KADOMIUMTANK ソフビブログ

ヘミングウェイの詩にこんなのがある。
「人生は素晴らしい 戦う価値がある」
後の方は賛成だ byモーガン・フリーマン

デザインフェスタvol.37

2013年10月31日 | イベントルポ








「これがゆとりガールだ!」コーナー。




アートとパフォーマンスの祭典が東京でこの秋もスタート!

秋のデザインフェスタVOL.38は11月2日・3日、東京ビッグサイトで開催されます。

ここに紹介する写真は前回の会場風景DEATH.
個人製作のイラストや造形、アートの枠を超えたパフォーマンスの数々は楽しいですよ。
自分だけのデザイン、ARTが見つかる、来場者ひとりひとりで見え方の違う
イベントです。タコはアバンギャルドでブッ飛んだARTを求めてデザフェス会場を
毎回漂います・

ARTと称されるものは本来、送る側と見る側とのなれ合いで額縁の中に綺麗に収まって
成立するものではない。ARTの枠をはみだした、見るものに得も言えない
驚愕や不安、ぞくっとする得体のしれない感情を与えるところにこそ
発生するものなのだ・などと自分は思うのだった。デザフェスにはそういう
未踏のイマジネイションを見つけられる場としてあなたのインスピレーションを
振幅する!








ドラマにも登場したPICOPICOさんの諧獣ガッキーくん。
子供さんにも、ドラマを観た女の子たちにもモテモテでした。







リアルで骨折してたんですけど「撮ってもいい!」と言ってくれたヒト。
治ってまた来てるといいな~・
そういえばセーラー服おじさんも骨折したときに松葉杖スタイルで
撮らせてもらったな。未掲載にしたけど。






おなじみセーラー服おじさん。このときはアートVer、。






この猫の頭に載せられる飾り物、いいなあ。
今回も売ってるのでしょうか。



バックステージで撮らせてもらったインディーズアイドルのヒトたち。





かっちょいい甲冑少女。すべて手作りと聞いてます。
「まどか☆マギカ」でまどかに救われたジャンヌ・ダルクらしき魔法少女設定でも
十分イケそうな作りこみですね。オリジナルのコスプレでときどき彼女のような
イマジネイティブなものを見せてくれるヒトに出くわすのもデザフェスの醍醐味。



ザリガニワークスさん関係のヒーロー、たねマン。



これも前回37回のヒット商品だったお肉のバッグ。原始人コスプレに最適。
半日ほどで完売してました。夏のコミケでも小道具に使ってるレイヤーさんがいました。



自作品を物販していた売り子の「充電赤」さん。
じつは前々回から充電中だったりする。「まだなんです!」との話。
今回もだろうか。きになる。。。







ヒトの「性癖」を集めた「性癖展」。随時ツイッターでわたしのあなたの
ユニークな性癖を収拾しているそうです。



常連の豆山さん。



マーミット赤松和光氏のオリジナルバウンティハンターキャラ
「ブラス」。今年はマーミットさんも新たな展開を迎える一年になりましたね、って
2013年を総括するのは早いのですが、ソフビ界も新たな脈動を続けている感じがします
ね。



「夜」のブースゾーンにて、何か通路で踊っていた方。
それだけでアートになる場所はデザフェス。





「大日本発狂倶楽部」。おなじみゾンビ絵師さんのライブペインティング。

























オリジナルのクラフト系かぶりものキャラクター。



ベアモデルさんのブースにあった謎のキャラクター。
これをソフビ化する案もあったのですがどうなったんだろう。
























謎のブース「メロメロ」。こういう正体不明で個人性の高いブースを見つけるのも
デザフェスの醍醐味。





ずた袋をかぶった謎の覆面キャラ。誰だろう(笑)。



同じく新機軸覆面ソフビ。



元気かな~謎の女装看護婦さん。






中野ブロードウェイにもあるマスカーズ御用達のお店だ!



中野の「大怪獣サロン」さんのブース。怪獣ホステス・ムーチョを擬人化すると
こんなナイスバディのおねえさんになるのdeath。






これはシンパシーを強く感じた。
昭和50年代後半の素敵にエロかったポートレート風に友達を撮る
コンセプトの写真展。バブル頃の写真誌はヌードとかでなくても
女の子の撮り方が艶かしくてARTでしたね。色調や撮り方が今とは異なる。
それと女の子がコギャル等とはまた異なる、肉食系って感じのシャープな
表情で映っている。女性カメラマンの方が主宰してました。

80年代というより90年代になりますが、
自分はホンマユウジさんとかヒロミックスさんみたいな
ガレージな日常をアングルで切り取ったような撮り方が好きだったりする。












こちらも80年代リスペクト系のブース。

オリジナルのヒーローアニメを、絵柄の雰囲気をわざと80年代風味に作画して
しかもアニメ映像化したときにわざとVHSに重ね撮りし当時アニメファンが録画した
風味で観る体感プロジェクト。古いデッキでダビングしてあるので、トラッキングも
合わなくて音も割れているので3分以上観ていると目がチカチカ、耳が疲れてくるん
です。

でも思えば昭和の頃は録画のコンディションがよくなくても必死で
観たい作品を把握しようと砂絵のような画面に見入ってたな。
高画質で1クールがまるまるブルーレイディスク録画できる
現在において昭和のアニメ録画などはもはや後戻りできない。
考えられない所業ではある。
しかし、そんな録画状態のよくない頃の
アニメコンテンツは本数も今ほど少ないがゆえに
つかの間のアニメ好きの飢餓感を満たせる、
何か切実な存在であったのも確か。発展過程なので作り手も娯楽以外の要素で
自分の主張をよりこめ易かったと思いますしね。
この企画を始めた方はアニメ好きにこんなことを頭に思い浮かべてほしかった
のでないカナと思いました・そんな意味では企画として成功でしょう。
実験的で目の付け所がイイ展示でしたね。
今回もアニメ製作の新たな進捗を見ることができるのだろうか。



スーフェスでおなじみヘルペインターさんのおともだち、狂人漫画劇場さん。
























デザフェス名物となった「東京棲んでるガールズ」さんたちによる緊縛ショー。
満員の盛況でアンダーグラウンドマニアックな緊縛ステージが展開。


(今見返すとタコ好みの斜めなセンスの
ブースコンテンツが多かったな。文章作成中。。。)

スーパーフェスティバル63ソフビ③

2013年10月01日 | イベントルポ



引き続きスーパーフェスティバル63での会場風景を見てみましょう。
最近時間の経つのが早く、つい先週行ったイベントも反芻しないとすでに
前のことのように思ってしまうものです。それだけ世の中にある情報も増えていて
摂取するにはスピードを要するということなのでしょうか。趣味はもっと
まったりと楽しみたいもので、そんな意味で自分のためも含めたソフビ覚え書きという
ところでしょうか。。。

上は新メーカー、カイザーさんによるオリジナル怪獣ソフビ、ジャバラ。



NERDONEさんのステレゴン消し風キャスト人形、コスモスガチャ風味なディスプレイ。






RON ENGLISHのキャラクター BIG BONER。





ANGEL ABBYさんのブース。
SKULL HEAD BUTTさんの双頭魔人(今回は右側の頭が
前に発売したSKULL‐Xになっている)とINVADER-Xのブラックバージョンを発売。



このほかANGEL ABBYオリジナルアイテムとして「宇宙巨人」1stカラーを発売。
造形のイメージから見て、以前出ていたモンキーキーやカメランを手がけた原型師
さんによるもののようです。











これが「宇宙巨人」。
片目が飛び出していて、全身GDGDしたディティールがついたまるで
乾いた惑星の地表のような肌、
ところどころ皮膚が剥がれて中のエンドスケルトン?が
露出しているなど、スカムな造形表現を全身にちりばめた異能の一作。
手の平には目があるなど、やや造形に独島の「青さ」が感じられます。
最近のコスモスガチャなど宇宙人系駄玩具をイメージソースにした
オリジナルソフビムーブメントに率直に反応して生み出された
キャラクターというバックボーンもうかがえます。
宇宙のある惑星「MF」から地球を襲ってきた宇宙巨人とか、
設定もいちおうあるようです。









シカルナ・工房さんのブース。「ハクライモンスタアー」全6体の未塗装版と
肌色素体に包塗装版、デラックス塗装版の3コースで販売していました。
ここのところキャストのオリジナルTOYがスーフェスでも増えているので
その流れのアイテムとして関心を持ったヒトもいたようです。











DUNEさんのブース。





VELOCITRONさんのブースに午後やってきたルーク氏主宰によるルルベルさんの製品。
鬼瓦みたいな顔に胴体はビンテージの犬の金型を流用した不気味ドッグ、デカ頭の
赤ちゃん(ボデイはブルー、ヘッドはイエローとなんだかふなっしーみたいなカラー)、
手長タイプの「モンスター」のマーブル成形による新バリエーション
などが展時販売されていました。






ビリケン商会さんのブースで販売されたマウント工房(増山努さん)が
塗装した一品ものカスタムクリテン星人と密猟ロボットブルガン。





なかもとしげる先生が作成したドリーム仮面と仲間たちのオブジェ。



ほとんどスケブに描いてもらった一枚絵のイラストレベルのサイン。







いっし歯科医院さんのブース。メディカル用品や耐放射能ゴム手袋、放射線管理区域の
ステッカーや手術用具など、こだわりのメディカルグッズを販売。
業務用の道具を扱うブースもスーフェスのようなイベントに卓をとり並んでいると
何かサブカル系でオシャレなアイテムを扱うブースに見えてくるから不思議なものです。
色々話していたらバイオハザードマークのステッカーをいただきました。
わーい、THANX!さっそくVAIOのボディに貼りマシタ。「バトルロワイヤル」のハッカー、
三村信史気分。








カイザーさんのオリジナル怪獣ソフビ「ジャバラ」。

「たしかジャバラという名前はミラーマンの怪獣ロボットにいましたよね。
何か関係があるのですか?」と指摘してみたら、その点を指摘した
のはタコが初めてだったそう。
そうなんですよ、実はミラーマンに出てきそうな怪獣だな~と前々から
ジャバラの画像をみるたびに思っていたんですが。

実はその名をミラーマンのジャバラから引いているだけあって、
「ミラーマン2クールでのノアとかキンダーの話あたりこんな怪獣がもう一匹
いたら?」というIFを想像しながら作った怪獣なのだそう。



さらに、ソフビにする前にこのジャバラが暴れる
自主映画も製作したのだそう。ブースの背後には映画で使用した
ジャバラスーツの頭部が飾ってありました。



カイザーさんはミラーマンの怪獣デザインを手がけた米谷さんのデザインラインが好き
とのことで、このジャバラも常に米谷デザインのフォルムをイメージしながら
仕上げたそうです。キンダーにあるような昆虫のような体表の節、
キングザイガーのような突起や触手がついてアクセントになっているなど、
ミラーマン第二クールであたかも怪人と怪獣の中間的なイメージで
造形された怪獣が出てきて番組のイメージがさらに厚みを増していた頃を
想起させるものがあります。

「ミラーマン」初期のアイアンやダークロンなど
いかにも異次元からやってきた無機質でシュールなデザインの怪獣とは
趣きの異なる雰囲気がこのジャバラにも込められています。
眼のみならず口までも電飾で点滅したりしそう。ミラーマン以外に
新マン4クールの宇宙人など、米谷デザインのいろんな特徴的なディティールを
学びデザイン時に盛り込んでいる様子がうかがえます。





TVのミラーマンのジャバラはメカ三葉虫のような
ロボット怪獣(インベーダーの乗り物)だったのですが、
もしかしたらカイザーさんの脳内にあるジャバラのエピソードでは
怪獣の姿をしたジャバラが暴れているのかもしれませんね。
コミカライズ版ではTVとは姿の違う怪獣、
みたいないかにもマニア心をくすぐるものがあります。

ソフビになったこのジャバラは腕を横に広げているスタイルで、
格闘戦というよりは直立ポーズのまま宙を浮遊して翻弄し、
ヒーローはつかみどころのない苦戦を強いられそうです。
矢島信男特撮監督が参加する前の、光線技の応酬で戦いが展開することでしょう。
自分のイマジネイションを好きな特撮作品への視点に加味しつつ世界観を
広げるようにソフビを創る、いかにもこだわりの怪獣好きが作った怪獣ソフビ、
といった印象をこのジャバラに受けました。











これぞ前衛、極北か?ワンフェスにも出展している「異形市民プロジェクト」。
すべての造形が溶け合い、混じり合い、赤錆につつまれてひとつになる。
その先にこそ廃墟ではない、ニューワールド~理想郷の静謐が訪れる。
こういうピカレスクでアバンギャルドな世界観で統一された空間創出ができたら
インパクトあるでしょうね。



じつはこれ、ウルトラ小道具系。「ウルトラマンタロウ」のテンペラー星人の回に
出てきたのと(たぶん成形型が)同じクモ。テンペラー星人が白鳥家に潜入するシーンで
クモに化けるんですが、この足が下にたれさがるオレンジのクモのビニール人形に
手を加えて使っていたと推測されます。






再びアートストーム・FEWTURE MODELSさんのブース。
実写映画も公開、オリジナルインスパイアアニメ「ガッチャマンクラウズ」が
新規ファンにも好評で迎えられた「ガッチャマン」のゴッドフェニックス号
(オリジナルバージョン)。

















ゲッターロボ、ゴーディアンなど懐ロボ充実。
Drスランプアラレちゃんもある意味懐ロボですね。



ガロの竜牙バージョン、おしゃべりペンダントくん。









ギムレットさんのブース。超絶組立のブロックフィギュア展示、今回は
ガンダム系。プラモビルダーを主役にした新ガンダムのオンエアにあわせてか、
プラモ狂四郎っぽいのがいます。





クラッシャージョウのパワードスーツもリアまで再現度がこだわりの出来。
イエロー系なので映画の後半に
ジョウたちの基地上陸を阻止しようとしたキリーの乗機だろうか。

しかしどれを見ても、よくこれだけパーツが合うものだなと毎回感心します。






   ◇  ◆  ◇  ◆  ◇  ◆  ◇  ◆   ◇

【補記】①マーミットの件
今回スーパーフェスティバル63に出展していなかったマーミットさんですが、
月開けて10月のホビー雑誌等の誌面で発表があり、これからはメディコムトイさんに
流通をおあずけして毎月の新製品受注活動を行っていくことが明らかにされています。
すでに原型製作中のアナウンスがあった超獣オニデビルなど新作怪獣天国の
ラインナップもこのメディコムトイさんの販売ルートで行っていきます。

今回のスーフェスでもタコにまで「マーミットはどうしたの?」と
聞いてくれるヒトが多かったのでスーフェス63ルポに付け加えておきます。

しかし、自分もここ半年ソフビ関係のブログ更新を休んでいて(イベントには
行っていましたが)やっと復帰したと思えば
今度は大どころであるマーミットさんがスーフェスに出ていないし、
毎月の新製品も出なくなっており、気になっていたのでホッとしました。











上は今年夏のワンフェスで展示されたときのKARSWORKSオリジナルソフビ・
「ハイドビハインド」。アメリカの都市伝説で親しまれているキャラクターに
赤松氏がオリジナルインスパイアドして製品化したもののようです。
赤松氏が得意とする昆虫や甲殻類的なエッジの利いたディティール表現が
存分にいかされた視覚・触覚ともに訴えるクリーチャーバイナルとなっております。

しかしソフビ、いやインディーズTOYのセカイもちょっと足を停めてじっくり
観察してみると、流通面もかつてイベント中心だった状況から
徐々に様変わりしていってますね。
なんにせよ、流通に関してはお客さんにとってはよりダイレクトに届き、
買いやすい状況になればいいに越したことはありません。

   ◇  ◆  ◇  ◆  ◇  ◆  ◇  ◆   ◇



【補記】②ソフビからキャストに拡散するインディーズTOY市場

インディーズTOYのマーケットも俯瞰してみると、コンテンツ的に見ても
明確に変化があり、怪獣的なものから、ソフビ世代からケシゴムや
80年代中頃のチープTOY的なアプローチで再生産や二次創作をするメーカー
プロダクツが層を厚くする方向に様変わりしています。
彼らは「ケシキャスト」「キャスト人形」といった名称を使い自分たちの
こだわりを明確化してお客さんにアピールするようになりました。

ケシゴム風キャスト人形の火付け役はバイキン軍団をモチーフにした
ソフビを2000年当初から展開していたガーガメルさん、
ワンフェスに出展しているZOOMOTHさんが
先鞭を切っていたように思いましたが、それに倣ってか、海外のインディーズ
TOYメーカーでキンケシなどにこだわりのある層が顕著なリアクションを示した
ことも興味深いと思います。

ケシゴムも怪獣ブームのころのレトロ系ソフビのように
かつて80~90年代にアニメや怪獣、TVの人気者や流行りものなどの膨大な生産の中から
このジャンル独特の造形スタイルがじっくり培われてきた分野なので
時にはその分野でのツボをつかんだマニア間での自家消費的アイテムが
生まれ得る分野ということができそうです。







