、全国握手会への参加券が付いています。
全国握手会は、二人1組のメンバーと握手するイベントで、「原則」として、握手したい相手を選ぶことは出来ません。
「原則」というのは、最初の握手は、主催者側がランダムに決めるため、握手会券を1枚しか持っていない場合は、それに従うしかないからです。
但し、2回目以降は、自分の好きなレーンに並べるので、何枚も持っていれば、握手するメンバーを選べます。
3種類しかない初回限定盤を、4枚以上買う人がいるのは、そのためです。
また、全国握手会券は、メンバーとトランプして遊ぶ「お茶会」や、自分の好きなフレーズをメンバーに言ってもらってそれを録音する「録音会」などのイベントへの参加応募券も兼ねています。
ただ、これらは全国握手会と違って、参加人数を限った抽選イベントなので、応募券をたくさん送った方が、当選確率が上がります。
例えば、応募ハガキ1枚につき券3枚添付で申し込める場合、人気があって競争率高そうだけど、絶対行きたいからと、念のためハガキを5枚送ろうとすれば、初回限定盤を15枚買う必要があります。
さらに、全国握手会にも参加したくて、「推し」レーンは押さえた上で、さゆりんごの笑顔を見て、いくちゃんに謁見して、まりっかに映画主演おめでとう!で、琴子レーンなんかも覗きたいなんて考えてると(笑)、20枚、30枚は簡単にいっちゃいますね(笑)。
店頭販売での売り上げ枚数は、サウンドスキャンという会社が調べて、毎週、サイトに数字を載せています。
駅前のCDショップやAmazonなどでの販売枚数の総体を表すので、それが10万枚以上になると、CDが飛ぶように売れていることになって、もの凄く曲がヒットしている感が出てきますが、乃木坂の場合は、初回限定盤に全国握手会や「お茶会」などの特典を付けているので、素直にヒット指標と見なせない部分があります。
もう一つの販売方法は、乃木坂であれば、forTUNE music というサイトを介して、買い手が名前などの個人情報を明かした上で購入する方法です。
この方法で買えるのは、通常盤だけですが、そのCDにメンバーを1人指名して握手する「個別握手会」への参加券が入っています。
店頭販売されている通常盤CDと、収録内容は同じだけど、個別握手会に参加するには、この方法でCDを買うしかありません。
個別握手会は、90分を1部として、1日最高5部を設定し、11枚目では関東会場を4日、京都1日、名古屋1日の合計6日になっています。
各メンバーの担当部数は、人によって異なっていて、そのメンバーの過去の実績によって決められています。
西野七瀬や白石麻衣といった超人気メンバーは、6日すべてで5部を担当するので、30部の握手会をこなすことになります。
一方、ファンの方は、税込み1枚1050円のCDで、10秒ほどの時間が貰えて、その中で話ながら握手をする形です。
まあ、乃木坂はこの割り当て時間が、AKB48に比べて短いという噂があって(笑)、とくに混雑していると、5秒くらいしか話せなかったというレポートを読んだことがあります。
複数枚出すことは可能なんだけど、そうなると時間は長くなるものの、1枚当たりはさらに短縮されるそうで、1枚出しで、ぐるぐるループした方が良いというのは、よく聞く話です。
サウンドスキャン調べの売り上げ枚数には、こういった特定サイトを通したセールスは入っておらず、一方オリコンは、店頭販売と一緒に構わずカウントしてしまいます。
そのため、店頭販売と特定販売による総売り上げ枚数を示すオリコンの数字から店頭販売分のみを表すサウンドスキャンの数字を引けば、特定販売分、つまり個別握手会による売り上げ枚数を知ることが出来ます。
乃木坂のシングルは、個別握手会による売り上げ枚数が、全体の7割を越えていて、好きなメンバーとの1対1の握手&トークという特典によって、何十万枚というCDが売れているのが現状です。
さらに、上で述べたように、店頭販売の主力商品である初回限定盤も、全国握手会や「お茶会」といった特典の魅力で、売り上げが伸びているのは紛れもない事実で、だからこそ、シングルの累計が50万枚を越えても、その表題曲が社会にほとんど浸透していないなんて、不思議な現象が起こるわけです(笑)。
