KADOMIUMTANK ソフビブログ

ヘミングウェイの詩にこんなのがある。
「人生は素晴らしい 戦う価値がある」
後の方は賛成だ byモーガン・フリーマン

パレール星人×キングウラヌス

2010年03月30日 | 当時物ソフビ


月末だし企業的には年度がわりなんで
自分的にも仕事はバタバタしてます。
混乱を予期して、ある程度早めに自分の仕事の納期は早めているのだけど
それでも31日ギリギリだ~。

今回の更新は「昭和の奇獣シリーズ」14、
いつもよりさらに超極北系でユルさ全開です。

マルサンオリジナルのバンカー星人とそのライバルヒーロー、
ウルトラサターン(黄色いギリシャの神様風のヤツ)、
怪傑透明ウルトラA(マントの方)。
以前旧ブログの「バンカー星人」の記事で彼らは紹介しております。
旧マルサンが版権怪獣以外に自社オリジナルの怪獣・ヒーローソフビの市場開拓を
模索している時に生まれた怪ソフビたち。



新生マルサンヒーローとして加わったアストロミュー5といっしょ。
なんだか時期柄もあって、戦闘シーンというより花見で浮かれている酔っ払い
みたいにも見えます(笑)

友人がバンカー星人の画像を以前見たときに
「この時代にカーミット(マペットショーのカエルのキャラ)っていたっけ?」と
鋭いことを言ってました。まあたしかにキョトンとした目が似てるかな~。

造形としての出来不出来はもう別次元ですね。
昭和当時でないとこういうユルいテイストは狙っても
なかなかかもし出されないですね。このユルさは見る者の魂を
固定観念「よく出来たもの=洗練・絶対」てな束縛から、ひとたび解放する。

マルサンオリジナルは時にガラモンもどきとかメフィラス星人もどきとか
イカルス星人もどきとか、円谷作品の怪獣たちに似せた一群の怪獣ソフビを
自社のマルサンオリジナルに混入していました。以前は元ネタの番組を
提供していたブランドメーカーが作ったパチということで、
なんともおおらかな、同時に商魂あふれる時代だったのだなと
今にして思います。
残念ながらテレビの魔力は強いもので、マルサンオリジナルは
版権怪獣ソフビの人気に肉迫することはかないませんでしたが。。。



そのうちの一体である「パレール星人」。
キャプテンウルトラのメタリノームにそっくり。



ちょっと傾いてますがなんだかいっちょまえに侵略星人としての
尊大さを漂わせてますね。
仮にも40年以上も世界の流れといっしょに経年して
ソフビとしての生を過ごしてきた貫禄でしょうか(笑)。
新規造形のマーミットビニパラベビー版メタリノームもすっかり汗、です。



パレール星人「指人形はこうやって遊ぶんだ!」
メタリノーム「なわけねえだろ!ちょっと表へ出ろ」

パレール星人は地球の大気とは著しく異なる環境で
生きている宇宙人なので円盤の外には出れないという
設定があったりします(「怪獣新聞」に記載)セブンのぺガ星人みたいですね。

まあ、今見るとなかなか味わいがあるんですが。
やはりちょっと見、「テレビに出てるのみたい」な感じで
レジを通過するというパチのアビリティを備えた
その一瞬に賭ける戦略的星人、
(なんてニッチな侵略なんだろう。ケロロ小隊並み)うさんくささが
全身にあふれてます。あまつさえ販促?用の大里玩具風指人形まで
もっともらしくあるんで、これは「本当にテレビに出てるの」かと
みまがうまぎらわしさが漂います。

造形的には足が偏平なので、似た形の脚を持つトルトス海人と同じ
原型師氏が担当したアイテムであると思われます。




そしてブルマァクも第二次怪獣ブーム復活までの期間、
怪獣ブームを持続させようと「チビラくん」「ウルトラファイト」などの
帯番組を展開する円谷プロのバックアップとして怪獣ソフビの製品
展開を進めていたのですがマルサンオリジナル同様にブルマァクも
オリジナルというべきヒーロー(宇宙人?)ソフビの開発を模索していました。

その一体が上のキングウラヌス。
メタルナミュータント風というか、パルプ雑誌に出てくる宇宙人風というか
とにかくアメリカンなSF書籍の中の宇宙空間のイラストにでも居そうな
デザイン、なんですけど、一言でいえば
標榜するテイストに造形力が追いついてない。。。