こうした動きに乗って国内でも本格的にキンケシ的スタイルのキャスト人形で
自分のほしいアイテムやオリジナルアイテムを創るメーカーが増えてきました。



(上は夏コミで販売された、生粋の消しゴムマニアによる
珍種パチ消しゴムのパーフェクト資料集「とも駄珍子」。)

インディーズソフビTOYは当初ストリートフィギュアムーブメントの
一派生ジャンルの中にあったのですが、
需要層の変化ともに質的なメインのボリュームも変わってきます。
その上で、本来自分が生まれ育った成長期の人格形成時に
手にしたり遊んで馴染んだもの方角へと当然ながらヒトは導かれるものなのでしょう。
今まではソフビという素材にのみこだわってきた送り手、買い手の目線も
ソフビにこだわらない、むしろ自分の表現方法や親しんだ素材に近い
製品仕様に気づき始めた気配もあります。これまでもケシゴム風のほうが
コンテンツに即しているのにキャストという手段に行きつかなかった
という製品アイデアも実はこれまで多かったのかもしれません。

そんな意味ではインディーズTOYというジャンルも
ソフビにこだわらないという意味で、
より製品ジャンルの住み分けが明確になってくる時期にさしかかっていると
強く感じたスーフェス63でした。

(スーパーフェスティバル63ルポ おしまい
今回も取材ご協力・ご助言THANXDEATH)

スーパーフェスティバル63ソフビ②

2013年09月30日 | イベントルポ





ART JUNKIEさんのソフトマン。



KOZIKデザインの時計じかけなうさぎさん。KOZIK氏はウサギゴンとか
ウサギキャラがフェバリットなんだろうか。



黒部・桜井・古谷初代ウルトラ三氏のサイン会にはたくさんの人だかりが。







「ドリーム仮面」の作者、なかもとしげる氏がスーフェス会場のビリケン商会さんの
ブースに登場!
かつてジャンプ誌面を飾り現在もドリーム仮面の物語を再び描くなかもと氏は
当時と変わらない健筆で夢を伝える。なつかしのヒーローが当時のファンと再会して
当時果たせなかったドリーム仮面の絵を描いてもらったり、一緒に記念撮影を
したりファンにはウレシイひと時に。サプライズで会場で知ったヒトがほとんどではない
だろうか。当時の子供たちの元にドリーム仮面が帰ってきたようなドラマチックな
場面となった。



あっ、ドリーム仮面の実物大マスクもあるんですね。
知人の方に作ってもらったそうです。



ウルトラ漫画の名匠・一峰大二氏。現在も健筆を奮っており、映画監督・河崎実氏の新刊
「ウルトラマンのせなか」でも新作イラストを発表する。特撮作品のコミカライズで
特に親しまれており「テレビよりも面白い漫画を常に目指してきた」ことで知られる。
ウルトラマンに登場した戦艦怪獣ヤマトンやメカ恐竜タンギラーなど、
昭和40年代ですでに発想の最先端を行っていた漫画オリジナル怪獣たちも忘れがたい。
ビデオデッキがない当時は雑誌のヒーローコミカライズ作品がいわば
tVの再生装置のような役割を果たしていたからね。
そうそう、スペクトルマンでカバゴンは「カバゴーン!」て鳴くんだぜ!
イマジネイティブっしょ。
そんな感じで一峰氏の漫画で育ったヒトには特に嬉しいひと時になったに違いない。



新作特撮番組「武蔵忍法伝 忍者烈風」の製作発表会とスタッフ・キャストによる
トークショー。
最近「ファイヤーレオン」やローカルヒーローの「マブヤー」など深夜枠で密かに活躍
しているヒーローが増えておりマニア泣かせだ。「アキバレンジャー」の向こうをはって
他県のヒーローの助太刀に登場したり、毎週観てるとときどき泣かせるサプライズも
用意してくれることもあるんだぜ。ちなみにこの「烈風」は埼玉県ご当地ヒーローだ。



ART JUNKIEさんのブースでテンションを上げていた天狗さん。
女のヒトにこの長い鼻を触ってもらったり、すっかりモテモテ。





















アストロゾンビーズさんのブース。
パスヘッドスペシャルフィーチャーズアイテムのマーブル成形版スカルウイングを販売。
過去のスカルウイングのカラバリも特別に販売したほか、
パスヘッド氏関連のグッズも展示販売してました。



ドリームロケットさん、BLObPUSさん、ヤモマークさんのブース。
ドリロケさんの新作オリジナル怪人ソフビ「蜘蛛人間」。






赤影シリーズも再起動の模様。今回は第一部「金目教」編の金目像。



一品ものの怪人シリーズを販売。



BLObPUSさんのブロッパスも怪紳士に扮して登場予定。
下は新作のゴート?モンスター。背中にBLOBPUSさんのアイコンであるタコが
張り付いて外人さんの想起する悪魔イメージを増幅。











ゴルゴンゾーラ、ナスラなどを販売したヤモマークさん。
ヤモマークのガチャポンミニソフビマシンもブースの前で稼働していました。


















スノウンの蓄光ver.、メガジャンクション/のあのロボカラーを発売したみたりさん。
ガーガメルさんのゾッキ宇宙人・怪獣ミニキャスト人形も販売。
今回はキャスト系が隆盛を放っていた。未来の玩具を標榜して、
インディーズTOYの時代はさらにキャストに進化しているのか?









KEYさんのアマプロブース。今回はジャマンダに羽根が生えて進化した
トビジャマンダとGRUMBULTOYSさんのオリジナルデザインをKEYさんが原型担当し
ソフビ化した「タートルモンスター」を販売。





タートルモンスターは某亀ポケモンキャラをさらにユルくしたようなキャラクター。
甲羅の突起を見る感じではクッパもちょっと入ってるのかもしれない。

ダイナミックコグマさん いんちき番長氏、包哲哉氏らが参集する
中国のいつかどこかで見たような暗黒パチモノ玩具を紹介するイベント
「パチもんワンダーランド ちゅうかなパチパチ」が11月10日ひる12時半~3時半、
阿佐ヶ谷LOFTーAで開催されます。前売りは1800円、当日は2000円。ローソンチケット
Lコードは34909。
入場先着50名にはおみやげソフビ、ちyぅうかな白いゾウさんをプレゼント。
知的好奇心を逆なでする脱力&失笑のふしぎ玩具が大集合!








PICOPICOさんと大怪獣サロンさんのブース。クルマニクラスがほっかむりをしてる
カスタム?がツボにはまりましたので大写し。



サンガッツさん。新作群の中に鬼太郎「悪魔ブエル」に登場した恐怖の封印妖怪
ヤカンズルがありました。強大な悪魔の軍勢を率い鬼太郎たちに挑むブエルに
鬼太郎はやむなく先人が封じ込めた禁断の妖怪であるヤカンズルの封印を
解き野に放ってしまう。。。旺盛な食欲から、ブエルの軍勢を吸い尽くしたどころか
街に降りて人間たちも食い始めるヤカンズル。毒をもって毒を制するつもり
だったが、鬼太郎は責任の念に追われ。。。
アニメ版のヤカンズル退治の決め手は特に壮絶で記憶に残っています。
ソフビはちゃんと内部が空洞になっており
ミニソフビくらいなら劇中同様に食べさせることができます。
しかも、これを1パーツでつくったところがミソですね。



ふんどしボディ妖怪では、ぬりぼとけ、ワンフェスから販売開始した天井なめも。



新機軸、水木漫画のミリキたっぷりなクールビューティがあなたの家の棚に
揃う水木美女シリーズではシャンペイのサポーターとして
奮闘する「河童の三平」サブレギュラーヒロイン・魔女花子に続き
「鬼太郎」で漫画家・水木先生一家自身が登場して
妖怪に襲われるというメタ展開な怪気炎話に登場した
妖怪ぐわごぜの娘・カロリーヌちゃんが発売に向けて準備中。
まずは蓄光板で登場。タレ目で猫のようなおなじみ水木さん版カロリーヌの顔で
ファン泣かせ。
すでに発売した一つ目小僧と並べると劇中の三鷹市内を妖怪たちが跋扈する
奇怪な夜会シーン再現か?




新作「松茸和尚」のビッグサイズ版「大松茸師匠」も登場。
サンガッツさんが前日まで出張でおしごとをしていたので
たくさんは塗ってこられなかったようだったのですが、ひきつづき蓄光や
ミニの松茸和尚で展開したいずれかのカラーに近いようなバリエーションも出る気配
です。これはミニ和尚と並べて元の不思議な妖怪画を再現したい感じ。











昨年のスーフェスで「ABNORMAL(アブノーマル)」なるブース名で出展した
キャスト製オリジナルフル可動ピカレスクヒーローフィギュアのメーカーさん。
顔がドクロで頭がモヒカンで、手にガトリングガンをつけたマッチョな
キャラクターフィギュアと言えば覚えているヒトもいるのでは?
今回は本格始動としてブース名を「OMISO FACTORY(オミソファクトリー)」と
銘打ち出展。一体はス●ーン系、一体は実写化された某完全変形ロボットアニメの
正義側ボスキャラ風味な擬人化ヒーローの模様。ポーズ決めもかなり自由にでき、
オプションパーツも充実しており自分だけのオリジナル装備とかも作れそうですネ。









ハーモンコージ氏主宰のCOMETDEBRISブース。「サメタン」「エースロボ」。



「かっぱ少年」の新色も。この収穫祭シーズンに合わせて
パンプキンヘッド板もあります。



POPSODAさんのブース。ほかにもカオスマンレディなる新作があったのですが
完売しており、サンプルがブースになく未見でした。



シャムロックアローさんのブース。
LAMOUR SUPREME氏がデザインを担当したMOTUKO。






ドリームロケットさんがわたっぺさんと展開している猫キャラクターソフビ・
ゴロネコォネ。背中に魚を隠しています。





シカルナ・工房さんのマリンコング(左が口開きのセカンドヘッドバージョン、
右が口閉じのファーストヘッドバージョン)
と東映特撮映画「ガンマー3号宇宙大作戦」に
登場する恐怖の宇宙怪獣フローラ。群れで狭い宇宙船内の通路を歩いてだんだん
にじりよってくるのがサスペンス。エネルギーを吸収し増殖し、
次第においつめられていく乗組員たち。
和製エイリアン映画の傑作です。監督は名匠・深作欣二氏。
今回はともに明るめでPOPなグリーンスライムカラーで提案。アメリカ公開時の
長細いスピード告知用ポスターのイラストカラーでしょうか。
マリンコングは今回、アストロゾンビーズさんのブースで販売していました。














ダーク&キンキーなヴァイナルアイテムが集結したVELOCITRON・力氏とルーク氏の
主宰するルルベルのブース。











RAMPAGETOYSさんのブース。独特のカラーセンスで塗装された自社と友達の
メーカーさんのプロダクツが並んでいます。今回は新規造形のオリジナルミニソフビが
入ったガチャポンマシンが稼働。








FUTURISTIC MODEL KITさんのブース。ロボットのエンジニア第二弾を製品化予定
とのこと。



自分の腕につけることができるサイコガン。寺沢武一先生の監修アイテム。













ソフビクルーザー・コスモナイトαさんのブース。CRICK CRACKさんとの
コラボによる妄想怪獣カスタム品が並んでいました。
依田店長によると毛皮をまとったデスメナーゴは
「昔、金持ちの家などにある動物の毛皮でできた成金でバッドテイストな
オブジェをイメージした」との話。








FIG‐LABさんのブース。今回はキャスト人形系のアイテムが全体でも
かなり増えたな。MONSTER WORTHIPさんのグリースバットなどが入ったミニフィギュア
セットもありました。











KIKKAKEさんのブース。ミニの「小鉄猿」を本格販売開始。



















中古ショップとして出展したイラネナさん。今年も8月に江ノ島コミコンやってたんです
ね。イラネナさんが携帯電話で当日の画像を見せてくれました。
「アメリカのコミックコンベンションのようなスタイルを日本でも
定着させたい」とのビジョンを持っており、コミケ的なイベントのステージをよく
見ている自分的に、日本でSF大会みたいな形式のイベントが定着したら枠にとらわれず
内容もいろんな出展者を呼び込めるのではないか」と思いました。
江ノ島コミコンは当然ながら海のイベントなので海から上がってきた海水浴客がぶらりと
立ち寄ったり、気軽に参加できる開放的なイベント会場なので未知の可能性を持っている
と思います。アニメ「つり球」が劇中のご当地なのでこの番組のレイヤーさんもいたり、
(なんと「つり珠」の番組枠を持っているンイタミナが協賛までしてくれたそう。江ノ島コミコンやるねー)
イラネナさんのフェバリットなスターウォーズをフィーチャーした展示もあったりと
独自色があふれていたようです。今回ソフビ関係では力さんとGALAXY PEOPLEの
ブライアンが参加したそう。来年もさらに拡大して盛り上がるといいですね。
自分も予定がうまく合ったら今度は足を運ぼうと思います。できたてのイベントを初期
から見ておきたいと思いますしね、一週間の会期で4日目が一番盛り上がる、と
イラネナさんの話でした。



GALAXY PEOPLE。









名ソフビ原型師・コスモリキッド近藤さんのブース。
映画「ブレード●ンナー」に登場する「タマゴは二つで十分ですよ!」のそばカウンター
の店主のデフォルメ人形がキュート。





タイムワープさんのブース。仮面ライダーV3のヨロイ大元帥の正体怪人
ザリガーナがすぐれものでなんと劇中通りに甲羅を外すことができる!
さらにドクトルGの正体怪人である
カニレーザーも販売、完売したようです。





ハンサムタロウエム(ジェットサム)さんのブース。こちらが原型を担当した
メディコムさんのデビルマンシリーズ・シレーヌがレトロ造形でいいアレンジに
なっており、お気に入り。来年に向けて、ペロリゴン、マネキン妖怪首人形、水妖怪
に続く新作「悪魔くん」妖怪を準備中とのこと。「悪魔くん」シリーズは自社の
ライフワークと捉えているようです。このほかウルトラマンタロウに続くウルトラ関係の
キャラも続投したいとの展望を話してくれました。







シラハマ・バイキンさんのブース。※の袋に入った収穫の秋イメージ?の
ピンクのクリアクモンとスーツ姿のガーガデスを販売してました。







COMETDEBRISさんのブースにあった、ワンフェスでも販売された謎の怪人ソフビ。
リングイとボルゲンとブラックヒッターとガードKとアイロボッターを足して
5で割らない感じ?後期ブルマアクミドル風味でこだわりを感じます。











地獄絵師の異名を持つHELLPAINTERさんのブース。
いかにもスーフェスらしい、精密な彫刻の魔界のキャラクターやクリーチャー系
キャラクターのキャストキットが勢ぞろい。ホラー造形好きなお客さんで終日ごった
がえしてました。





昭和漫画の名著を次々と復刻してくれるのでタコも重宝してます、
マンガショップさんのブース。古城武司さんの冒険王で連載していた
「超人バロム1」とか完全版で出してくれたのは嬉しかったな。
11月中には桜多吾作さんのコミックス「マッハSOS」が発売されるようです。
「ホームランコング」なども完全版で復刻を検討しているとのこと。
氏のグレートマジンガーも刊行するとのこと。あれは日本のロボットアニメコミカライズ
中でもハードな展開で屈指の出来。ロボ者は必携DEATH。





プレックスさんが企画中の「宇宙戦艦ヤマト2199」の第一艦橋
ペーパーモデル。今回のヤマトは艦橋の面積が小さいのはリアルとヤマトフリークの
あいだでも評判になっております。これが当たったら「第三艦橋ペーパークラフト」
とか「フラーケンの次元潜航艇艦内ペーパーモデル」とかも発売されるのだろうか。
ゴクッ。いろんなペーパーモデルの企画が上がっているのだそうDEATH.






CCPさんのブースに展時されてあった、「ウルトラQ総天然色版」のゴーガ。








COOLPLOPsさん×コトブキヤさんのプレデターヘッドアーマープロップ。
上は1作目で採用されず「プレデター2」で日の目を見た頭部アーマー、
下は「エイリアンVSプレデター」に登場したアーマーカバー。





「ロボコップ」のマーフィー(ピーター・ウェラー)ヘッド。







少年リックさんのブースで参考展示されていたレッドマン。



同じくウルトラセブン。





タイラントと戦うウルトラ6兄弟。「ハ●マーン」での一シーン?