個別握手会で、1人のファンが、何十枚、場合によっては、何百枚というCDを買う理由として、もっとも考えられるのは、「推し」メンバーの選抜序列をアップさせたいという思いです。
乃木坂は、各メンバーの個別握手会での売り上げ枚数に応じて、選抜1列目、2列目、3列目を決めていく「握手会主義」が、AKB48G以上に徹底されています。
そのため、川村真洋のように、乃木坂でもっとも歌とダンスが上手いと、多くの人が認めているメンバーが、延々と何年もアンダーに据え置かれるなんて異常事態が発生します。
個別握手会の成績が伸びなければ、選抜に入れないし、メディア露出の機会も増えないという切迫感がグループを覆っていて、メンバーがなかなかチャンスを与えられず苦しむ姿を見ていると、「推し」の握手会券入りCDを、同じ中味なんだけど、とにかくお金を出して何枚も買うしかない、それが何よりの応援という心理になるファンは少なくないと思います。
こういったファン心理が乃木坂の個別握手会セールスを支え、50万枚を越えるCD売り上げに結びついています。
しかし、ファンを追い込み、煽るようなやり方は、「推し」の異なるファン同士を対立させる危険がある一方、運営への不信と憤りを心の奥底に生じさせ易く、ことあるごとに強い運営批判が巻き起こる原因になっている気がします。
誰が選抜を決めているのか、誰が文春騒動で指揮を取り、なぜ大和里菜と契約解除し、松村沙友理を11th選抜3列目にしたのか。
説明して欲しいことは、山のようにあるのだけど、運営は、誰も、何も言わず、そもそも誰が責任者なのかすら分かりません。
本当に「えらいひと」が、表に出てこないのは、握手会セールスを支えるファンの鬱憤が、特定の人物や発言というターゲットを得て、先鋭化するのを運営が怖れているからでしょうか。
そう考えると、最近、今野義雄氏が雑誌で乃木坂をカッコ良く語っているのは(笑)、運営自体のイメージを向上させようという試みなのかもしれません。
ただ、もっとも効果的な緊張緩和策は、極端な握手会主義を放棄して、CDの売り上げ枚数だけをひたすら追うことを止めることだと思いますが、ほぼ握手会成績の順にメンバーを並べた11th選抜を見る限り、運営に、方針転換を図る気持ちがあるようには見えません。
CDの構成や販売方法を説明するつもりが、もの凄く、長くなってしまいました(笑)。
さっそく、11枚目のオリコン初動の話に入りましょう。
先週、個別握手会の第8次応募受付が行なわれ、それに伴って、第7次応募終了後の完売状況が判明しました。
まず、完売部数の推移を見ておきます。
(表1) 11枚目「命は美しい」に関する、個別握手会応募受付の次数と推定売り上げ枚数の推移
凡例
[個別握手会の応募受付次数] その応募での積み上げ完売部数 {その時点での推定累計売り上げ枚数} (受付時期、その次の受付終了日から初動集計締め切りまでの日数)
# 積み上げ完売部数が赤色の数字で示されているものは、その全部がオリコン初動に確実に算入されることを、ピンク色の数字は、その一部が算入される可能性が高いことを示す
# 売り上げ枚数は万枚単位で、小数点以下2桁目を四捨五入したもの
#「-58d」は、集計締め切り日の58日前という意味
11枚目「命は美しい」
発売日 2015年3月18日(水)
オリコン初動集計締め切り 2015年3月22日(日)
個別握手会応募受付:1週間に1回
初動算入:おそらく第8次分まで
初動算入分:???万枚
個別握手会日程:
発売 =18日=> 第1回 =70日=> 最終第6回 (88日)
[01次] +11 {011/720, 02.1万枚} (2015/01/22~01/23, -58d)
[02次] +77 {088/708, 13.0万枚} (2015/01/29~01/30, -51d)
[03次] +59 {147/708, 20.2万枚} (2015/02/05~02/06, -44d)
[04次] +64 {211/708, 26.5万枚} (2015/02/12~02/13, -37d)
[05次] +38 {249/713, 30.0万枚} (2015/02/19~02/20, -30d)