ネット上にも画像がない。奇特なヒトがいるかもしれんから
この機会に載せときます。実はキングウラヌスってこんなのなんですよ。



「お手上げ!」両腕をトレンチコートの男が持ったら
円盤が墜落してCIAに捕まった哀れな宇宙人みたいです。
そこはかとないヒューララ感覚(相原コージ)が漂ってます。

気が付いたら家のオモチャ箱にあった不気味なソフビで、
親戚のおさがりでいただいたのかな?と記憶しています。
でも足裏に「ブルマァク」と刻印(マークではない)
があるだけで、名前も書いてないのに子供の頃から
どうして今まで「キングウラヌス」という名前を知っていたのか
自分でもわかりません。譲渡されるときに
当事者の親戚の兄貴にでも教えてもらったのでしょうか?

兄貴は自分に譲り渡すまで、キングウラヌスなどというこのソフビの名前を
おぼえていたんでしょうか?そもそもこのソフビがキングウラヌスとして
語り継がれているのが前提になっているんですが、
本当の「キングウラヌス」というソフビが存在している可能性
だってありますね。じゃあこの彼はどこの何者なのだ?そんなところも不気味です。
この画像がキングウラヌスとしてネットで伝わると、
やがて本物がなのり出てくるかもしれません。

キングウラヌス以外にジュピターキング、キングビーナス
というソフビも開発されていたようですが自分は未見です。
なんだか太陽系の惑星を基にした命名が数年後に発売された中嶋製作所の
アストロミュー5にかぶっている気がしますね。

そういえば、このソフビで当時遊んだ記憶もあまりありません。



なぜ遊びたがらなかったかというと
第一に自立しないからです。足の造形がすごくて、
腰のところから分割しているんですが、画像を見るとわかるように
途中のもものあたりから左右の足がくっついて成型されている。
こりゃ立つどころじゃねーっす。

こうやって壁に立てかけてみると、御琴おねえさまにつれなくされて
愛を打ち明けるチャンスを逸し、しまったああと思わず頭をガンガン壁にぶつけて
悔やんでる黒子みたいです。(って知らんがな)



こういうアイテムを見ると去来するのは
成田亨デザインのウルトラマンの存在がいかに偉大かということです。
オリジナルになると海外の宇宙人イメージをもってくる、あるいは
マルサンオリジナルのウルトラサターンみたいに西欧神話方面の
パン神みたいなモチーフを持ってくる、といった手法で裏付けられるのは、
ウルトラマンを相克できるような独自のミリキを備えたヒーローを
メーカー自力でクリエイトすることはそうそうかなわなかったという事実です。

ウルトラ怪獣の影でメーカーがひっそりとデビューさせた
裏ヒーロー、そして怪獣ソフビの立役者である本家メーカーが自ら作った
有名怪獣のパチソフビたちは、どこか時代がブーム便乗から
メーカーを血迷わせ作らせた存在ゆえのはかなさが漂っています。
ソフビファンがそんな当時の華やかな怪獣ブームの混沌の中に咲いた
アダ花のような不思議な怪獣・ヒーローに
惹かれるのも、隠花植物の開花を静かに見まもるようなひそかな楽しみ
ゆえ・なのかもしれません。

撮影をしていたら、いつのまにか近所の公園の桜も満開に。
すっかり全国的に花見シーズンになりましたね。
カメラに映る日差しもすっかり春めいた輝きを増してきました。
そしてその光は余すことなく、名も知れぬ彼らのような
パチ怪獣たちにだって当たるわけです。

つ【Outer Space Man】
コメントをいただいたうにさんからのご指摘で
キングウラヌスの正体というかオリジナルが判明。これか!
http://www.youtube.com/watch?v=Ut00idO4yn4

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14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (タコペッティ)
2011-05-18 02:20:35
>>ムロさん

こんばんわ。ご高覧ありがとうございます。

パレールは残念ながら復刻されていません。
お気に入りになったんですか?
聞くところによると
マルサンオリジナルの97年の復刻では
版権怪獣に似ているとみなされる
アイテムの復刻は見合わせていたようです。
ただパレールはここまでデザイン的に消化
されていると別にメタリ●ームのパチと
気負う必要はないように思いますけどね。
返信する
Unknown (ムロ)
2011-05-17 21:57:58
パレール星人かっこいいですね。
復刻はされてますか?
返信する
Unknown (タコペッティ)
2010-12-18 14:42:22
>>タマロさん