フューチャーモデルスのブースにあった「ロボコン」のロボット学校ジオラマ。





「恐竜探検隊ボーンフリー」のボーンフリー号リアルモデル。
現在制作中。






あまちゃんのフィギュア。すでに店頭で見かけますね。







次回。2014年最初の大きなソフビイベントとなる
スーパーフェスティバル64は来年1月12日に今回と同じ科学技術館で開催です。
ゲストには東映ウルトラシリーズ「キャプテンウルトラ」の中田博久氏が招かれる
予定。すでに当日限定アイテムの製品化準備が進んでいるようです。
キャプテンウルトラとハックのフィギュアが予告展示されていました。









(スーパーフェスティバル63その③に続きます。。。)

スーパーフェスティバル63ソフビ①

2013年09月29日 | イベントルポ



9月29日、科学技術館で開催された国内外TOYの巨大マーケット
「スーパーフェスティバル63」に
行ってきました。
今、インディーズソフビは一体どうなっているのか?見てみよう。








朝5時起床で朝帰りの行楽客や学生たちが夜の余韻に浸りながら涼む駅。
人々がそれぞれの小さな祭りを楽しんできた朝。
まどろんだ人たちで座席もまばらな始発電車に乗り込んで、九段下に向かう。



秋晴れの下の北の丸公園は過ごしやすいと今日は欠席のLEOくんも
言っていた。(LEOくんまた中野でバナジューしようぜ!)

セカンドサマー。
ひぐらしの声と秋の虫の合唱が同時に聞こえる挽歌と秋の半ばにある
皇居のお堀の自然。北の丸公園内、自転車が留めてあり、主が草むらの中で
虫か何かと戯れている。この地では子供たちの夏はまだ続いているのだ。
そして大人たちも、ひとたびたくさんのおもちゃに触れ童心にかえる刻がきた。



行程で出会ったオジギビトたち。女性の現場作業員。



最近出現率が少ないエラーマンタイプの消防隊員。



スターシップトルーパーズの隊員マークみたいな
プロレタリアート感満点の工事中マーク。路上観察は楽しい。
おっと、朝の物販定刻の7時が迫っている。。。!



北の丸公園内に鳴り響くフルートの音。



公園内にできた行列に気おされて寝床を移動する猫。











スタート前の朝売りの卓。今回はマーミットさんが欠席するという
波乱含みのスタートを切った。「マーミット、一体どうしたの・・・?」
来場者のソフビファンも驚きの流れとなった。そしてタコもです。





朝売りの路上で努さんにお会いする。ワンフェスでサブマリン水ものOFFに
参加されているのを遠目で見たけど、おひさしぶり!ご心配いただきありがとう
ございました 努さん。路上でお見せいただいたのが、
今回ビリケン商会さんのブースで販売した限定クリテン星人の
一品ものカスタム。このほかキングゴゼラ、ブルガンなども販売。
ラメ入りボディを活かしてスペーシーな反射のキラキラ感を残しつつ塗装した労作です。




100数十人の来場者が集い、恒例・朝の物販がスタート・
秋のおもちゃの祭典、スーパーフェスティバル63のスタートだ。



朝の物販前にひいた順番を決めるくじ。今回は24番とかなりいい番号を引いたタコ。



一般入場列で見かけた、仮面ライダーフォーゼのレイヤーさん。
まさに宇宙を目指すパイロットたちも集う科学技術館にぴったり「宇宙キタ━(゜∀゜)━!」
こういう個人の方のお祭りの場のもりあげっぷりもおもちゃのイベントらしくて
楽しいっす。





怪獣軒さんの新作ウルトラセブン。原型は怪獣少女のあべとおる氏。
たちまち完売してました。表面に黒目の色を吹き戦闘時の迫力を増した
リアルスーツ的カラーと
通常の着色(おニューのスーツが披露された番組開始前の撮影会ver.
というところか?)の2タイプを販売。












アートストームさん。スーフェスのポスターアドなどで雄叫びを上げている
マスコットキャラクター、ボールモンスターの初立体化ソフビと
イマジネイティブなオリジナルアレンジの入った「帰ってきたウルトラマン」の
東京湾から出現しタッコングと死闘を繰り広げた公害怪獣ザザーンの
セカンドカラーを販売。





マルサンさんのキングジョー、450シリーズレッドキング金・銀。







ブルマァク復刻版・黒部進氏、古谷敏さんらのサイン会アイテムとして
青色発泡怪獣アボラスと赤色火炎怪獣バニラを販売。アボラスは以前ノスタルジック
ヒーローズさんから発売されたリモコンアボラスソフビ的な、肌色に青の包み塗装
というなかなか心憎いカラー。バニラも今までのオリジナル、復刻品にない
劇中イメージに近い赤い火炎怪獣のイメージをあざやかな朱色で表現。
バニラは単品で持ってるのでセット売りは最後まで迷ったにゃあ。しかしブル当時物は
別色でも飽きん風情がある。さすがは50年以上の歴史ある造形物だけある。










ハヤタ隊員こと黒部進氏、ウルトラマンの中の人でアマギ隊員の古谷敏氏、
ウルトラマンやスペクトルマンなどPプロ作品のコミカライズでは伝説的な存在で
ある漫画家の一峰大二画伯、仮面ライダーアマゾンこと山本大介役の岡崎徹氏や
東宝映画の名優・小泉博氏、久保明氏などサイン会やトークショーも盛り上がった
スーフェス63。



そしてビリケン商会さんのブースには脳内観光系漫画家の逆柱いみり先生をはじめ、
昭和の少年ジャンプ誌で「ドリーム仮面」を描いたあの伝説的漫画家・なかもと
しげるさんも登場した。













ビリケン商会さんのブース。ハマハヤオ氏渾身のリアルキット、テレスドンが
先行発売されたほかヤノベケンジさんのキャラクターキーホルダーを販売。












マルサンさんのブース。最近全国区で人気急上昇中のゆるキャラ・ふなっしー
初のスタンダードソフビフィギュアを発売中。今回もスーフェス恒例の射的大会を
実施。家族で楽しんでいるお客さんもいました。

さきにメディコムトイさんからマルサンオリジナル復刻ゴスラを受注開始、タコも
先行の円谷クリエイティブジャムでゴスラは入手し毎日磨いていますが(復刻磨いて
どーする)なんとゴスラの売上次第では第二弾のジャイアントサイズアイテム
復刻もあるらしい。
第二弾の復刻は腰にミサイルを巻いたあのアブナイ目つきのヒーローの大きいほうを
検討中だとか。こういう話は直接聞かないとわからないものです。なによりゴスラの
売上次第らしいのでミサイルを腰に巻いたアブナイヒトの販売を期待するマルサン
オリジナルファンはまずはゴスラを応援してあげて。
ちなみにラバゴンもブツがあれば復刻できるということなのだろうか。
ゴスラのような強烈な異形のミリキはないものの、
貴重なラバゴンも復刻が実現したら。。。
なかなかドナーがいないとは思うけど、調達できるとええな。









USTOYSさんのブース。10月13日日曜日午後1時から上野ヤマシロヤさんで
ウルトラマンA南夕子役の星光子さんのサイン会を実施するそうです。
そのさいヤマシロヤ限定品として南夕子と縁深い超獣、
ルナチクス・グロータイプを販売します。













ブルマァクさんのブース。最新作ウルトラマンギンガ(ある意味問題作)、ケーブル
テレビオンエアで懐かし特撮ファンを恐怖のどん底に陥れた赤い通り魔・レッドマン、
ガラモン新色、MATカー持ちタイプ改ゴーストロンを販売。ゴーストロンは前回販売の
青いカラーのを買って気に入っているのに、手の凸カンチャクをオミットした当時カラー
のゴーストロンが出るとはね。それにしてもこのオレンジはレトロでええな。

あまりカラバリは集めないつもりなんだけど今回は迷うわマジで。
モグネズンの記事で書いた、バクラーさんが指摘する
「三浦トーイのフーセン怪獣・赤い六本角に造形が妙に似ている」件で
ずっとブツを並べて検証しているうちに磁石タイプのゴーストロンは
お気にいりの一匹になってしまったのですが、
しっぽのうねり具合とか体表のウロコの刻み具合とか、ほんとにゴーストロンは
六本角に似てますね。出来のいい新マン怪獣のブル物の中でも見所の多いソフビだと
思います。この「六本角となんか似ている」件は改めて検証記事を掻きたい感じ。

ともあれ、秋の夜長は読書をするように当時ものソフビや復刻ソフビから
昭和当時の空気を読み取って自分なりにソフビの作られたバックボーンなどを
解読しつつ楽しむなんてのも大人の趣味としてオツなものではないでしょうか。




クリエイティブデザイン羽沢組さんのブース。メカゴジラと対決したゴジラ75
バージョンを先行販売しました。





















M1号さんのブース。このガラモンは成形の型サンプルで、ゴメスに続く尾可動ガラモンの
新造復刻品として近日発売するそうです。また新色のカネゴンはバルタンのグリーンを
イメージした西村塗装アイデア新バージョン品。ティラノサウルスは以前「極底探検船
ポーラボーラ」のティラノとして発売されたソフビを、同じキグルミ流用キャラとして
「恐竜大戦争アイゼンボーグ」に登場した恐竜王ウルル(恐竜世界の管理職キャラ)の
カラーとして新発売するもの。いずれも11月に受注開始する予定です。
ウルルは放送当時大人気だったピンクレディの「サウスポー」を聴いて踊り狂ってたな。トリップ映像みたいだったわ。



そしてこちらの肌色成形品はウルトラシリーズの的あてで使われていたと思われる
的用のソフビ。一種の復刻品ですが当時品がマルサン製であるか不明とのこと。
発売するかどうかは現在検討中のようです。しかしなかなか素朴でレトロな
味のある造形でした。

(皆さま一日おつかれさまデシタ スーパーフェスティバル63その②につづく
引き続き文章作成中。。。)

コミケ84コスプレ4重力ノ井戸ノ底デ編

2013年08月17日 | イベントルポ






「キレイごとばっか吐きやがってどいつもこいつも
頭の中にあるのは●●●だけ!
本音はいつも自分のことばっか!テメエラせいぜいいつまでも
魂の腐ったゴミどもと真っ暗なクソ溜めの中でグズグズ這いずり回ってろ 
クソムシが!」


「悪の華」の仲村さん。赤髪でとってもシャープなので原作漫画Ver.カナ?
佐伯さんやアニメ版仲村さんも見たかった。

人気やコスの手間がかからないことを念頭に置いても意外や
会場でこの番組のコスプレが少なかったのは
やはり数々の過激な描写やキャラクターたちの言動・行為に
レイヤーさんも引きまくったからだろうか。。。

コミケ84ルポその4は好きなアニメの女の子レイヤーさんDEATH(男の子もいます)











とってもハンサムなナルト!



クリイミーマミ変身前と変身後で記念撮影中。。。



魔女の宅急便は何組か居たな。



この雨女さんが来たので2日目はコミケ雲が発生したのではないかという説が。



イカ娘!大中(中華雑貨)などで売ってるお面を改造してつくったイカちゃん
ヘッドがゲストキャラのメカイカ娘みたいでGOODですネ。



こちらもレイヤーさん居るかな~と期待してたらいました「波打際のむろみさん」。

番組を観れば観るほど謎が増える海の女神(口からプロトンを発射する
巨人兵みたいなのと何万年も前に戦って勝ってたり、
古代からIPHONEがあったりと謎だらけ)
上坂すみれのエキセントリックなナンバーが脳内再生されマス。









屋外展示場に居たシースルーになってるセーラー服のヒト。



デニーズの「不思議の国のアリス」直球できたレイヤーさん。








「まどか☆マギカ」のまどか。まどかは多かったけど、
このレイヤーさんのかもし出すふわーんとした雰囲気は見事だった。













「宇宙戦艦ヤマト2199」版の森雪。松本テイストも漂うまま実写キャラクターの
ようにイメージを捉えたレイヤーさん。コスモガンのシューティングフォーム。
答礼などいろいろポージングしてもらいました。

しかしテレビの七色星団の交戦はすさまじかったな。久々に鳥肌の立つ一編だった。
ゲットーと山本の艦載機戦まで見せてくれてお腹いっぱい。
旧ヤマトでも謎だったドメル艦隊のヤマト破壊の要ともいえるドリルミサイルが
なんであんなに簡単にコマンド解除できたのかも新見に推測ながら明かされたし。

ヤマト内部でも各人の思惑がいろいろあって、大状況の中、皆がまた結束して
ドメル艦隊に立ち向かう展開も盛り上げた。ハイデルンがオリジナル
以上にドメルの忠臣になっており、傍らで見守っているのも良かったな。
ドメル艦隊の連中はガミラス星の命運を背負っている重責がありつつも
命がけでこの一戦を楽しんでるみたいなところもあって、デスラーとはまた異質な目線、
たたき上げの軍人らしさがより強調されていたのも印象的デシタ。
七色星団はやはりアニメ界の祭りエピソードというところか。
ブッチャンとスタッフがんばったわ。



庭園にいた桐乃。









「物語シリーズ」オンエア再開の効果もあって
八九寺真宵は何人かいたのですが、こちらは2日目に庭園に居た人。







「妖狐×僕SS」のりりちよとカルタ。この2人はけいおんやレールガンなど
コンビでイイ感じの演技を毎回見せてくれるレイヤーさん。毎回どんなキャラで
登場するのか。見るのが楽しみ。





「ペルソナ4」のトリオ。







屋外で日光浴ポーズにてがんばっていた「らき☆すた」のこなたとつかさ。







モデルさんみたいなハルヒバニー。














マジシャンミク。豊富な表情がイイっす。





白飛び上等「あの花」の野花を手にした本間芽衣子と安城鳴子。
2人ともイメージぴったりじゃないすか。特にめんまの二の腕がすごい。







レールガンの黒子と初春のコンビ。
今回はざっと見てこのコンビのレイヤーさんが
御坂と黒子コンビのレイヤーさんを上回っていたような気がする。







綾波レイ。コミケ会場のコスプレでもヤマトとヤマトに影響を受けたエヴァが
現行作品として普通に肩を並べるときが来るとは思っても見なかった。





カヲルくんとシンジ。仲良くフォースインパクトを止めにいくみたいなイメージ。









タコリクエストでシンジ号泣、なだめるカヲルくんみたいなシチュエーションを
リクエスト、ウレシイ。THX・DEATH。







雪華綺晶「はじめましてお姉さま 私はあなたの末妹
愛という茨に縛られたかわいそうなお姉さま。。。」

前作と異なりかなりシリアスタッチで真紅の製造過程と熾烈なアリスゲームの
実態が描かれる新「ローゼンメイデン」。他の人形たちを駆逐する脅威的な存在、
白い第7ドール雪華綺晶(白薔薇)の謎めいた存在で視聴者を引っ張る。
主を妹に取り込まれた水銀塔が行き所を失い、真紅のいるジュンの家に身を寄せたことで
さらにドラマが佳境を迎えそう。








とっても楽しそうな変身前のほむほむとまどか。
庭園は色っぽ系レイヤーさんの派手な撮影合戦の図となったが、
屋外展示場はマニアックなネタコスの披露や
友達とのマッタリモードのコスプレをじっくり楽しんでる印象。



けいおん!の唯とあずにゃん。撮る前はニコニコしていたんですが
カメラを向けたらとってもキリッとしてくれました。


























これもウレシイ、「クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!」のまいんちゃん。
もう2代目襲名しちゃいなよ!こんな2代目で番組続行したら
おおきいおともだち全員とりこじかけのあけくれだ!










カッチョイイ。
90年代、明確に「オトナノアニメ」が出てくる草創期を飾った
「カウボーイビバップ」の女豹のようなしたたかさと猫のようなファニーさを合わせ持つ
クールビューティー・フェイ・ヴァレンタイン。
CV=林原めぐみの綾波とは異なるアダルトヒロインとしての
当たり役のひとつでもあります。
















「ヤマト2199」の激しくも美しきドッグファイター山本。
オリジナルの山本をただ女性キャラにしただけでなく
ストイックなキゥラクター性を付加し成長の物語に仕立てたことから
旧ヤマトファンの人気も高い。
女性クルーが多いのは当初賛否あったが、当初移民計画のために建造された艦という
リアリティも増したと思うしね。

そういえば、劇中で白色彗星の駆逐艦がドメル艦隊の演習の的にされていた。
彗星帝国は2199の世界観でも存在はしているようなので期待されるところだが
旧「2」相当のストーリーはリメイクするんだろうか、気になるね。




おかげさまで「げんしけん2代目」の劇中再現はできたけど、
コミケの後で気がついた直前オンエアの「サーバント×サービス」の同人誌即売会話
(ただし会場風景を見たらローカルなイベントでコミケではなさそう)

マジカルフラワー・ガーデラピンクのコスを会場が近い職場から着て行く
レイヤーの千早さん「公務員のおたく率は高いんですよ」
2週前のオンエアなので、さすがに今回ガーデラピンクのレイヤーさんはいないか(笑)
それが平然といたりするからコミケ参加者の妄想力と機動力は恐ろしいんだけど。









マジカルフラワーの同人誌を見せて山上をブラック役のレイヤーに誘う千早。
コラコラ カタギの人間をけもの道に引き込むなよ







ファイアーシスターズ火燐ちゃんと月火ちゃん。















背中空きのチャイナというと、「バイオハザードⅥ」のエイダ。
「アサルトライフルが5kgもあるので重たい!」との話。

【träumerei /LiSA ANIMAX STUDIO MUSIX]】

「幻影ヲ駆ケル太陽」オープニングテーマ

音がところどころNo player for dyingやSevens son~の頃の
キーボードを使いはじめた80年代後期頃のIron Maidenっぽいな。

http://www.youtube.com/watch?v=bfbzYuC1HnQ


【RIP/Angelo】(映画「骨壷」エンディングテーマ)

http://www.youtube.com/watch?v=D_wnuAg2Oxw


(コミックマーケット84コスプレその5に続きます。。。)

コミックマーケット84コスプレ3特撮編

2013年08月16日 | イベントルポ




ひこにゃんがガスマスクセーラー少女を激写!