[06次] +46 {295/713, 33.9万枚} (2015/02/26~02/27, -23d)
[07次] +25 {320/713, 35.9万枚} (2015/03/05~03/06, -16d)
[08次] +?? {???/713, ???万枚} (2015/03/12~03/13, -09d)
[09次] (2015/03/19~03/20, -02d)
[10次] (2015/03/26~03/27, +05d)
第7次応募終了時点での完売部数は、713部中320部で、推定売り上げ枚数は35万9千枚となっています。
第7次応募分までは、確実にオリコン第1週に計上され、第8次応募受付は初動集計締切の9日前に終了するので、これも全部流し込まれる可能性が高い。
従って、オリコン初動を予想するためには、まず、第8次応募分を考える必要があります。
次の表は、第7次応募終了時点での完売状況から推測した、「1期10」「1期20」「2期」のグループ別順位と、そこから第8次応募分を予想したものです。
最初に断っておきたいのは、第8次応募で完売を積み上げると予想したメンバーや部数は、あくまでシミュレーション計算のための1例であって、名前が出てない人は、完売を出す確率が低いということでは、決してありません。
似たような担当部数、完売部数であれば、誰が1部積み上げても、計算結果に大差はなく、誰が積み上げたかより、何人積み上げたかの方が重要です。
ただ、具体例を示した方が、どうやって予想しているか内容を掴みやすいだろうと思い、適当にメンバーを選んでいますので(笑)、ご了承下さい。
(表2) 11枚目「命は美しい」個別握手会第7次応募終了時点の推定売り上げ枚数によるグループ別順位表
凡例
[順位] 完売部数/担当部数 (完売率; 全完売の場合それを達成した次数) メンバー名
#「1期10」は、白石、西野、松村、橋本、秋元、深川、若月、生田、桜井、衛藤の10人。
#「1期20」は「1期10」以外の1期メンバー、「2期」は二期生。
#「*」は11th選抜メンバーで、続く(括弧)内の数字は何列目かを示している。
#「完売率」は、小数点以下3桁目を四捨五入。
# 複数同順位でのメンバーの並べ方に意味はない。
# オレンジ色の部分は、第8次応募終了後完売状況の予想
「1期10」
[01] 30部/30部 (1.00; 02次) 西野七瀬*(1)
[01] 30部/30部 (1.00; 03次) 白石麻衣*(1)
[01] 30部/30部 (1.00; 05次) 深川麻衣*(2)
[01] 30部/30部 (1.00; 06次) 秋元真夏*(2) 橋本奈々未*(1)
[06] 29部/30部 (0.97) 衛藤美彩*(3)
[07] 26部/30部 (0.87) 生田絵梨花*(1)
[08] 25部/30部 (0.83) 若月佑美*(2)
[09] 23部/30部 (0.77) 桜井玲香*(2)
[10] 12部/30部 (0.40) 松村沙友理*(3)
第7次応募後:265部/300部 (0.88)
第8次応募後:274部/300部 (0.91)
衛藤美彩が8次で全完売達成、生田絵梨花、若月佑美、桜井玲香、松村沙友理がそれぞれ完売2部積み上げで合計プラス9部と予想
「1期20」
[01] 10部/28部 (0.36) 齋藤飛鳥*(3)
[02] 07部/28部 (0.25) 伊藤万理華*(3)
[03] 09部/22部 (0.41) 星野みなみ*(3)
[04] 02部/30部 (0.07) 高山一実*(3)
[05] 05部/22部 (0.23) 中元日芽香
[06] 03部/22部 (0.14) 井上小百合 斉藤優里
[08] 02部/22部 (0.09) 中田花奈 永島聖羅
[10] 01部/22部 (0.05) 生駒里奈*(2)
[11] 02部/12部 (0.17) 川後陽菜
[12] 00部/12部 (0.00) 樋口日奈
[13] 01部/06部 (0.17) 能條愛未 和田まあや
[15] 00部/06部 (0.00) 川村真洋 斎藤ちはる
第7次応募後:48部/288部 (0.17)
第8次応募後:57部/288部 (0.20)