たぶん昭和の頃は海外の宇宙人のイメージ
というのは数種類が記号的な
源泉として日本の怪獣人形の作り手の脳裏に
存在していたのだと思います。
メジャーなアメリカ
SF映画である宇宙水爆戦のスチール、
メタルナミュータントのビジュアルアイコンも
その代表的ビジュアルのひとつとして当時の
子供雑誌などに掲載されていたし。

メシエ星雲人やドルズ星人もメタルナ
ミュータントのデザインに影響が
色こいですね、でも円谷は成田氏が
在籍していた頃はそういった
アメリカンエイリアンの洗礼を
受けないで個人のビジョンで成田エイリアン
とも呼べるビジュアルを
確立しいたこと点ですね。それは今見ても
驚異的なことです。

ブルマァクのウラヌスキングは
版権品で、メタルナミュータントに影響を
受けた当時のアメリカのオリジナル
キャラクタートイ、OUTER SPACE MANに
同じデザインのキャラがいてそれを日本で
デザイン的にソフビに移し変えたものです。

おどろいたのは、この記事を本年春に書き
その後半年ちょっと経過して
そのオリジナルとなるOUTER SPACE MANの
リニューアルフィギュアが製品化され、
日本でもトイイベントの常連、FIG-LABさん
からリリースされて手に入るようになった
ことです。自分でもこの記事を書いたころは
そんな動きがあるとは露とも知らなかった。
共通の無意識がおもちゃ好きの気持ちを
動かしているというのか、見るところが
同じだったというのか、OUTER SPACEMANの
復活する下地が育っていたんですね。
とにかく半年の間でもどんどん状況が
変わっているんですね。
返信する
Unknown (タマロ)
2010-12-17 23:32:37
今ブルマァクのミラーマンのキングザイガーを見ていてふっと思ったのですがウラナスキングやメシエ星雲人と同じメタルナミュータントを元にしたデザインなのかなと思いました。
本多猪四郎監督は宇宙水爆戦を少なからず意識していてのですかね。


返信する
Unknown (タコペッティ)
2010-05-13 11:31:04
>タンさん

こちらこそ色々詳しい方のお話をうかがえて
ありがとうございます。
確かに時期的には
ミラーマンの放映前に出た
(小学館の学習雑誌で連載されてた)漫画の
方のVER.が出ていたころにこのエイリアン
ソフビも出ていたようなので
ミラーマンの仮想敵みたいな位置づけで
出ていたというのはご指摘を受けると
なるほど、みたいに符号があいますね。

実はミニのミラーマンとかも
このウラヌスキングが手元に来たときに
甥から譲り受けているんですよ。双方とも
同時期というか2年くらいの間の
発売だったとみていいと思います。
ミラーマンはテレビが放映される前から
漫画版の形の違う姿でリリースされていたから
その時点では子供たちには
ミラーマンもなじみのない
マルサンオリジナルみたいに
見えていたかもしれない。

80年頃にマーベルからスパイダーマンとか
ミスアメリカとか敵キャラの版権を
買い受けて東映が戦隊のフォーマットを
作った時の先をいったコラボ企画のような
気がしますね。ブルマァクが上り調子で
余業をやる余裕がもっとあった時期なら
通常の怪獣ソフビ以外にも
ラインナップがいけてたかもしれない。

マニアの人がこの記事を書いたあと
話したら「ブルマァクの優れた怪獣ソフビの
原型師の仕事ではないと思う。あまりソフビを
作りなれない造形家に頼んだんじゃ
ないかな」とにらんでいる、と
指摘してました。

>復刻
そんな話はあったんですが。
コアなファン対象になるけど
実現したらおもしろかったでしょうね。
復刻も欲しいけど金型もないとなれば
さらに現行の優れたソフビ製造技術で
リファインして製品化しても
良い、普遍的にモダンなデザイン揃いな気が
します。

HONGKONG製のビニールおもちゃとかでも
こういうスペースマンチックな外見のものは
かなり70年代頃は出回っていたので
アジア圏のBOOTTOY系の源流をなす
シリーズでもあるといってもよさそう。
日本の高度成長期も海外のデザインを
翻案するという流れが、あのブルマァクにも
あったという特殊性と一種怪獣ブームの
混沌下のカオスな試行錯誤感が
マニアの好奇心を今もくすぐるのかも
しれませんね。