「働いたら負け」
アイドルマスターの双葉杏でスタート~



お年玉ください



血便アザゼルさん



公衆トイレに入っていく男性たちの尻を眺め満喫するおなじみアベさん
「ウホッ  いいお尻」
じつはお面忘れた(1日目の話)ので後ろ姿で登場。
アベさんに負けず劣らず、なかなかイケメンなんすよ、彼。







それぞれのコスプレの達人たちが驚異的な暑さと戦い切り抜けたコミケ。。。
教訓と体験の重みをかみしめる。









温度計のレイヤーさんが屋外展示場に出現!
高温になるという気象予報を聞いて「思わず一晩でつくってきた」のだそう。



トラックの陰で最日照時間をしのぎ演技を続けるレイヤーさんたち。






今回のコミケではキグルミ系やたくさん着込んだレイヤーさんには
パフォーマンス面ではなはだ分の悪い展開となったものの
ゆえに抑えきれないパッションがレイヤーさんたちを
あえて新作披露や過去に好評となったコスプレのバージョンアップなどに向かわせた。








さっそくテンションの高いパフォーマンスを見てみよう。
タイトルに「特撮」とつけているのだが、観るもののマニアックさに訴求する
より濃密さの高いハードコアなコスプレと意を汲んでもらえるとタコもうれしいトコロ。



真由ちゃんが修行してとうとう魔法使いになってテンションアップ。
宿命のミサ真由姉妹対決!かと思ったら
ミサちゃん降板しちゃったけどまだまだ結末が楽しみなウィザード。
サッカー話でハルトが過去にライバルに怪我をさせちゃったので引退してたのが
判明したのは泣けた。。。





変身前のハルトと白い魔法使いもいたぞ!コミケで作った本が売れずに
絶望したヒトを救うんだ!



前日はウゴウゴルーガのシュールくんを演じていたレイヤーさん。3日目はみかん星人!



アキバレンジャートリオの記念撮影風景。ゆめりあが激写中!
それはそうと先日なくなられた
八手三郎じゃない、平山亨プロデューサーのご冥福をお祈りしたい。
アキバレンジャーは観ておられていたのかな~。






変態仮面さん。「全然暑くないです!ははは」なんかキャラがこんな露出度でも
うらやましかった。。。



「アイドルマスター」はモバゲーなどでどんどんポケモンレベルにキャラが増えており
レイヤーさんも急増中。ファンもついていけるのか?!



CV若本「ぶるわああああ」






すてきですわ~はにゃーん
カードキャプターさくらの木之本さくらちゃん。













シングルで演じていた「サイレントヒル」の方。





サンライズつながりでガンダムのビームライフルを持参していたタイバニのお二人。





大きなスパッツが不満じゃと本編オンエア中は言われていたが
明朗快活な元気系美少女アクションで結構自分は好きだったけどな~
「ビビッドレッドオペレーション」衣装を立体にするととっても映えますね。



うきわミク。





女の子たちに明日から生きるためのエネルギーをもらえ!

















「はたらく魔王さま!」の芦屋四郎っすね。








ウルトラマンとウルトラの父
「ジュワッ」
「おとうさん、地球に来るまでに疲れたんじゃないの?」
父と息子が地球のコミケ会場で再会!



仮面ライダー1号と記念撮影、超豪華な絵に!



激写するウルトラマンタロウ!



新旧平成ライダーも揃い踏み
「さぁお前の罪を数えろ!」「ショータイムだ!」
最近は劇場版やVシネマで共闘も多くなったのでファンは番組が終わっても
さびしくないね。コミケでもこうしてヒーローたちに会えるしね!










おひさしぶり「お年玉ください」。ちょっと気が早くないかw
日常の品は皆ディティールアップしてあるんですよ!との話。
するめやサンマはサンプルらしい。



ワンフェスでもおなじみカオナシさん、動きがとってもなめらかでキュート。







ガスマスク少女トリオ。
ガスマスクの女子高生が銃を手に戦う漫画があるんですが、
彼女たちのこのコスプレは聞いてみたらオリジナルらしいです
ちなみに素顔もかわいかったっす。「マスクするとめっちゃ暑い~」つってました。







これはポレポレ(劇中に出てくるきたろうのお店)のアルバイト募集カナ?
平成ライダー1作目、仮面ライダークウガ



屋外駐車場で執拗に経営を迫るQべえ。
皆写真を撮ってるけど「あ、契約はちょっと考えてきます」。。。
魔法使いの契約は慎重に、ね・









ええぃっ
クワトリバジーナ大尉なのかヘビーオタのバジーナなのか
はっきりしろ!修正してやる(CVカミーユの飛田さん)。
屋上展示場で目撃。




もう一人,こちらは庭園で見かけたシリアスなクワトロ大尉。
ダカールの暑さを体感しつつ演説の決意を固める?
クワトロ大尉ならぬシャア・アズナブル(グラサンはずす版も撮らして
もらったのでクワトロ→シャアだ!)

編集中によく見たら上のお茶目なクワトロ大尉と同じヒトじゃないすか(笑)。



アザゼルさん、ヤバイシーン再現。









デザフェスでもおなじものセーラー服おじさんも元気!
あちこちでフラッシュを浴びてました。
タコのこともおぼえてくれていて
向こうから声かけてもらえてうれしいような恥ずかしいような。
今回はレイヤー希望の知人の女の子やお友達を連れておられました。





ネギ・初音ミクの相方カナ?でもずっとシングルでコス演技してた。



セガサターンのヒトもどんどん増殖していく。。。これは復活か!



エドモンド本田。プレデターと対決もしたらしい。



アキバレッドとじょうたろう。



ひこにゃん。「Q」バージョンのエヴァ零号機を演じているレイヤーさんが
2日目にいたんですが彼と一戦交えたかったみたい。
このひこにゃんの方、スリムで
リアルエヴァ体型だよね。









マリ・イラストリアス「♪まとを~ねらえばハズさないよ~♪ヘーイカモーン!!」

そしてこちらがそのエヴァ零号機改。
「Q」でカヲルくんとシンジがドグマに突入したときに待ち受けていたタイプカナ?



おなじくゆるキャラ擬人化レイヤーさんのふなっしーちゃん。カワユス
いっぱい撮らせてもらったけど
ちょっと怖いのやってもらおうとしたら「ふなっしーで。そ、それは
危険すぎますっ!」と丁重にセーブされた。それはどんななんだふなっしー。。。











マヅナイ 大破 カオス!







おなじみ、ドラゴンボールのセルさん。



じょうじ




















これはオフィシャルのアレだろうか、着付けがたいへんだけど見栄えも
すごいぞ!アイアンマン!



いつもAKB0048などアイドル系アニメの精密ツナギを製作・着て
応援団キャラになって登場するレイヤーさん。
今回の力作はラブライブ!の南ことり命Ver.。




またまた旧日本軍のシリアスレイヤーさん。


凱旋門などに立ってるイギリス兵士の人たち。



韓国兵、日本の警察官のヒトカナ?
制服系のレイヤーさんは全部撮ると図鑑が作れますね。













「仮面ライダーW」おやっさんが変身する探偵長亜希子のパパ、仮面ライダースカル。






ボバフェットさん。地球で銃を調達したみたいだぞ!



暑いけどクールに表情をキメる常連レイヤーの「ルパン3世」次元大介。





絶対にまどかを死亡・宇宙の根源ループなしで守ってくれそう
頼もしそうなほむほむ。















会場随所で見かけた「進撃の巨人」の巨人の群れ。
エレンの変貌した巨人が登場する1クール後半の見せ場、
岩を運ぶシーンも再現してくれました。












2・3日目に「ひぐらし」のサトコを演じていたひげの外人さん。
会場で何度も出くわすのでむやみに撮れている。。。
コミケにたむろす名物外人レイヤーさんの一人にカウントされそうな気配。
ひとつ疑問があるんですが、この大きなサイズのサトコの衣装って売ってるんですか。













貞子は今回2人体制。大撮影会が開催されてました。











川口浩探検隊がプレデターに遭遇!スフィアを奪い取って土下座さしとる!
おそるべし川口浩!しかしよく似てるな~。
このセットも演出効果満点だったですね。

「CMのあと、探検隊は真実を目の当たりにする!!(田中信夫氏のナレーション)
「驚異!ビッグサイトの東洞窟に
恐怖のテンバイヤーは実在した!」ガアアアア~ン←(ホラー音)



「絶望した!暑くて西ホールまで導線が一コースしかなくて
ほしい本が買えなかった!!」
みたいなポーズをお願いしました。絶望先生!



庭園の枝ぶりのいい樹の下では別の絶望先生がぶらり一人旅中。
ROMの販売時間を抜けて庭園に降臨する予定の
美少女レイヤーさんの撮影チャンスをこの暑さで休養している間に逃したのか?










駆けろペガース~!テックセッター
宇宙の騎士!宇宙の騎士!テッカマーン♪カッチョイイ!
タツノコヒーローは良デザインが多いね
こないだ最終回を観かえしたら子供時分の記憶どおり、
番組短縮のため敵・ランボス母艦への特攻まがいというはしょられENDだった。





かき氷は人気同人誌なみの行列ができている。



あちい、あちい。。。事務局の用意してくれた大型扇風機の前。
コスプレ観る側も体力要るよね・



苺のジェラート。とてもおいしいのだけどちっちゃいのだった。



庭園近くのレストランのメニューはこんな感じ。
今回は日替わりコミケ専用メニューじゃなかったみたいでした。



洋画のヒーロー系。パイレーツ・オブ・カリビアン
ウホッいい男。。。



洋画のヒーロー系その2。
ドーラゴンという~思い出を~♪(それは倉田保昭か)

「燃えよドラゴン」ブルース・リー!









「あちいー」
冬にもいた東方の女装レイヤーさんたちのパーティー、
何か苦行に挑んでおった。空気嫁のチルルもまたお目見えしてました・



紅の豚さんと宮崎パヤパヤさんの記念スナップ。









プリキュアとコミケで記念撮影!!
大きいお友達は子供さんに順番を譲ってください(笑)。









アイカツ!のアーケードゲーム筐体。





これは「チャージマン研」のボルガ博士が
輸送機から墜落する名(爆笑?)シーン再現ではないか!おそるべし。。。





口輪(というかギャグボール)にこだわるスク水グループ。
主催者はモイラさんのところカナ?

















おっカワイイなと思って撮らせてもらったけど、帰ってきて画像を眺めていたら
ハッと気がついたけどこれミュータントタートルズのドナテルロの
擬人化コスなんですね。とってもナイスアレンジ!



なつかしジャンプ漫画「ついでにとんちんかん」の主人公、間抜作先生と
自動車メーカーのCMで活躍したジ●ンレノのドラえもんさんのコンビレイヤーさん。




















また会えてよかった、
知人のゲルショッカー戦闘員さん。暑さでうっかりゲルパー液で生命維持するのを
忘れて行き倒れてるイメージで撮影、「ギュー~。。。」
初日に相方のレイヤーさんと「僕は友達が少ない」をネタに新作コスプレ
やっていたらしい。見たかったな~。




デスラー総統、ばんざーい!見た感じ2199版カナ?



ごきげんできさくに対応していただけましたが盃を掲げるときに
うっかり冗談を言いながら撮影すると展示場の地面がパカッと開いて
処刑されそうな。







夏休みの敵。なまはげ
宿題やらないと襲ってくる?








夏らしく水の都からやってきました「ARIA」のおふたり。









1話版の石仮面も。






「妖狐×僕SS」このカルタの方、実は男の子です。声聞くまでわからんかった、
とネット民にも驚愕絶賛されてた見事な女装子の一人。



スク水霊夢。キャラの区別はある程度つけるようオンエア作品は
チェックしているのじゃが、水着バージョンの美少女ヒロインは
マニアックすぎてもはやオリジナルアレンジなのかわからんのも今回は
少なくなかった。








3日目夕方になって多くの来場者がそれぞれのミッションを終えた夕刻に
なっても場内を車椅子が行き交う。。。何処かで誰かが行き倒れてる



闇に呑まれろ!!



3日間歩き詰めで会場をスニーカーなしで焼けたコンクリ通路をぺたぺた歩いてたら
かき氷やさんに飲み物が売り終わった水槽の冷たい水を足にかけてもらうタコ。
こげたような足裏に気持ちよかった
どうもアリガトウ!



3日目の終わり、最後の飲料補給にやってきた自販機のスタッフさんも引き上げる。
庭園で最後に食べたマリンブルーのかき氷。
これで今年の夏も終わった。。。シミジミ



ビッグサイトの壁に引き上げにかかる人々の影が長く伸びる



10月オンエア開始の新作「蒼き鋼のアルペジオ」のポスターが
ゆりかもめの駅構内やビッグ際と構内でも目に付く。
キャラクターたちが夕刻、引き上げていくアニメファンたちを見送る





ビッグサイト内のコンビニで店員さんが売上げアップを図ろうと描いたとおぼしき
マミさんとよつばとの萌え絵。おかげで販売力アップしてアイスボックスは完売。

しかしオタの狂乱の宴はこれでまだ終わらない。



祝祭の場所をリアルワールドでは第二コミケ会場ともいえるアキバをはじめ
池袋、または居酒屋やレストラン、アニソン対応のカラオケハウスなどに移して、
またはバーチャルワールドであるネット上のコミュニティに移して、
今宵は不夜城のように繰り広げられるのだ!

そして地方からコミケ行楽に出てきた人たちは泊りがけでアキバでのショッピング、
「アキバ浴」にいそしむところとなる。。。



夕刻になるとビッグサイト脇の道路に
新宿ロボットレストランの満貫色に飾り付けられた宣伝カーがパレードし来店を煽る。



上はネットの拾い画像だけどホンマにいたんかいな。。。
2008年頃のなのはの抱き枕パニックの頃は本当に抱き枕持って
朝、ふらふら会場近辺を徘徊してるヒト見たが。



戦車ラムネ!食べ物やさんたちも
あの手この手でお客さんにアイキャッチ。





ビッグサイトで見かけた妙なおみやげお菓子の新作。
中二病タブレットは版権なしでの製品化に工夫している。




「ガルパン」のご当地版リキュール。こちたは版権元オフィシャルアイテム。
定番・うめてんてーのイラスト入りリキュールはあいかわらず人気で即日完売。
コミケでほしい同人誌が買えた勝利の美酒として
夜のお楽しみに買っていく人もいるのかもしれんね。



ビッグサイト近辺の露店
もはや身もふたもない看板。絵柄は「俺妹」の桐乃。



カラフルならき☆すたのデコレーションサイクル。
これでコミケ帰りに電力いらずでアキバに戻ると爽快じゃろうな



「あなたが社長になって、女の子たちを連れてかえりましょう」
会場近くで待ち構えるアイマスのショップ。
コミケですっかり財布のヒモがユルくなったお客さんたちを
「限定」と称し直撃するほかで売ってないレアカード群。
タチマチ気分で思わす娘たちをお持ち帰りするコミケ帰りの社長さんたち。
商魂たくましい。



「このお値段は本日だけ!コミケ最終日の本日だけ!」



会場近くの物販で展開されていた恐怖の物販コーナー 「オワコンブース」。

賞味期限の終わった美少女たちを売り飛ばす恐怖のくじびきワゴン。
美少女キャラクタービジネスの光と影を一日で目の当たりにしたかのような。



コミケ会場3日目終了時のビッグサイトのエントランスで待ち構えていた
「←現実」Tシャツの3人組(泣わらい)
そしてまた2014年年末のコミックマーケット85まで、終わらない日常が始まる。。。





























ツウホウシマスタ!



逃走中!