齋藤飛鳥、伊藤万理華、星野みなみ、高山一実、中元日芽香、生駒里奈、川後陽菜、能條愛未、川村真洋がそれぞれ完売1部積み上げのプラス9部と予想
「2期」
[01] 03部/22部 (0.14) 堀未央奈*(3)
[02] 01部/16部 (0.06) 新内眞衣 北野日奈子
[04] 01部/10部 (0.10) 伊藤かりん
[05] 00部/12部 (0.00) 相楽伊織*(3)
[06] 00部/10部 (0.00) 渡辺みり愛 山崎怜奈
[08] 01部/06部 (0.17) 佐々木琴子
[09] 00部/06部 (0.00) 寺田蘭世 鈴木絢音 伊藤純奈
第7次応募後:7部/120部 (0.06)
第8次応募後:8部/120部 (0.07)
伊藤かりんが完売1部積み上げのプラス1部と予想
「松井玲奈*(1)」
第7次応募後:0部/5部 (0.00)
第8次応募後:2部/5部 (0.40)
完売2部積み上げと予想
まとめると、
「全体」
第7次応募後:320部/713部 (0.45) => 推定35.9万枚
第8次応募後:341部/713部 (0.48) => 推定37.3万枚
完売部数の増加をプラス21部と予想
つまり、第8次応募での積み上げは3グループと松井さんを合わせてプラス21部と予想、全部で713部中341部の完売となり、推定売り上げ枚数は、37万3千枚と計算されます。
(表1)で示されるように、第6次はプラス46部、第7次はプラス25部と、完売部数の伸びがやや鈍っているので、第8次のプラス21部は、極端な数字ではないと思います。
しかし、シミュレーション計算には誤差が付きもので、その辺の精度は気になるところです。
そこで、この予想枚数を、個別握手会セールスが分かっていて、応募方法が似ている過去3シングルと比べてみましょう。
(表3) 8枚目、9枚目、10枚目のオリコン初動集計締切9日前の応募終了時点での完売状況と実際の初動算入枚数の比較
# 8枚目、9枚目、10枚目の「初動算入分」は、オリコン第1週からサウンドスキャン第1週を引いて求めた数字。
# 11枚目オレンジ色の数字は予想。
8枚目「気づいたら片想い」
初動算入分:34.0万枚
[08次] +16 {297/759, 34.2万枚} (2014/03/27~03/28, -9d)
9枚目「夏のFree&Easy」
初動算入分:31.1万枚
[09次] +07 {264/781, 30.7万枚} (2014/07/03~07/04, -09d)
10枚目「何度目の青空か?」
初動算入分:36.2万枚
[09次] +29 {347/902, 39.2万枚} (2014/10/02~10/03, -09d)
11枚目「命は美しい」
初動算入分:37万枚
[08次] +21 {341/713, 37.3万枚} (2015/03/12~03/13, -09d)
10枚目では、集計締切9日前の推定売り上げ枚数が39万2千枚だったのに対して、実際の個別握手会初動算入分は36万2千枚と3万枚も低い値でした。
これは、10枚目個別の日程が、最初に5会場発表された後、第5次、第6次の応募から6会場目、7会場目が新たに追加されたため、誤差が大きくなってしまったのではないかと、解釈しています。
11枚目は8枚目、9枚目と同じく、追加応募はないので、3万枚といった大きな誤差は想定しなくて良いという判断で行きます(笑)。
となると、個別握手会初動算入分として、37万枚くらいは、見込んでいいのかなと思います。
このように、forTUNE music を通した特定販売分を37万枚と予想すると、次に必要なのは、初回限定盤セールスを含む店頭販売分です。
(表4) 乃木坂46がリリースしたシングルとアルバムに関する、発売第1週のオリコン調べ売り上げ枚数、いわゆる「初動」の推移とその内訳
凡例
シングル番号 : オリコン初動 (一般販売第1週売り上げ+特定販売第1週売り上げ) [現在の累計] 発売日「タイトル」
