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葉山の四季

葉山の四季をお伝えしたいと思います。

わが永遠の桃色……。

2013-06-29 21:48:47 | せいじの政治カフェ

 まず見てもらいたいのはこの「ピンクゾーン」。

 http://www.jcp.or.jp/kakusan/ 

 これは「カクサン」ではなく「カクラン」ではないのだろうか。

 何を撹乱するのか?日本の政治に「渦」を起こすのだ!

眠っていた人寝ていた人寝ボケまなこの人の「カクセイ」を!

そう、覚醒です、辞典によれば「目がさめること」です。

 

kaeruの目からも鱗が落ちました。どこに落ちたかと 見れば

わが老妻の腿の辺り、わが永遠の「根元的なもの」の脇に……。

そして、こんなところにも落ちていました。

「理論といえども、衆人をつかむやいなや、物質的な力となる。理論は

それが人に即して論証するやいなや、衆人を掴むことができるのであ

り、そしてそれはラディカルになるやいなや、人に即しての論証となる。

ラディカルであるとは、事柄を根元においてとらえることである。人間に

とっての根元は、しかし人間自身である。」(マルクスの言葉)

 

「我も人間、妻も人間、眠れる人も人なり」

kaeruの目玉は天候を気にして上向きに、人の目は進む方向・前を向

いている。


85年前の6月29日=「純情きらり」を見て。

2013-06-29 16:56:37 | せいじの政治カフェ

 朝7時15分からの「純情きらり」、今日の場面ではなく27日のこと。

 見ている方には説明不要ですが、大筋をNHKによってひと言、

「戦争にゆれる昭和を駆け抜けたヒロイン・桜子(宮崎あおい)を描く一代記。

事故で父を失った桜子は、音楽への思いを捨てず、きょうだいと共に激動の

時代を生き抜く。」とういうことなのですが、今週は桜子、音楽の道を諦め…

となるのです。その一因に27日の場面が関係してきます。

 

 桜子は三人姉妹の三番目、弟が一人います。時代は昭和14(1939)年

の春、桜子は東京の音楽学校へ戻りません、「音楽への思いを捨て」たので

す。その一因になったが27日の場面、こらもNHKの説明で、

「杏子(二女)が怪しげな宗教の主催者と誤解され、特高警察に逮捕される。」

 それは、杏子の指圧を楽しむ老婆の集りが「不届集会」であり、「イヤな世の中

になってね」などという愚痴の言い合いが、社会に不穏を招く行為だというのです。

 このことや長姉が強圧的な視学官(旧制度の文部省よる教員監督官)の圧力に

抗して教師を辞めることも桜子の音楽の道「断念」につながっていきます。

 

 さて、この「逮捕」と「特高警察(特高)=特別高等警察」が今日・6月29日に

関係しています。逮捕の根拠になったのが治安維持法ですが、1928(昭和8)

年6月29日、この法律は改正されます。それまで最高刑が10年だったものを

死刑に引き上げ、「結社の目的を遂行する行為」を一切禁止する大改悪でした。

この改正案は55議会で野党の反対をうけ成立しませんでしたが、それを天皇

の命令「緊急勅令」という形で公布したのが1928(昭8)年の6月29日でした。

 さらに1941(昭16)年、それまでは7条であった治安維持法を65条に拡大し、

この法による逮捕者は数十万人にのぼり弾圧の拡大へとつながっていきました。

1939年(昭14)年の春、静岡県岡崎市の一角で逮捕された有森杏子もその一

人でした。