(コミックマーケット84コスプレその4に続きます。。。)

【Four Divertimentos,op 'no°1,Andantino Grazioso】

他人の陰謀で事故に遭遇、指の自由を失いギタリストの夢をあきらめる海堂
人間に絶望しながらも人間を信じたい木馬
そしてたっくん「俺には夢がない、だが夢を守ることはできる!変身!」


仮面ライダー555・7話の戦闘シーンにかかったアコースティックの名曲。

http://www.youtube.com/watch?v=tiaWcecz4Qc

【梦のかたみ -Yume No Katami】

「仮面ライダー剣」のカリスのシーンでよくかかったアコースティックナンバー。

http://www.youtube.com/watch?v=9cJo_6CvT0w

【クロード・チアリ 冬の華】

http://www.youtube.com/watch?v=MvebfBhJS3E

【『おろち』劇中歌・新宿烏/谷村美月】

作曲は川井憲次。こういうインチキ歌謡曲作っても川井氏は天才。

http://www.youtube.com/watch?v=7JXnUryCTss

【愛と誠のファンタジア 一青窈+『愛と誠』の合唱団】

全員のキャラクターソングで前半40分費やすとか
原作破壊リメイク映画とか言われてるけど
スーパージャンクな映像演出満載でタコはかなり好きです。
ていうか「愛と誠」を原作破壊しても余り困るひとも
もはやいないような気がしますが・

過去映画三部作観てから鑑賞したのですが
原作の、誠が酒ですっかり壊れたカーチャンを踏切で助ける場面、
このリメイクではカーチャンは余貴美子さんが演じてるんですが
「じゃ一緒に俺も死んでやる」とかいっしょに電車に立ちふさがるという
改変がなされていたりするものの
しかし映画として見たらオリジナルよりもしっくりいってるのが見事でした。
原作者・梶原一揆の実弟、真樹久佐夫が脚本を書いた
「愛と誠完結編」に双璧をなすテンションを持っているといっていいのでは。

http://www.youtube.com/watch?v=eitIJBADJ1k


コミックマーケット84コスプレその2

2013年08月15日 | イベントルポ






うぎゃ、横須賀線が行楽客を詰め込んで停まってる~
どうなるんだコミケ行き!(って乗ってないけど)










てなわけでなんとか到着。主に1日目午後と3日目屋外展示場の
コスプレと会場内の風景~。




会場近くの有明駅ロータリーに停まる萌えマシン。



会場近くにアイマスのガチャポン。勢いでまわしてるヒト多いけど
皆コミケ会場を前に興奮してたのかぶっ壊れてるのも多いです。



屋外駐車場でも大型扇風機が稼動中。







「盗撮禁止」さん。いかんよね~
そして



逃走中さん、いつもどうも~「没収」!こりはこわい。
悪いことはできまへん。








金髪の外人シェリル・ノーム!確か前々回も遊びに来てた記憶が。2日目に目撃。
外人さんのカメコも集まってました。



この外人さんがあやしい萌えキャラで3日間暴れて人気の的になってました。
帰りに駅で見かけたけどコスのままで帰ったような。。。観なかったことに(冷や汗)





2日目からは「ひぐらし」のサトコを演じており同じサトコを演じる
レイヤーさんと仲良しになって皆にツーショットを撮られたりとなかなか
満ち足りたコミケの3日間を過ごしていた気配。









これが衝撃・ウワサの外人そに子。あまりのスーパーないスバディぶりに
カメコさんたちも撮るのを前に言葉を失う有様。
テレビのコミケ番組でも取り上げられてました。
暑い場所から来たのか猛暑をものともせず、すずやかな表情で
ダッダーンとコスプレ会場を巡回してました。





初日最初に撮影させてもらったのがこのプレデターさん。
先日のワンフェス夏にもおられたのですが、さらにキグルミをディティールアップ
してあるとの話でした。「進撃の巨人」メンバーや自宅警備隊などとも
親交があるらしく、いろんなキャラクターと夢の対決を繰り広げていました。
川口浩とも戦ったんですが、のちに。





エヴァンゲリオンの敷波・アスカ・ラングレー。
体育すわりは演技のときではなく休息のときのですが
お願いして撮らせてもらいマシタ。



同じくエヴァのゲンドウ。



「今が買い時」!



「ANGEL BEATS!」



初春を趣味のスカートめくり中のサテンサン
その場でリクエストしたカメコさんTHX。








「ダンガンロンパ」。



このヒトもワンフェスやコスプレフェスタなど各イベントに出現して
輸送任務中で遭遇率が高い「バイオハザード」の兵隊さん。
暑かったのにいつ見てもポーズを崩してなかった。
タフだな~。

この方ではないですがミリタリー系のレイヤーさんは
3日間参加するのに「ホテルで夜のうちに軍服を洗濯するんだあ」と
おっしゃってました。










AA系のレイヤーさん。屋外駐車場でがんばってました。
「ゴオオオオ」のヒトは中にヒトがいないのですが、スタッフさんが
「おっ 大丈夫?」とかちょっと声をかけてましたw




















2日目、3日目は初日に暑さに驚愕したヒトビトもそれぞれ暑さ対策や水分確保の
対策をとってきたのでいくぶんか過ごしやすかったようだがそれでも
コスプレはほとんど屋外会場がメインだったので、こまめな休息をしないと
もたないのだった。











「進撃の巨人」がレイヤー人気急上昇、スタッフ、レイヤーさんあわせて
城砦の街ロケで実写映画ができそうな勢い。巨人のレイヤーさんも多く
モモヒキやパンストを穿いて全裸の巨人の姿に見立て会場随所で大暴れ。
巨人化したエレンもアニメ版にすでに登場しているが、会場にも出現。
巨大な岩で門を塞ぐ最大のミッションを再現したりファンを楽しませてくれた、

巨人のほか、「変態仮面」さんや水泳部が舞台となる「FREE」ののレイヤーさんは
ほとんど裸で過ごせるので涼しいと言うとった。



運動神経が抜群な陽気な石仮面くんも元気だった!





戦う男たちのコスプレといえば。。。
前に成田空港建設反対デモの参加者のコスプレをやっていた方カナ?
今回は85年にタイムスリップ、JR民営化反対中曽根政権断固粉砕デモの
装束で登場。



タコに大サービス、85年当時のリアルデモ風景を大判にプリントアウトした
写真も披露してくれた!



またまた映画「風立ちぬ」がヒットしたばかりの宮崎氏。
初日の午後、庭園でちょっとした捕り物があり、カメコさんたちと連携して
そちらでもパヤパヤさんが活躍してました。





















キリッとした表情が萌え。「化物語」のアララギくんと八九時真宵。





萌えの始祖的キャラクター、「うる星やつら」のラムちゃんとクラマさま。
温故知新的にぴえろキャラのレイヤーさんも多かったです。



さらに温故知新の萌え・男装系キャラの始祖的存在といえる
「リボンの騎士」のサファイア姫。





マリオ関係もキグルミや擬人化など合わせのグループが何組かいました。



「俺の歌を聴け~」マクロス7のバサラ。
ランカやシェリルが近づいていって記念撮影してる姿も見られました。



長身マッチョのタイガーマスク。



セガサターンさんの機体表面のステッカー。



非常口のレイヤーさん。



サイレントヒルの恐怖の看護婦さんたちもさらにメンバー増殖。






サイレントヒルに対抗してというわけでもないが
ジャパニーズホラーヒロイン最強の貞子さんも2人体制で出現。







ゆうきまさみ氏の「あーる」。
パトレイバーみたいに実写映画にならんかねえ。





亀仙人と機動戦士μ(ミュー)ガンダムのニュータイプバトルw
ガンダムが手にしているのはファンネル(笑)。



2日目の午後、少し曇りで日差しが陰った頃にいました
ガンダムUCのユニコーンガンダム。
いつもMSのきぐるみを自作してくる方のカナ?
コスプレ広場終了時間で帰る寸前だったのだけど、観れて良かった。





UCは基本、戦わないガンダムだけどお隣にいたおひげのホワイトドールならぬ
エドワード・ニューゲートさんとツーショットでファイティングポーズ。




「雨が降るまでに帰れ!」2日目は結局降らなかったな。。。









ゲームキャラの「窓付き」。もちキャラにしているレイヤーさんは
アンニュイな表情の演技がたまらなく毎回タコも満喫させてもらってます。
このキャラはゲーム中、目をつぶっているのがデフォルトなんですよね。
今回はコートを着て登場。トレードマークの包丁のほかに
縦笛の演奏まで披露してくれました。



映画「しんぼる」。見つけたときうれしかった。



これもマイナーどころ?4月1日エイプリルフールに登場した
「そに子☆マギカ」。



こちらもまどか関係なのだけど、タコのお願いで演じてもらいました
「げんしけん2代目」4話のコミケ話(劇中ではコミフェス)
で大野先輩たちがコスプレした
ほむほむとマミさん!ということで劇中のビッグサイト上と同じ位置で
井戸端会議をしてもらいマシタ。

「せっかくメインキャラが身内だけでそろうと思ったのに」

「きっと円環の理に取り込まれたんだよ」

「そろそろ聞いていいかしら
あなたいつからそんなに斑目さん推しになったの?」



↑劇中
同じ位置



で、カメコたちが集まって撮影風景になってしまう。。。というシーンも再現。

どうもアリガトウ!



う、カワユス。。。



子連れのまどかも発見。子供さんも一緒に撮ってもOKとのことだったので
パチリ。じつは弟と再会したまどかとか。




初春のメイク風景とか撮らせてもらいました。



黒子とチームで市内パトロールシーン、スタンバイ!





米兵さんと旧日本兵さん。旧日本兵さんは沖縄玉砕ver.らしい。
戦車に特攻する装備がリアル。よく見たら帽子のマークが「ガルパン」の
大洗中学じゃないすか!「対戦車仕様DEATH!」との話。
しかしいい笑顔だのう~。





カメコさんたちも地面に張り付いて渾身の撮影中
スナイパーさん。





徹夜を阻止する狙撃部隊もあるのです。
夜のビッグサイトはハンティングタイム・こわいわー。
このワイルドなレイヤーさんは冬にガルパンのコスプレで狙撃部隊やってたヒト。





そしてゴルゴ13.。。



萌えオンラインゲームの紙袋をおみやげに持っているのがお茶目な
「13日の金曜日」に登場する不死身の殺人鬼ジェイソン。
思春期だもんな~。クリスタルレイクのカーチャンに
エロゲ見つかるなYO!





「北の海女」さん。カワユス。



「魔女の宅急便」キキさん。





「WORKING!」種島ぽぷら。よく雰囲気を出してますね。
ちょっと元気のいいポーズをお願いしました。



恐るべき邪神のようで萌えキャラという
一言では名状しがたき雰囲気をよくかもし出しておられます、ニャル子さん。

(やっとバテが抜けてきた。。。コミックマーケット84コスプレその3に続きます)



●「極道の妻たち」シリーズ主題歌

【都会の雀/島津亜矢】

http://www.youtube.com/watch?v=JunN502Y45A

【抱擁/和田アキ子】

http://www.youtube.com/watch?v=j-kalrCgMC0

コミックマーケット84コスプレ

2013年08月14日 | イベントルポ



放置禁止区域




アキバノナツ




7月にオープンしたアキバドラッグ&カフェの宣伝カー
アキバ駅前で派手にプロモーションを展開



日常・・・

今日も萌えの町で訪れる者につかのまの欲望充足を果たしながら
永久機関のように奏でられる、どこまでも終わらない日常ーー。



コミケはそれをひととき崩壊させ日常の忌むべき輪廻から抜け出す場所とも
いえる祝祭空間。しかしすでにコミケの外輪にもアキバのような
コミケ的な空間が日常的に存在する。
深夜にテレビのスイッチを入れればそこにはいったい誰が全部観ているのかという
ほどの大量のアニメ番組がオンエアしている

そう
ヒトビトはすでに夏・冬のコミケの開催の間に空いた長い時間の中にも
ガス抜きの方法をそれぞれ見つけてしまっているのだ。

しかしそれでもヒトビトはコミケに向かう。それはあたかも聖地巡礼のような行為。
欲望充足の手段は現代において多種多様だ。
にもかかわらずコミケになぜそこまでヒトはひきつけられるのか?










ワンフェス会場でもメッセを周回していた真紅の「進撃の巨人」カー



夏のアキバを遊弋する初春カー「サテンサーン」



上野駅構内の主として屋上にそびえるダイオウイカ
「ガメラ3」のレギオンを思わせる
触手を持った巨躯がエントランス内に鎮座。



この暑さに猫も思わずもたれるわな
二日酔い?





今年もまた非日常の場所、コミケの夏、朝がきた
日の出とともに



けものたちは故郷を目指す

けものたちの戦いが開始される



待っていたのは日常の退屈さを超える強敵

40℃超えの炎熱地獄

ルリ・ルリイ「ダンクーガノヴァの機内温度は5分間の戦闘時間を超えると
100度以上になるんです」













一般視聴者向けにカットアップされたTVモニターではどこまでも映りきれない
コミックマーケット84
混沌(カオス)がすべてを支配する
狂気と旋律、絶望と歓喜・怒号・喜悦
戦闘の3日間をひととき覗いてみよう。

そして3日間のたたかいののち、けものたちはその手に何を得るにいたったか・
それが何かを見出すのはあなた自身の目だ。



対策をとっていながらそれを超える極限のアクセス超過で
つながらないコミックマーケット公式サイト
更新情報も得られず会場内の順路や行き先確認などがいくつか不確かなまま会場に向かう



高熱でぶっ壊れる駅券売機、庭園では手誰の兵(ツワモノ)たちのデジカメも
次々と熱暴走 そして人間も。。。



老若問わず、体力の限界を感じ早々と昼に退散する入場者も少なくなかった







ホール外には人気同人誌の購入定期列が。。。



それでもけものたちは荒野を目指す



早朝、会場を警備するガードマンさんの頬にもじりっと汗が。。。

路上を世凝る「神様のいない日曜日」の車体宣伝トラック
海の潮の香りも漂う、いや自らの体内から放散した汗か
会場は近い



ラマダン






潮のにおいは嗅げるものの、水が、海がない海水浴場、といったところか。








ビッグサイト裏手のトラックヤードに形成された
東ホールの入場列をロングで見るとこんな状況
着々と来場者は場内へと誘導されてはいおるが予定外の暑さから
もう少しで入場エントランスを前にしながら
熱に耐え切れずに車椅子で運ばれていく者も何人か出た







事務局も事前のよびかけ、倒れこみやきづかずに昏睡する
ヒトが出ないよう尽力していた 
といっても来場者の身体コンディションは千差万別で
結局初日の10日は400人が会場内の救護室または
救急車で病院に向かったと聞いている。



「進撃の巨人」コスの事務局スタッフも多かった
会場では見えない巨人との戦いが繰り広げられていた





初日10時台の「庭園」。まだまだヒトが少なくそう不安感はないが
昼には演じるほう、撮るほう双方がつめかけキャパが実質パンク、
温度上昇は44℃と言われている。



初日は会場を訪れたすべての人間が予想もしない熱との戦いを強いられた



特にコスプレ広場や人気本の購入の並び列では炎天下にしばしとどまる対策を
していないと15~20分ほどすると頭がゆだってくる。

初日、タコも冷たい飲み物を持っている程度でそれほど対策をとっておらず
10時半入場して午後1時前にはえもいえない不快感に包まれてホールの通路で休息。


一期一会主義から夏冬関係なくこれまでの参加では
休みなしでひたすら歩き回るのが信条だったタコも
長いイベント参加歴でなかったことだが、
やむなく健康保持上から休みをとった。
こんなことは初めてだ。不覚というかなんというか








しかし平均40℃越えはダテではなかった。

見ると数分に一回、スタッフが要救護状態になり行き倒れた
参加者を迎える車椅子を押して
カラカラとプラの滑車が音を立て行き来していたのだから。
野戦病院てこんな感じだろうか。


初日帰ってからネットで熱中症、脱水症状などに詳しいサイトを調べて
さっそく対策をとりはじめた
2・3日目は「ひえピタクール」系の冷却シートと塩飴を持参して
10分程度の定期的な休養と
体温の低下・安定に気をつけることにしたことで比較的に負担が
なくすごすことができた。

しかし後で聞いてみれば、これまで参加スキルを積みある程度体力に自身のあった
多くのイベント者も今回のコミケの暑さにはかなり根をあげていた気配。

ただ今回タコ的には、レイヤーさんで少し熱にグロッキー気味の様子のヒトには
持参した冷却シートをあげてリゲインしたりなんかもできたし、コミケにとどまらない
不測の猛暑対策という面では他でも活用できるケーススタディになったように思える。




おなじみ、コミケ常連「ウゴウゴルーガ」・シュールくんのレイヤーさんの
後頭部についている温度計は
37℃を表示中(3日目の午後2時頃屋上にて撮影)



世界各地の過酷な戦線を渡りなれている
紅の豚さんはこのとおりクールな表情で段取りよく暑さをしのぐ
頼もしい漢である。






急速冷却ならやっぱりカキ氷!っす。
カラフルなコス衣装のレイヤーさんはカキ氷持つと映えますね。



庭園のバンで販売しているかき氷やさんのマリンブルーは初日3回食べたな~。
(ちょっぴりステマっぽいけど、4色あってどれもおいしいっすよ)