# 売り上げ枚数は全て「万枚」単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
# 「一般販売第1週売り上げ」は、サウンドスキャンTOP20を使って、全タイプの店頭販売CDについて合計したもの。TOP20に初回限定盤しかランクインしていないときは、それらの合計枚数の4%を通常盤売り上げ、4.5%をアニメ盤売り上げと推測して、全タイプの合計を求めている
#「特定販売第1週売り上げ」は、オリコン初動から一般販売第1週売り上げを引いたもの。forTUNE music 通した特定販売の売り上げ枚数に等しく、個別握手会によるCDセールスと見なすことが出来る。
#「現在の累計」は、2015年03月08日(日)までのオリコン調べによる売り上げ枚数。
# 「*」の付いた数字は予想。
01枚目 : 13.6 (08.3+05.3) [21.4] 2012/02/22「ぐるぐるカーテン」
02枚目 : 15.6 (07.3+08.2) [22.5] 2012/05/02「おいでシャンプー」
03枚目 : 18.7 (06.1+12.6) [24.5] 2012/08/22「走れ!Bicycle」
04枚目 : 23.3 (06.6+16.7) [31.3] 2012/12/19「制服のマネキン」
05枚目 : 24.2 (07.2+17.0) [31.8] 2013/03/13「君の名は希望」
06枚目 : 33.7 (09.7+24.0) [45.9] 2013/07/03「ガールズルール」
07枚目 : 39.5 (09.0+30.5) [51.6] 2013/11/27「バレッタ」
08枚目 : 45.8 (11.8+34.0) [54.7] 2014/04/02「気づいたら片想い」
09枚目 : 42.2 (11.0+31.1) [52.7] 2014/07/09「夏のFree&Easy」
10枚目 : 47.9 (11.7+36.2) [61.7] 2014/10/08「何度目の青空か?」
予想
11枚目 : 49.0* (12.0*+37.0*) 2015/03/18「命は美しい」
上表の青い数字で示したように、8枚目、9枚目、10枚目と、乃木坂の店頭販売第1週は、11万台に留まっています。
今回、関東、京都、名古屋の3会場でのミニライブ付き全国握手会を復活させたので、12万枚、13万枚と店頭販売が伸びていくと考えていいのでしょうか。
初回限定盤セールスの大幅アップは、6枚目「ガールズルール」と8枚目「気づいたら片想い」で起こっています。
この2枚とも、握手会人気の高いセンターへの交代と個別握手会総部数の大幅アップがセットで行なわれていて、握手会の間口を広げ、AKB48Gのファンを乃木坂に引き込んだことが、店頭販売アップの一因とも考えられます。
しかし、11枚目は、西野七瀬の3回目となるセンターで、8枚目ほどの話題性はなく、加えて、個別握手会の総部数は歴代初の減少、しかも大幅ダウンとなっています。
また、AKB48の2015年総選挙が話題になり始める一方、SKE48とNMB48が3月31日(火)にシングルを同時発売する予定で、松井玲奈の完売部数がなかなか伸びないように、AKB48Gファンの乃木坂に対する動きが鈍い印象がある。
こういった懸念材料を考慮すると、11枚目の店頭販売第1週が、6枚目や8枚目と同じように伸びていく予想には、慎重にならざるを得ないものがあります。
そこで、手堅く12万枚としておきます。
つまり、11枚目予想は、個別握手会分が37万枚、店頭販売分が12万枚の、初動49万枚となります。
もちろん、乃木坂は、雑誌、テレビ、映画、CM、その上、東京メトロと、シングル発売に合わせて、空前の宣伝攻勢を仕掛けていて、知名度もぐんぐん上がっているように見えなくもない(笑)。
個人的には、店頭販売が15万枚くらいまで伸びないかなと、密かに期待しているんですが、まあどうせ外れるなら、実値が予測値を上回った方が気分は楽なので、12万枚にしておきます。
店頭販売CDも大部分は特典イベントで売れていると思うけど、個別握手会セールスよりは、まだ少し胸を張って世間に自慢出来るので(笑)、「Green Flash」の18万枚に近い数字が出れば、乃木坂ファンとして、素直に嬉しいですね。
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