返信する
Unknown (タン)
2010-05-11 00:50:02
コメントありがとうございます。
ミラーマンの敵という設定でブルマァクがオリジナルで作ったと聞いた事があります。
このスペースキングシリーズが作られた時期ブルマァクが倒産寸前の時期でバタバタしていたらしく版権も金型も今現在は行方がわからないみたいです。
私自身このシリーズとアウタースペースが大好きで特にこのウラヌスキングが好きで復刻しようと思い円谷とか色々な所に問合せた時にそのように伺いました。
あとアウタースペースもシリーズ2が作られる予定でカタログには発売間近の商品やキャラクターの設定も出ていたみたいなのですが発売はされなかったみたいです。
アメリカのイベントではシリーズ2のブートレグが時々発売されていると聞いた事があります。
返信する
Unknown (タコペッティ)
2010-05-10 22:42:21
>タンさん

こんばんわ。
最近、マルブルの歴史の本を読んでたら
確かに6種類みたいに書かれてました。
文中はキングウラヌスと
書きましたが実は当時自分の持ってる
ソフビを列記した豆本(自家製)には
キウ
ンラ
グヌ
 ス
とタテ書きで
書いてあるのでよくわからなかったん
ですよ(笑)。なんか当時のヘッダーには
ウラヌスキングと書いてあったぽいですね。

>なかなか立つものが無いんですよ!

この足の構造と胴体との比重バランスで
立つように作ることってできるんですか?(笑)
そのへんも気になりますよね。
実は親戚ももう一個持ってましたが
その個体もやっぱり立つどころじゃ
なかったでした。
この記事を書いた後で
マニアの人と話していたら
一応向こうのおもちゃ会社の
版権というか承諾は取ったみたいな話
なんですけど(ブルマァクは非ソフビの
海外のおもちゃを色々日本製として
リプロダクツしていましたものね)

たしかにご指摘にあるように
全部のエイリアンを日本の当時現行の
ソフビ技術を持って立体化できなかった
みたいなところはあるんでしょうね。
この辺はブルの歴史の中でも言及されてない
ミッシングリンクなので
機会があったらもっと調べられたらなあと
思います。

メシエ星雲人はこのウラヌスキングの
後のプロダクツですけど
アメリカンSFの宇宙人が成田デザインという
オリジナリティあるルックスの流れで
発祥したウルトラシリーズの宇宙人の中に
ぽっかりとビジュアル面で風穴を開けた
姿を持つ宇宙人としてもっと評価しても
いい気がしますよね。キングウラヌスで造形的
翻訳が必ずしもうまくいかなかったのを
メシエでは見事に日本的な怪獣ソフビの
ベーシックなものに落とし込んでいる。
あのメシエのソフビの
つくりは小ぶりなのも含めて
凶悪宇宙人らしからぬ
はかなさが漂っていて素晴らしいですね。
いい出会いがあったらぜひ手にしたい
ソフビです。
返信する
Unknown (タン)
2010-05-10 04:25:11
ウラヌスキングなかなか立つものが無いんですよ!!
オリジナルのアウタースペースは全7種類なのですがブルマァクのスペースキングは全6種類です。
オリジナルの緑の宇宙人はソフビにはデザイン的にあわなかったのだと思います。
ブルマァクのメシエ星雲人もウラヌスキングにすごく似ていてこの手のデザインが好きならば気に入ってもらえると思います。
返信する
Unknown (タコペッティ)
2010-04-06 00:00:23
>ウニさん

あ~、実はこの元ネタ、自信がなかったので
文章上では寝かしといたんですよ!
ご指摘ありがとうございます。
自分も今、画像検索でいろんな動画みて、
これか!と驚きました。

というのは、今、原宿のSECRET BASEさんの
お店に、この「OUTER SPACE MAN」の
ポスターが飾られており、ど~う見ても
その中にキングウラヌスにしか見えない彼が
ほかのエイリアンチームのメンバーと
いっしょに堂々と映っているんですよ。

自分もそのポスターを見て
「あっ、これはウラヌスの元ネタ?!」
と驚愕したんですがどっちが先なのか
この記事を書いてる間も
さっぱり確証がつかめなくて。。。

ウニさんのように本家を先にごらんに
なった人はキングウラヌスを見て
「おいおい、ブルマァク何してたんだ?!」
なんでしょうね。
キングウラヌスは当時、
このアメトイの版権をとって作ったんじゃ
なく、向こうのオモチャを横において
造形したんだろうなあ。それと察するにほかの
発売していたらしいジュピターキングとかも
このオリジナルからチョイスというか
いただいたんでしょうね。
向こう版はそれなりに
決まっている出来ですね。
確かアンモナイトみたいな宇宙人は
雑誌の宇宙船のグラビアに紹介されていた
記憶があります。オリジナルウラヌスの
現物を見てみたいです。
返信する
Unknown (ウニ)
2010-04-05 21:28:59
はじめましていつも楽しく拝見しております。