仲良く相合傘で暑さをしのいでいる「レールガン」
初春と佐天涙子。



「悪の華」の悪の花さんが事務局の稼動させた大型扇風機の前で涼む。



ゴスロリ系衣装のレイヤーさんはかなり着込んだ状態のままで
運ばれている人も初日に見かけた。。。どうしただろうか

アニメ「ローゼンメイデン」が復活、再びオンエア開始したので
ファンとしてはここは演じたい!雛苺の遺志を汲んで今は
ただアリスゲームに参加したい!という
思いからか、パーティも結構見かけた。



地球侵略を目指すイカちゃんさえも
バイト先の海の家から逃げ出しそうな暑さ







そして被り物、キグルミ関係のレイヤーさんも過酷な戦いを強いられた
初日、屋上や屋外展示場のタフなネタ系常連メンバーもさすがにいつもよりは
早く引き上げていた

上は「ガールス&パンツァー」の主役・あんこうさんチームの乗機・4号戦車に
扮したレイヤーさん。

ネタ系、キグルミ系はこの気温下の活動に敬意を表し
できるかぎり撮ってきたのでまたじっくりと。






おなじみ自宅警備隊も例によって大部隊での参加ではあったが
日々のサバイバル術に長けているだけあり、終始日陰に拠点を固定し
黙々とかつ慎重にポーズとりや他のレイヤーさんとの会わせ撮影、
記念撮影の要望に答えていた。彼らの通常の警備活動では今回はやや地味に
見えたのだが、あえていえば有事に備えた賢明な対処といえるところだろう。




会場に居合わせたあらゆる人類が今回は文字通りごみのようでした
「ラピュタ」のムスカ。




































誰に何を応援してるんだかもはやわからんのじゃが、とにかくフレーフレー。
囲みでがんばってたレイヤーさんたちの一部(主に3日目の人たち)

とにかく今回は撮るほうも撮られるほうも
起動時間が短かかったので時にもっと踏み込んでその場にいたかった場面も
多かったのではないだろうか。
ちょっと囲みが大きいので少しピークを過ぎたら撮らせてもらおうと思うと
2~3分くらいで囲みが跡形もなかったり。
まるで沙漠の蜃気楼のようだ。

【Im Alive/ Becca】(「黒執事」第1シーズンエンディングテーマ)
http://www.youtube.com/watch?v=PhPoGqC_LPo

【We survive/Kotoko】
http://www.youtube.com/watch?v=AxvCJxSwPKo

【砂漠の雪FULL.ver/MELL 】

http://www.youtube.com/watch?v=kq9IiLLFA6g

(コミックマーケット84コスプレその2に続きます。。。)

ワンダーフェスティバル2013冬ソフビ②

2013年02月10日 | イベントルポ












コスモナイトαさん、午前中のオイル怪獣リスペクトカラーに続き
午後の悪魔遊星魔人遊星より●をこめてカラー。















ガーガメルさん。盾が顔のキャラクターは池田直哉氏のデザインした
オリジナル魔界戦士(なのカナ?)。近日発売を予定している
オリジナルファンタジーキャラクターシリーズとのこと。











NERDONEさんの新作ソフビキット、コナミのゲーム、
「ワイワイワールド」の主人公とヒロイン。





FIGーLABのドン氏に見せていただいたサンプル。
PAUL KAIJU氏とBLObPUSさんのコラボキャラクター。海産物のモチーフを
取り入れたダークヒロイン風?
名前はメモっておかなかったんですが、「脊椎(脊柱のある)動物」を
意味する英語をそのまま名前にしているそうです。



















ゴジラ関係のメモリアルアイテムとソフビ永遠のシンボリックタワー、
東京タワーが林立していたマルサンさん。

























MAXTOYさんのブース。昨日「私のいじったネゴラ展」の表彰式に出席する
ために日本で合流したトッド・ロバートソン氏とMAXTOY総帥マーク・ナガタ氏が
一日中席におり、ファンと楽しそうにコミュケーションを図っていました。
トッドは新作でキャスト製でカスタムペイントに使用している
アンモナイトをソフビ製のミドルサイズで販売する予定。
ネゴラ関係ではTTTOYさんの新規原型も披露。とうとう「ネゴラ戦車」までが
登場します。今回のワンフェスでは趣を変えて日本が誇る漫画新旧人気美少女
キャラクターのソフビを三連打。「よつばと」のよつば、「あずまんが大王」の大阪、
「ゲゲゲの鬼太郎」(マガジン版)の猫娘が登場。表情が素晴らしいので猫娘を
買ってきました。









(文章作成中。。。)

アキバ戦記36Oneup.スイーツ

2013年02月01日 | イベントルポ





もう2月に入りました。
アキバZONEのOne up.さんで2月1日にスタートした「スイーツ」展。







ZENITHさんの大作オリジナルバイナル「ZENITH」も今回で3個目の販売。
店長さんによると
前から作りたかった大作ソフビなので1個1個をじっくり売っていきたい、との話。
塗る面積が空前絶後というか、この大きさゆえ半端でないのですが、
いろんなソフビメーカーさんがこれを塗装したいと挙手してくれているとか。























ここから下は今週掲載した「私のいじったネゴラ展2」で置き場所が撮影困難だった
場所の補完です。普段タコブログにコメントをいただいたり、ブログをされている方の
出品が多かったのにもびっくりしました。楽しんでカスタムしたんだろうなと
思います。リアビューも各作、気合が入っていますね。










スーフェス61七イルイル人面獣

2013年01月24日 | イベントルポ



スーパーフェスティバル61ルポ其の七。

年最初のスーフェスで新作を発表するのが恒例となっている
関西のインディーズソフビメーカー、イルイルさん。

今回の製品は以前発表した
「流星のペピー」劇中に登場する設定の新作怪獣ソフビ「侵食怪獣ビニダム」、

ファーストプロダクツ「怪造人間トキオ」の新作換装ヘッドによる
バリエーションタイプ「スーパーノヴァ」

そしてウズマークなる別ブランドから発売したおどろおどろしい表情をした、
インディーズソフビ不朽のモチーフとなる「双頭」キャラの
新作ソフビ「人面獣」。

スーフェス会場では朝10時半のスタート以来長蛇の列が形成され、あっという間に
販売が完了。

イルイルさん自身は1年に1回複数製品のペースで新プロダクツを
発表し、ソフビ本体のみならず、本業のDTP関係スキルをフルに活用した
パッケージデザインへのこだわり、また製品に込めたシアトルカルなギミックで
お客を圧倒するなど、単に自作のソフビを売る販売活動以上に
一種のパフォーマンス的要素からソフビを展開している気配もうかがえる
特異な立ち位置にあるメーカーだ。

今回もどんな考えからこの新作を発表しているのか、また昨今高まってきた
自メーカーの人気についてどう捉えているか聞いてみた。
前回、「流星のペピー」の原作本および作家が存在すると思い
昭和の古い児童文学の古書目録などを調べていたタコ的には
「今回もまた本人に聞くまでかつがれるようなフェイク的設定があるのかも」
と思い、イルイル氏を前に、そこはとにかく慎重に
どんな意外な事実が飛び出すかじっくりと尋ねるところとなった。



●今回は人面獣の販売元として、イルイルでない
「ウズマーク」なる新ブランドが立ち上がっているが、
これはどういう経緯から生まれたのでしょうか。

イルイル氏「イルイルの活動は「ペピー」の流れなど世界観がすでにできて
今後の展開も構想がある程度決まっている。
その上で自分で展開に自由の効くプロダクツを出すブランドをもう一つ持ちたいと
思い立ち上げました」。

●毎回凝ったパッケージと裏設定を持たせてプロダクツを製作しているが、
製作面ではどんな背景で作業を進めているのか。かなり手間がかかっている
ように見えるが。。。

イルイル氏「今回の3製品は昨年の5月から作業を少しずつ進めてきました。
本業の傍らで進めているのと自分なりのこだわりがあって時間がかかる。
ソフビ本体も原型製作、組立、塗装まである程度の時間を要するが、
箱のデザイン、製作、組立のほうにも、といえます」

●今回もたくさんのお客が入場時に列を形成しているが買えなかったヒトも
随分出ていたようだが、高まるニーズに対して販売上の方法など検討は。

イルイル氏「今回も製品を作るまで、また出来上がってから東京に持ってくるまで、
すべての作業が押せ押せになっているのが実態で、
これまでもある程度の反響をいただいておきながら、
販売時にできる列でより広く行き渡る製品の売り方などにも考えが
及んでいなかったようだ。せっかく朝から並んでくださったのに
手にすることができなかった人たちが出たのは申し訳ないと思う。
今後は販売方法などを考慮していきたい」

しかし、とにかくすべての作業を自分一人で行っているので、
なかなか数が作れない実態があるということを理解してほしい」。

実際、今回のビニダムに付属しているミニペピーのソフビの箱などは
たくさん作れるようなものとは思えなかった、と傍らで販売を手伝ったヒトからの
フォロー。「とにかくイルイルさんは懲りすぎだからね~」





●「前回はペピーの原作本があたかもこの世に実在する古書のように
緻密に作られていることでてっきり本当にあると思ってかつがれたんですが、
ビニダムに関しても脳内設定はあるんですか?」

イルイル氏「侵食怪獣ビニダムは、ペピーの敵怪獣として設定しているんですが、
やはりペピー同様に原作の玉山先生との原画をもとにソフビ化したという設定です」

●「思うんですが、本の表紙絵のビニダムと似てはいるものの、
足や触手の解釈が違うイルイルオリジナルみたいな感じがします」




イルイル氏「原作者の玉山先生とは、前回のペピーの製品化交渉の際に、
自分の本は児童文学なのに商業的なソフビ玩具の製作にあまり乗り気でないとの
主張を崩さない頑固な先生からようやく版権認可を取り付けたのですが、
製品化されたペピーが表紙絵にある少年SF読み物ヒーロー的な
ルックスのソフビにならずチープトイのような
プロポーションになってしまい、出来上がったペピーに先生は怒りました。

そのため今回の第2弾・ビニダムでは
玉山先生からは『絶対今度こそ忠実に製品化しろ』
との強いお達しを頂いたのですが、付属のミニペピーこそ元絵にリアルな
仕上がりになったもののメインのビニダムの版権交渉の際、
先生がイルイルの持っていったお酒を飲んでその場は寝てしまいました。
一応寝言半分で版権許諾をとりつけたものの、その後も
再三表紙絵からはみ出している部分の手足などのデザイン画をソフビ製作用に
依頼したところ、先生が乗り気でなく結局描いてくれなかったので、
納期も迫ってきたことから表紙絵の範囲で脳内補完しながら
イルイルがそれらしく作った、ような感じを出してみました」



●「それで途中で途切れたような触手のディティールになっているんですね
よく、作り手が明確な設定を決めて作業をスタートしていなかったことで、
表紙絵と本文の挿絵が全然違うデザインのキャラクターが一冊の本の中に
混在するという現象が昔はありましたね」

イルイル氏「そう、
すでに『ペピー』自体は架空の本であるというのは
前回の販売で明らかにしてしまいましたが、自分の中では
引き続きこの原作者・玉山氏が存在していて、
イルイルが『ペピー』製品化への思いを肥大化させながらソフビ化を進めているのに、
版権整理上での見解の齟齬やソフビ製作現場でのキャラクター観の違いが
常にプロダクツに反映してブレているような印象も加味させ製品を作っています。

製品そのもの以外にも、バックボーン自体が手にしてくれたヒトにとって
製品の一部のように楽しめるアイテムになってくれていると
よりソフビが面白くなるだろうか、と考えています」

●「玉山先生も高齢であるから最近は寡作なんでしょう。
過去作品のソフビ版権などを下ろさないと、きっと生活が困窮しているのに
妙なところが意地っ張りで現場も困りますね。むやみに過剰感のあるパッケージは
出来てしまったソフビに対する齟齬を埋めるために施された
メーカーサイドの苦肉の策なのかもしれないですね」

イルイル氏「手にとってくれたヒトがいろいろと作品のみならず作品の描かれた
背景、ソフビをイルイルが製品化したプロセスなどを想像して楽しんでくれると
自分も自分のソフビの世界観が広がったようで嬉しいですね」

つまり、すでにイルイル氏の脳内には、あれこれと文句をつけつつ
版権を下ろす頑固な先生とソフビ製造の現場にいるが何だか常に詰めが甘く、
先生とソフビ化の際に造形的齟齬を発生させてしまう、
昭和のTOYブランド「イルイル」なるメーカースタッフという
2人格が脳内で常に擬似二人三脚となって
せめぎ合いながら相互に快楽物質を交換しあいつつ、
「流星のペピー」という架空作品の版権ソフビ化があったら、という
コンセプト下で本人もややこしい思考回路を駆使して元絵→ソフビ化という
双方の製作作業をこなしている。

そんなイルイル氏が奇しくも、2つの頭部を持っており、
文字通り2つの首でせめぎあいながらあたかも「人を食っている」、
「人面獣」なる怪物のソフビをこのほど新ブランドのウズマークから生み出したのは
いかにも創作者独特の深層心理ゆえなせる技なのだろうか。

気分を一新した別ブランドでの所作とはいえ、
双頭の怪物というのは偶然とも思えない感じがする。






ウズマーク(イルイルの別ブランド)製「人面獣」。

パッケージやHP上で画像として使用されている
リアル造形の双頭怪物が暴れ狂っている姿が
販売前にお客の目にも焼き付いたところだろう。
しかし製品化された人面獣はレトロソフビに倣った的な造形テイストで、
おどろおどろしいというよりは、だいぶヤンチャでカワイイ感じに仕上がっている。

イルイル氏「『人面獣』では映画に登場した怪獣が
ソフビTOYになった時に成形の都合や製造会社の造形的嗜好から
いつしか醸し出されがちな仕上がりのギャップをテーマにソフビの原型を製作しました。
そのコンセプト上でオリジナルとなる映画の人面獣の立体物も
対比として当然ながら必要になりました」。

●「そう、その件もお聞きしたかったんですが、
このHP上やパッケージに使われている画像のモンスターの立体だが、
自分は過去の国内外の特撮怪獣映画は大概見ているので、
何か実在する映画の怪獣の画像を
コラージュしたのかと思っていたのだが、どうもそれが見当たらない。

香港映画の「三頭魔王」とかイタリア製作の「ネバーエンディングストーリー」
クローン映画か何かから引っこ抜いてきた画像でもコラージュ使用したのかと思ったが
調べてもそれっぽいものがない(スーフェスでの発売前に自分のところにあの
イルイルブログの怪獣は過去に実在するのか、何か知らないかと
タコに問い合わせしてきたヒトが何人か居た)

キャスト表記でブルック・アダムスとかニック・アダムスとかいろんな俳優の名前を
合成している役名を見てもこのポスターは完全なフェイクだろうとは思っていましたが」

イルイル氏「いろいろ探してくれたんですね(微笑)。
そう、
映画に登場したとされる人面獣も、立体物として今回ソフビの人面獣以外に
製作しました」




(上がその証拠写真。イルイル氏が携帯電話に保存していた
リアル人面獣の画像を見せてくれた)



イルイル氏「パッケージやポスターに見える魔道士のような人物の画像は
黒い布をかぶって撮った僕です」

なんだ、この禍々しい魔道士もイルイルさんのコスプレだったのか~!
よく観たら確かに彼ですね。

●「わざわざポスター用のリアルな人面獣も製作したんですね。
架空の本の表紙絵の次は架空のポスターに映画本編の立体物製作か、
本当にこだわるヒトだな~」





イルイル氏「リアルな立体物といってもこれ以上拡大して印刷したりすると
作りにはアラがあります。
本当にパッケージやポスターの画像用として
ソフビ人面獣のバックボーンにリアリティを出すためだけに作ったので
この『映画版の人面獣』を製品にするとかいった考えはないです。
あくまでリアルな映画の人面獣と
製品化された時におもちゃとしての体裁によりだいぶ違ってしまった
人面獣のギャップを強めるために両方用意しました」

自分のオリジナルソフビを、マニアプロダクツとしてでなく、
セカイへのマスプロダクツとして「実存」させる強度をより高めようと、
自分に極限まで作業の細密化と作業的負担を強いることで
出る結果、スペースの限定されたパッケージ内や製品に「インディーズソフビで
ありながら実際にマスで頒布されたかのように見せる」ことに執着する
イルイル/ウズマークソフビ。

彼にとって1年に1ステージで見せるこの地道な
ソフビとパッケージの製作作業は作業量や負担が得られた成果に見合うとは
到底思えない。
しかし彼は自分の作るソフビのすべてに労力を惜しまない。
そこには「見る者が驚嘆する」瞬間を夢想しながら、それを遂行する技術と気力を持つ
本人のみにしか味わえない、一年間の孤独で過酷だが甘美な快感を獲得する
道行きなのだろう。そんな意味ではいささかカリカチュアライズされた
手法ながら、インディーズソフビ本来の目的を
独自の手法により果たしているメーカーの一社であるといえそうだ。

●「『人面獣』のパッケージを今もう一回じっくり見るとあまりスチール写真の点数が
少ないのを無理くりポスター上から画像を拾って作っている感じがよく出ています。
版ズレや網点のツブレ、複写時のモアレとか昭和のアナログ製版技術にあった
ヤレまで再現しているんですね」

イルイル氏「あ、よく気づいてくれましたね。映画の怪獣で撮影時の番宣資料写真が
少ないものをおもちゃ会社でソフビ化する際にパッケージ素材に困って
パッケージデザイン作業の現場で必死にひねりだしている感じも出したつもりです」

こういうパストテクノロジーへのフェチズム表現は
たぶん本業のDTP作業で得られた体験から出てきた発想なのだろう。
しかしやるとなるとどこまでも徹底するヒトではある。



さらに、本来見えないところにもこだわっている「人面獣」パッケージの内装。
イリーガルなマーケットで出回るアダルトトイや、
昭和の版元も得体がしれない、効力のわからない占いカードやタロットカード、
昭和のハヤカワや創元推理文庫の表紙絵に見られるような
得体のしれない幾何学モチーフを挿入したりと昭和の過剰にパッケージが
作りこまれることでおもちゃメーカーが気づけば自覚しないままにたどり着いてしまった無意味なシュールレアリズム表現やらバッドテイストへの傾倒を、中箱という
ステージにおいてもよく再現している。

イルイル氏「なるべく箱からソフビを出して楽しんでもらいたいと思い、
開けやすいように、組立過程で片方の開け口に手を入れています」

●「イルイルのソフビはこれだけ几帳面にパッケージを作ったりするので
なかなか遊べないように思うんですが、普段お客としての立場では、
持っているソフビなどでは遊んでますか」

イルイル氏「それが意外にというか、結構部屋に気軽に転がしてある的な感じで
ガシガシ遊ぶ派です。おもちゃは飾っているよりも
手にとって気兼ねなく遊ぶほうが楽しいです」

実際イルイルソフビが昭和の頃に実在していたら、
「本のペピーと違う~」などと言われながら
美麗に作られた箱も持ち主が子供とあればすぐどこかに行ってしまい、
子供たちにも塗料の落ちなども一向に気兼ねなく、
ガシガシ遊ばれることだろう。

イルイルソフビにはそんな、販売時には光輝き
玩具店の軒先で目を惹くパッケージ仕様のTOYが持つ儚さ、そして、どこか
テレビや映画の劇中のイメージを完全に再現していない昭和のTOYが箱の外装などで
購買意欲をフルに上げ底するようなシチュエーションの再現なども標榜している
のだろう。総じてあらゆるおもちゃはいつしか生産量の何割かは
主需要者の子供でなくマニアが手にしてしまうことでTOY本来の役割である
楽しく手に取って遊ぶことがほど遠い存在となっている。
イルイルソフビはそんなはかなさををもレトロスタイルの製品に定義し
佇まいに纏わせたシアトリカルなアイテムといえる。




そして次の件は当日、スーフェスの会場に居たヒトは気になるところだろう。

●「気になるんで聞きますが、今回は向かいの卓に出店されている
ターゲットアースさんのブースでイルイルさんのと似ている
双頭怪物のソフビの粘土原型を見たんですが、これは何かイルイルさんの
人面獣に関係している製品なんですか?
よく似ていましたよね。会場に来て、ああやはり
イルイルさんの人面獣は元ネタがあったのか?と思い直しながら双方を
見比べていたんですが」

イルイル氏「いや、自分も別な方に作られていることは今日会場で知りました。
(少し考えて)、たぶん短期間であそこまで仕上げられたのかな。。。
今日、向かいのブースにあって出来栄えに自分も驚いたし、
何より原型製作作業の速さに感服しました。

そう、『ペピー』の原作本じゃないですが、今回のターゲットアースさんの
ような感じで、実在しないはずのキャラクターのバックボーンやイメージを広げながら
皆で共有できるような展開ができるなら、自分もありがたいし、
楽しいと思いました」



今回のスーフェス61会場では架空の映画会社、SMOG FILMによる
創作物「人面獣」も当のイルイルさんさえもが驚くような事態が発生した。
あたかもリアルに存在する版権怪獣映画のキャラクターで
あるかのように、人面獣がインディーズソフビ内の虚構から現実へ出てきて
息づきはじめたのである。カオスな出来事が起こるスーフェスならではの
光景だった。

ビニダム、そしてセカイへのさらなる侵食。。。
すでにイルイルソフビは我々ソフビファンのいる
現実のセカイにまで侵食を開始しつつあるのかもしれません。

スーフェス61六HSメカゴリラ獣

2013年01月22日 | イベントルポ


スーフェスルポ、その六です。仕事や家事、他のソフビイベント探訪で
バタバタしていて一週間ほど過ぎてしまい、恐縮です。

HS氏「スーフェスに来たのははっきり覚えてないが、確か20年ぶりくらい
ではないかと思う。今回は友人のタケシットくんのブースを留守番するということ
で来てみたが、何もかもが初めて目にする印象」。

本業で毎日ソフビと密接に関わっていながら、インディーズソフビのマーケットとは
強くかかわらずにここまで来ていたという立ち位置表明がなんとも特異ではある。

「HS・ソフトビニールの怪獣」
なるソフビメーカーがゴリラ獣とメカゴリラ獣という
ソフビを数年前から販売開始して以来、ニッチマスなインディーズソフビマーケットの
お客のみならず、作り手の側であるソフビメーカーサイドの関心までも集めているのは
この分野をウォッチしている人間にとっては、すでに説明するまでもない。

HSというソフビメーカーを指して、あるヒト曰く「いつ注文しても買えないメーカー、
どこに売ってるのかわからないメーカー」「さっぱり売ってくれないメーカー」。
そしてまたあるヒトは「売る気がなくてお客はポスターなどを抽選過程で
踏み絵として買わされたりして、ただからかわれているだけなんではないか」
とまでつぶやいたりと、
その謎めいた販売体制には「欲しいけど買えない」という
状況を前提に議論百出しているところだが、

そこに集約されて改めて浮かび上がるのは

「インディーズソフビというものは買いにくい状況にすることで
客との間で人気や需要を活性化させる方法論が切っても切れないところがある」

という点だ。
HSというソフビメーカーのアイテムはインディーズソフビでムーブメントの
スタート当初から見られる「買えないことでお客が振り回される」状況を
最もカリカチュアライズして実践しているかのような存在に見えるのだろう。

といっても、それも製品の絶対的なミリキが根源にないことには成立しない。
HSのソフビたちには単にレアという指標からだけで需要が成立しているのではない。
現物に何かヒトを引き寄せるミリキがあるのも確か。でないとここまで
お客の一定層と(付け加えるなら転売層が有望な商品であるとして)
多人数が振り回され続けることはないはずだ。

そんな謎めいたHSブランドを主催するご本人のHS氏が友人を伴って
2013年最初のスーフェスに現れた。

見ると仲良く彼と談笑している友人らしい来場者を何人も見かける。
ソフビを昔からウォッチしているヒト、スーフェスに初回から来ているようなヒトにとっては
HS氏はごく近しい存在なのだろう。自分は初対面だったが、話しかけてみると、
モノづくりの現場に携わる人間らしく、じっくりと言葉を考えまとめあげて
返してくれる物静かな雰囲気のヒトで、製造業として父親の代から受け継いだ工場を
守っている「現場の人間」が持つ矜持のようなものは、本人の極めて謙虚な姿勢から
十分読み取れた。



HS氏「実際、自分のところはソフビ等プラスチック成形品の製造業が本業で、
玩具なども多く手がけているのだが、HSブランドはその片手間で製作している
いわば自家製のソフビ。
製品によっては自分自身原型製作の段階から
すべて行っている。その上で製造できるソフビは1回の販売で30個がキャパ
ギリギリとなっていて、それでもキャパは最大とみてほしい。
自分ですべて製造過程を手がけているため、本当は30よりは20個くらいが限度。
しかし反響もあって今は一回製造で30個をなんとか維持している」

◎海外で当たったというお客の報告が多いと言われるが?

HS氏「そうでもなく、国内でも抽選で当選者は毎回出ている
(これについてはメカゴリラ獣の初期だが、確かに自分も一度当たってはいる)」。

◎販売形式についてはこれからも同じような流れになるのか?それとも変わっていく
のか?欲しいというお客は一定数居るようだが。

HS氏「正直なところ、自分はもともと製造がメインだった立場なので、
インディーズソフビ関係の色々な事情は知人から伝え聞く程度にしか知らない。
他のメーカーさんとも交流が密というのでもないし、その面では、これは本心で
言ってるのだが、自分の展開した『ソフトビニールの怪獣』が反響が大きくて
驚いているのは実は自分自身である。(メカゴリラ獣2の最初の抽選には800通
未満のメールが届いたと明かしてくれた)。

むやみにレア感を煽っているつもりはなく、製作キャパの問題、実際に行き渡らすには
困難なところにこれだけの反響があったことで、頒布する側としての
調整が必要なのも実感している。

その上で、これからは欲しいと言ってくれているヒトにいずれは行き渡る売り方等も
新たに考えていかなくてはと思う。今回のスーフェスに来てみたのも
色々な来場者の方の意見をうかがってみたかったというのがある」。



そして、ここに掲載したのは新たに展開するHS「ソフトビニールの怪獣」シリーズの
新製品として予定されている
「スタンダードサイズのゴリラ獣、メカゴリラ獣」。

スタンダード、というのは実はゴリラ獣の元となったのはHS氏のお父さんが
現職でソフビの成形工場を興して商品化した、ラウレンティスコングの映画公開に
合わせて制作されたオリジナルのゴリラソフビだからだ。
ゴリラ獣の本来の「スタンダードサイズ」はいうなれば、この過去に出た
ミドルサイズのゴリラの大きさである。そしていわゆる映画キングコングを意識した
ゴリラキャラのオリジナル怪獣ソフビ。
現在HSブランドで展開している「ゴリラ獣」というソフビの仕様は
HS氏のお父さんが経営していた当時作ったキャラクター資産の継承であることは
みまがいようもない事実である。



今度は、「当時父の作ったゴリラをそのままの大きさで販売しよう」というのだ。
同時に現在展開しているHSオリジナルソフビでもあるメカゴリラ獣も、この
オリジナルサイズのゴリラ獣に合わせて新規造形で同サイズの製品を販売したい
という。先にはメカゴリラ獣2やチラノ獣といったキャラクターも新規の同サイズで
製品化する構想があるという。その上で

HS氏「ゴリラ獣は当時に忠実なサイズとデザイン・ディティールで再製品化するものの、
他の3キャラクターはデザインをニーズに合わせて
マイナーチェンジするかもしれない」という。
既に発売したメカゴリラ獣やチラノ獣とまた違うディティールの「新訳」版とする
キャラクター展開でシリーズの幅を広げたい模様だ。






◎当時、お父さんの作ったゴリラソフビに関してはどう捉えているのだろうか。

HS氏「じつは自分も、父のゴリラソフビが作られた当時は小さかったので
あまりソフビの作られた経緯等については強く記憶が残っていなかった。
記憶を辿ると、ヘッダーなどは金色の簡素なものが付けられて、おもちゃ屋の軒先や
駄玩具屋などに出回ったのだと思う。カラバリとして、黒と青の2パターンがあった。
実際にパチ怪獣のコレクターなどでも自分が知る範囲では、この当時物のゴリラを
持っている方はあまり居ない。あと、当時親父の工場ではこのゴリラ以外にも
雑多なパチ怪獣のソフビを手がけていたのを憶えている」。

◎HSを興した経緯はどんなものなのだろうか。

「父から工場を受け継いだ時に、このゴリラのソフビが手元にあったことを
思い出し、これは現在発売するとどうなのか、ということでサイズを変えて
製品化してみたのがはじめにゴリラ獣を出したのが始まりで、
自分にとっても懐かしいゴリラのソフビを父から受け継いだ工場を通じて
世に出してみたかった、という想いがあった。
現在もHSとして展開していることは自分の中で常に試行錯誤を重ねているのが実際だ」



今回、HS氏にいろんな質問を投げかけてみたが、回答をそらすこともなく
ある程度まで率直に答えてくれたので、彼に謝意を示したいと同時に、
製造キャパの問題や予想外の反響などといった背景を実際にこうして本人から聞くと、
自分としては「ソフビというものの販売に関して常に横たわる問題」として
新たに考える契機が得られたように思う。

特に作り手の当初の意向である自作の「頒布」的な意味合いがある場合。
インディーズソフビというボリュームは大きくなくとも個々の需要家の
所有欲の大きいマーケットで展開するには、
もともと本業でないことなどの背景で製造キャパが小さく、たくさん作れないため
必ずしもすべてのお客に応えられない、という言い分は
ある程度本音と見ていいだろう。

問題は買う側の、製造キャパを超え極端に「欲しい」という熱望が無数に殺到して
しまうことから、送り手と受け手の共犯的意味合いで入手困難性と
いう状況が自然に醸成されていき、1個のソフビのニーズが
天井知らずな状態にまでいってしまう・・・
という側面も多分にある。
普通に考えて、アンティークでも高いが、現行品の一応は量産品のソフビで
プレ値が20万近くまで行くというのは一般市民の消費活動上では
もはや正気の沙汰とは思えない。
そうなると送り手もそんな言い値が通用する状況を逆手にとって、常にレアを標榜しつつ
購買惹起を図る戦略となっていくところまで状況が進むのだが、それはあくまで
個々のメーカーの姿勢の問題というしかないので、全てを十把一絡げにはできない。

とにかくこの時点まで行くと、メーカーサイドと煽りに乗る客サイドとは
入手困難な状況の渦中にいることを双方が自家中毒的に消費する状況へと
すでにランディングしてしまっているのだろう。
メーカーも数を売ることができないし、お客サイドも容易に手に入らなかったり
プレ値の代償を払ったり購入時に負担を強いられないと
自分の仮想している購買満足感にまで到達しない自家中毒的チキンラン状況だ。

そして改めて確認しておきたいのは、別にこういった状況は
HSのソフビに限ったことではない。その上で買う側のバイアスのかかった
思考回路の問題にももっと目を向ける必要がある。

自分よりもコレクター歴が長く古物現行品問わずソフビに詳しい知人と、
ソフビの販売に携わるヒトなど数人にこの問題をどう思うか、
スーフェス61の開催後になげかけて見たのだが、それぞれから
異口同音に聞かれた回答は、実はメーカーに関してでなく、
客の姿勢を指摘する意見がほとんどだった。

「たくさん作る、受注で対応すると、誰でもいつでも手に入るとなれば
お客の中には買わないヒトも出てくる」そういう業界だというのだ。

「製品の生命力も、行き渡らせるとそこで終わってしまう。
何度も細かいロットで売る。一昔前はカラバリによくお客も付き合ってくれたが
今はソフビというものに慣れた買い手も増えてそこは難しい。
結局ある程度まで製品価値のみならず、購買環境で講じられた煽りで
サポートしないと多くのお客は動かない。お客がどMとよく言われるが、
プレーの一環として味わっているのだろうか。
煽りが購買惹起のためのサービスの一環じゃないかと思えるほど
普通に成立してしまってるのがインディーズソフビ文化」

「最近は製品の出来不出来とは別に、入手困難という背景が前面に出て
プロダクツの価値を決定したり、本来の製品価値と市場価値が乖離しているケースも
見受けられる。

より手に入りにくいから欲しい、とオークションで高値で落札したり購入までの過程で
イベント会場などでの並び列がヒートアップする傾向もお客の側にも強まっている。
何に必死になっているのかと思うと、すでに先達メーカーにより完成度の高いものが
存在するようなネタのソフビを新規につくり起こしたような『模造品』に
数が少ないからと同じようなお客がまた群がっていることも少なくない。

『前に出たものに似て異なる』目先で目新しいものに
群がり競争買いしているようなことを繰り返している(行為が目的化している)
ばかりで学習しない。やがて苦労して入手したそれも次の新しい趨勢が
出てきたり、マーケット上の話題が次のものに移ったら手放すのだろう。

いつになったら彼らは本当の意味でのコレクターになるのだろう。

メーカーサイドだって、極端な例としていえば一個も販売しないのならすでに
商売、採算は成立し得ないところとなる。この二律背反の中で自分の製品の商品価値を
維持するためには適度に数を絞り、お客全部には販売価格では行き渡らせないしか
もはやメーカーとしてのブランド価値、製品価値の維持ができなくなる」。

前提として再確認するなら、

「インディーズソフビというマーケットはニッチマスなことでお客が購買対象や
シーンの中での濃度が体感できることで成立している特異な購買文化なので、
この問題は根本的に解決し得ない要素がある。それが良いとは到底思えないが
このジャンルに昔から、そしていつまでもどこまでも根ざしている不文律である
としか言いようがない」
。。。と厳しく見据えた(諦念にも似た?)
回答が異口同音に帰ってくるところとなった。

メーカーサイドも数を売り、儲かり、お客サイドも個人個人が欲しい製品を得られる
満足感を得られてソフビ収集を楽しむという状況になるには、
このインディーズソフビのセカイに横たわる一種独特な
「買えないことから当初の購買を希求した以上の欲望がむやみに惹起される」
不文律とよべる状況をどこかで個々の参加する者たちが
それぞれ自分の立場から熟考することによって、
乗り越えていかなくては解消できない、ということなのだろう。

お客の立場でそれはどうしたら果たせるのか。
もともと自分がソフビを初めに楽しんでいた時の感動や新鮮さを
思い出しながら、山に例えるなら登頂をしなおすように、個人個人が
収集の原点に立ち返りながら自分はソフビに何を求めていたか、
今一度、模索していくしかないと思うのだ。

(スーフェス61その⑦イルイル編に続きます。。。)


Oneup.私のいじったネゴラ展

2013年01月19日 | イベントルポ


数多(あまた)のソフビよ!もしそなたにそれが叶うなら、我がココロの奥底まで
鬱勃たるパトスを完全に燃やしつくし、ケシ炭のようになるまで
その存在で我を融かし切ってみよ!それがうぬの果たせることであるなら。










まだまだ店頭でも雪が完全に溶けきれず白いものが路上に残るアキバ。
それでもアキバは今日もヒトビトの欲望の律動に共鳴して日々ラジカルに
新しいサムシングを求めてあくことなく脈動している。
そしての地下回廊にはデッドサーキットが敷設され、2つの勢力により
おそるべきマシナリーアニマルたちの戦闘ショーが繰り広げられていた。
その戦いは今から12時間後に開始される。。。







雪の底から見える都市の本来の貌(かお)。
雪の下に覗ける、欲望の、野望の、チカラの真皮。。。
ネゴラの表皮が剥がれて毛皮の奥底に見える真皮はメカ!
ここ電脳都市・不夜城のディストピア・アキバで
MAXTOYのカイジュウバイナル・ネゴラは新たな進化を遂げる。
それは誰もが未だ目撃したことのないバイオメカニカル化したマシンネゴラ、
アメリカンヒーローとしての特殊能力を身につけて結束し躍動する
ピカレスクヒーローネゴラたちだ!