Outer Space men で画像検索すると
キングウラヌスの元ネタがヒットしました。
ワシはソフビの方を後から見たので驚きました。
返信する
Unknown (タコペッティ)
2010-03-30 23:51:30
>くらげ氏

>復刻
うーん、新品で自分も欲しいです。
このサターンもマントとか
ないですしジャンクだから安かったので。
ほんとに毎回書いてる話ですけど
この脆い角のせいで完品は少ないんです
よね、バンカー星人は。

マルサンオリジナルは今度は人気投票
とかやって、きっちりした販売シミュレー
ションをして復刻を出してほしいなあ。
人気のあるキャラは集中してるような
気がします。セット販売でもいいですからね。

キングウラヌス関係もご存知ですか、
くらげさんさすがやわ。
ヒューマノイドタイプか、気になるな。
でも記憶を辿ると90年頃の
アンティークショップでなんだかそんな
アイテムを見たことがありますね。
きっとソフビのショーウインドウで
異彩を放っていたろうな。ウラヌスがデザイン
的に一番マシって、それすごいっすね。
もはや他のは想像もつかん。
きっと個々に一度は
見てはいるのかもしれない。
各星人フルセット全員集合の風景を
見てみたいな。
聞いたところによるとこの辺のアイテムは
怪獣ソフビが売れている時期に
ダーッと市場投入されたけど
どこでも見かける一定の時期の間に
あまり売れなくて、各店舗で
最後には処分されりとかが多かったんじゃ
ないかという話もありました。
返信する
Unknown (くらげ)
2010-03-30 23:33:33
バンカー星人とウルトラサターン、復刻して欲しかったなぁ。

確かキングウラヌスがデザイン的に一番マシで、うろ覚えで
恐縮ですが宇宙飛行士の背中に羽の生えたようなヒューマノイド
タイプのとか確か4~5種くらいあった気がします。
けどこのシリーズって全然シリーズ感の薄いシリーズだったせいか、
中古市場でセットなんか全然見た事無いし、バラだとウラヌスしか
見かけないのは何でなんでしょうね?
返信する
Unknown (タコペッティ)
2010-03-30 22:11:12
>メガたぬきさん

さっそく奇特な人がいらした(微笑)
喜んでもらえたなら載せてよかったです。
こんななんですよ~キングウラヌスって。
そうか、メシエ星雲人好きなヒトは
このソフビ確かに気になるかもなあ。

ウルトラ世界に突然レトロSFの世界観が
乱入したようなメシエ星雲人のプロトタイプ
としてみると面白いソフビなのかも。
でもメシエはもっときっちり出来てます
けどね。あの強くなさそうな
うつむいてるような
はかない感じがメシエはいいですよね。
劇中は極悪宇宙人なんだけど、
あのソフビのメシエはシャイな宇宙からの
来訪者って感じ。
ユートムの関節ね。なるほどなるほど。

そしてメガたぬさんのコメントを読んでたら
キングウラヌスがさらにタロウのドルズ星人や
カーン星人にも見えてきたな(笑)。

しかし彼はヒーローなんですかね。正邪を
超えてるというか、目的が外観から
伝わってこないのであいかわらず
不安をかもしだすソフビであることには
変わりません。
ソフビに除霊とかお祓いといった概念が
あるのかわからないけど兄貴の所有時期から
40年以上も物置の薄暗がりにほとんど
閉じ込められてたので、今回掲載したのは
付喪神が憑かないように
いいとむらいじゃないねぎらいの機会
だったように思えてきました。
撮影の間、陽光の下で花見もさせてやったので
またおとなしく倉庫の寝床に戻れるでしょう。
返信する
Unknown (メガたぬき)
2010-03-30 21:50:27
キングウラヌス、
はじめて見ました。
おもしろいソフビですね~
頭部の感じは結構見なれた
デザインなんですが、
口がメシエ星雲人みたいですね。
胴体だけ見てみると、
意外やカラータイマーらしき物
が付いていたり、間接部が
ユートムチックだったりして、
ウルトラマンレオの中盤や
ジャンボーグAに出てきそうな
印象があるような。
複合的な味わいのあるソフビですね~。
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