マーク・ナガタとトッドロバートソンの繰り出す異能のキングネゴラカスタム群、
ミュータント化した巨大ネズミとネオペイガニズムのとりこじかけのあけくれとなり
マシンとして転生、マシンオイルと血が混じり合いエキゾーストノイズを
掻き立てながらラウドなマシンネゴラたちのアキバの地下なお暗い
電脳ダンジョン内で繰り広げられる終局戦争〈アーマゲドン〉の行方を目撃せよ!














「何もかもなぎ倒し、踏み潰し、蹂躙して突き進め!その先にあるのは
狂気に行き着いたものだけが体感可能なゴールの快感(エクスタシー)」
ラット・フィンクばりに巨大ミュータントネズミによって操縦される
MAD MAXTOY マシンネゴラ!もはやヤツは地獄の神でも
制御(アウト・オブ・コントロール)不可能!夜空を見たらヤツを思い出せ!






アメリカンコミックヒーローに扮したネゴラ。
ヤツラは果てしない死闘の末に何を見出すのか?!









背中の真空管がヤツのトレードマーク、心臓!いつ破壊されるかわからない
刹那、ギリギリの生をアドレナリン分泌MAXでシと隣り合わせで駆け抜ける快感。
トッド・ロバートソン作によるマシンネゴラ!

「この俺がセカイの全てを錆び腐らせてやる!さあ来い!ヤーリーまくるぞ~!」
(怒号と轟音ののち疾走、セカイはレインボーノイズと共に砂画面になりGAME OVER)


















ダイゴミやブロッパスもトッドによりバイオメカノイド化。
ダイゴミはメカナイズドされた部分と、この怪獣本来のスクラップ部分の
オリジナルよりもメリハリが付いて、よりスパルタンでイイ感じデスネ。










思うにオリジナルネゴラシリーズに「メカネコロン」なるメカ怪獣キャラが
新設定としてすでに盛り込まれている背景から考えて、
メカネコロンはいわゆる純日本的発想のメカゴジラやアニメロボ的なセンスで
ロボット化したネゴラをTTTOYさんがクリエイトしたものといえる。
そして今回披露されたトッド・ロバートソンの「マシンネゴラ」は
欧米的なSFセンスから有機的フォルムで提示されたロボットネゴラのイメージと
いえよう。同じメカ化表現でもカスタムペインターや原型師氏のアイデアで
全く違うコンセプトのキャラクター表現が可能ーーその妙を楽しむべき場面といえよう。
多彩なキャラクター表現の器として可動するネゴラ=モンスターブギシリーズ。
これからどんなクリエイターによるアレンジメントがシリーズに新たな突然変異
(ミューテーション)をもたらすのだろうか。
モンスターブギシリーズはクリエイターの自由なキャンバスとして新たな役割を
帯びつつある。さらなるセカイへの拡張はディストピアのデッドロードを疾走する
バイオメカニカルマシン同士のDEAD HEAT、その先の目撃者も未だ存在しない
すべての者たちが融合することによってのみ果たされるのだ。


スーパーフェスティバル61ソフビ伍

2013年01月15日 | イベントルポ





西から来た異才・イルイルさんの新作「人面獣」。
ポージングはイルイルさん自身。こんな感じで手にした骨付き肉?を食べるのか。



タケシットさんのブースに間借りしたHSさんの製品展示コーナー。
ミニサイズ?というよりはこの場合スタンダードサイドと呼ぶべきか。
真・ゴリラ獣のテストショットとミニメカゴリラ獣の頭部原型。

そして右は昭和のキングコング映画ムーブメントの時に
HSさんのお父さんが作り販売したゴリラのソフビ。
玩具成形業2代の父子が作り継いだ謎のゴリラが
2013年初春、ここに同一サイズで揃った!







さー!「ガオー」という咆哮も勇ましく、
怪獣たちもキレイに着飾って、街でノッシノッシと
おれたちの新年会、始まりだ!(大怪獣サロンさんのブース)



こちらは怪獣系ガレージキット・ソフビキットの梁山泊ともいえる
おぶろん組HQwith開田家さんのブース。懐かしの洋画怪獣ガレージキットを
網羅しているハーレーさんの「オ◎ライエン版フランケンシュタイン」が完成、
2012年末のトレジャーフェスタでの披露に続いて今回は塗装した見本と
販売が行われ、見事完売した模様。やはりクラシックモンスターの
好き者はちゃんと居る、ということですね。



色はどうなるのだろうと思っていたら、こんな色調で仕上げておられました。
ご本人によると「原案で象とサイをベースに生まれたという表現があるので
象を思わせる彩色にしました」。



「一枚だけ当時のイメージボードが着色されていたので
そちらも参考にしました」との話。いわゆる東◎フランケンや◎ンダ・ガ◎ラの
始祖的キャラクターでこの未映画化コンセプトがなかったらいくつかの
東◎映画の作品の命脈は存在しなかった重要なキーキャラクター。しかし
今まで一度も立体化はされていなかったということで今回の製品化は価値が
あるといえます。



そしてこのフランケンは盟友ブッカさんのゴリラとサイズが同じで
フランケンを製作して2体並べると幻フランケン映画のパワフルな市街戦シーンが
再現されるという流れ。ハーレーさん「この2体が戦うんですからね。
実現していたらとは思います」



そして今回、ゴリラのほうを製作していたブッカさんですが、リンク先の
ブッカさんのイージス艦ブログを拝見するとわかるように、着々と
クラシックモンスターにインスパイアされた新作ソフビ原型が製作進行中の
ようです。今回も作業中の原型をいくつかお持ちだったのですが、
ちょうどお帰りの際だったので残念ながら、直に見ることはできませんでしたが
写真をいただきました。

「いぐあな」「ゴリラ」。
いぐあなは一度原型を拝見していますが、さらにディティールがオリジナルの
映像に近づけて、爬虫類独特のうねり感を横溢させ、ウロコやトゲの数なども
検証してオリジナルに完全に近づけることを標榜して製作。そして遊べるように
可動面でもよりフレキシビリティを持たせており、口なども開いたり閉じたりできます。
実際劇中でもあたかも生きたトカゲのような生命感を持って動き、すでに70年近く
昔の映画でありながらなめらかな動きだったオリジナルの雰囲気を可動面でも
再現しようという試み。


さらにもう一点製作中の新規原型による大きめのゴリラ。
これもパーツ数が10数個に渡り、手首や足首などもカンチャクをつけるので
サルらしい敏捷な動きをイメージした可動ソフビフィギュアとして
突き詰めるつくりにする模様。

さながらドクロ島のジャングルを木から木へ乗り移るようなシーンも
カタマリとして再現できる、巨魁にして軽快な動きをするゴリラのイメージを
世界でも始めてソフビアイテムとして再現しようとする意欲作。
ブッカさんの標榜しているのはゴリラの持つ自由でなめらかな体躯の可動を
ソフビでどこまで表現できるか、技術的可能性を追求するーーという
ところにポイントがあるようです。

そしてブッカさんのゴリラは可動の凄さもですが、
表情が得も言えない異端の者特有の哀愁と密林の王者としての風格、
威厳の双方を湛えている点が猿系立体物のマニアからも「これはわかっている」と
高い評価を得ています。
1作目のゴリラもすでに20年以上を経過した立体物ですが、今でも
手にすると普遍性のあるドクロ島のゴリラのイメージを明確に拾った造形物として
評価できるところでしょう。しかもこの2010年代に復活し
再評価する意味があったんじゃないでしょうか。
当時とは違い、ソフビで作るということで、成形面で自分の要請を満たしてくれる
パートナー探しでも現在苦心している様子ですが、ブッカ氏はそんな面も
ある意味、「作品を完成させるうえでの娯楽」として一種、楽しんでいるという
感じがします。
いぐあな、そして新コングが仕上がった際はそのあたりも
多くのヒトにじっくり現物を観察させていただきたいところ。

そして本年は過去に制作したオリジナルモンスターキットをソフビにする流れで
絶大な協力者が得られ、ブッカさんもますます気を吐いている様子。
「B級怪物を立体化して好事家同士で共有し、楽しみ、趣味人の輪を広げて
いきたい」と夢はますます大きな裾野で膨らみかけている模様です。














ぶたのはなさんのおとなり、tttoyさんのブース。
今回はttさんのお友達であるセクシュアルマイノリティアーチスト・
どっきん実験室ギャラリーさんが
午後より出店。彼女はデパHでもお馴染みの綺麗な方です。
ttさん原型製作による「どっきんちゃん」「ジッケンくん」の
2体の新製品を初売り。二次元で描かれた曲線を見事に三次元のソフビにしており、
ttさんの腕前が発揮されています。たくさんのヒトに愛される愛らしいキャラクター
制作とその普及浸透で愛を発信する前線基地としてどっきん実験室さんの
展開が進んでおります。









ワンフェスでも前回の夏に半身がかたつむりになった少女の球体関節人形カスタムを
展示していたので覚えているヒトも多いのではないか、百姫夜后さんのブース。
最近球状関節ドールの分野ではあたかも自分の子供のように愛で、
美しく装わせ愛玩するコアなユーザーが増えている背景もあり、
そこに表現者としてイマジネイティブな作例を発表し
人形者の間でその名前が広まっているディーラーさんです。
今回は鯉に飲まれる美少女、「恋姫~錦~」と中国の有名な楊貴妃になぞらえて、
人あらざる者がゆえの美しさから魅了する妖艶なミリキを備えた「妖鬼妃」の
新作2点を展示し里親を募っていました。
大スケールの作例ゆえ、写真を撮りながら
じっくりいろんな角度から見入っているお客さんも多かったです。
スーフェスはこういったドール系の耽美・デカダンス系のクリエイターの
作品とお客さんをつなぐステージとしても枠に囚われない間口を発揮してくれる
イベントです。







腕の立つ原型師さんが集い、ホラーやピカレスク系、ダークヒーロー、
ディストピアネタのガレージキットをいろいろ販売していて
とにかくリアル系ビザール立体物の好き者にはたまらない
スーフェスならではのブース、HELLPAINTERさん。
パチキャラ系もじっくり見ていくとお気に入りが見つかります
今回は「はきだめくん」なる顔がドロドロなホラーインスパイアオリジナル
キャラのヘッドを買ってきました。



手に取るとスカルプチャーの作り込み、デッサンも壮絶な
緻密度なんですが、ゆえにネタ系の立体物を手がけると面白くなるというわけで。
HELLPAINTERさんはワンフェスにも出店されています。



このブログを見てくれるヒトにはサブカル系の興味が強いヒトも居るようなので、
周辺告知の類も紹介。
今回ガラモンのキットを展示したビリケン商会さんのビリケンギャラリーでは
著名ホラー・スプラッタ系コミックアーチストとして幅広い活躍を展開している
駕籠真太郎さんの個展「駕籠真太郎式美術館 カゴシンと48人の少女たち」
が、1月27日まで開催されています。

ALL駕籠画伯による描き下ろし、48人の少女イラストが揃う。
ビリケンさんの告知によると「駕籠真太郎流美少女のセカイで萌え狂え!!」と
されているのでこれはただ事ではありません。これまでも本ギャラリーの
合同展で作品を発表して美少女と鬼畜・ビザールという独自の耽美世界を
アピールしてお馴染みの方ですね。ビリケンギャラリーは月曜日
定休で開場時間は12時~19時。
「タコさん向きじゃないかな」と店長さんのお話。うっ 確かにそうですね。。。



この情報も会場を徘徊していたら呼び止めて教えてもらいました。アリガトウ。
日本在住のソフビカスタム&イラストアーチスト、最近はオリジナルソフビも続々
展開している、アグリーユニコーンや単眼の恐竜ソフビシリーズなどでおなじみの
「RAMPAGE TOY」さんがこのたび、スタジオ「RAMPAGE STUDIOS」を開設!
オープンパーティを1月25日19時から開催。

場所は東京都豊島区雑司が谷3-14-9。

ブロッパスさんやウアモウさん、グランバルトイさんなどの
メーカーさんとのカスタム品販売などもあるそうです。
ぜひ気軽にスタジオに立ち寄って欲しい、と本人からのメッセージでした。




これはイラネナさんのブース、RAMPAGE TOYさんのアグリーユニコーンの展示。
今、ハッと気づいたけど、これはアグリーユニコーンを惑星ホスの怪獣ワンパに
見立てているのか~!!(微笑)。イラネナさんお茶目ちゃめちゃめ。]







小西酒造さんのビオゴジ本格麦焼酎「破懐王」(中身は大麦100%の本格
焼酎「白雪」)。
飲み終わったら陶器製フィギュアとして楽しめる。
特製ゴジラボトルの監修は川北紘一氏。
「破壊王」じゃないところがミソ。思えば平成ゴジラ第一作の
ビオゴジ公開からもすでに20年以上の月日が経っているんですよね、とシミジミ
しながら飲みたい一品。
「ゴジラの爪」はビオゴジの時のプロップレプリカです。
ガンヘッドといい、川北監督頃の時代独特の活気が目覚しかった平成東宝特撮作品の
関連グッズや資料のボリュームアップが多くて嬉しいですね。











スーフェスのまさにラスボスともいうべき主催者アートストーム
(フューチャーモデルズ)さんのブース。
なにげにウルトラセブンのメインウェポンウルトラホーク1~3号、
故・ロボ師作の超絶ゲッターロボなどメカ関係も至高・究極を極めたアイテム揃い。
ゲッターはゲッターロボGシリーズがいよいよ始動!
ゲッタードラゴンが2013年秋発売予定、2月に受注を開始。
ライガーとポセイドンは2月のワンフェスでサンプル公開を予定。

楳図ウルトラマンの羽根つきバルタンは昭和ウルトラマン世代にはトラウマキャラクター
ではないでしょうか。団地の貯水タンクにバルタン細胞が混入!住民が突然変異!!
「漂流教室」の未来人類のように「バリッ」と音を立てて手の
皮が剥けて、そこにはバルタンのハサミが!天井にぶるさがるバルタンの繭、
未来昆虫のようにザザザザザと歩いたりするなど、
楳図氏にかかるとウルトラの名敵役・バルタンもエイリアンばりの
ホラーキャラクターに一変。
究極の悪夢再生装置としてオリジナルイマジネイティブな表情を強める。
バルタンの隣には楳図オリジナルのチキンジョージのリアル
可動フィギュアもお目見え。
フューチャーモデルズのウルトラコアなアイテムの数々に震撼せよ!!

(予期せぬ雪でしたが、ようやく復旧したので文章作成中。。。
スーパーフェスティバル61 ソフビ其の六に続きます)