かあちゃん日記

毎日の出来事と一緒に、見たい事・知りたいこと・知ったこと・見たことを書いていきます・

五色饅頭とセイロ

2019-04-24 23:02:10 | Weblog

デイケアが終わって玄関を出たら結構激しいあめが降っている。玄関のおじさんに「気をつけてね」と言われながら二本杖で濡れながら車に乗りこみます。
「今日は買い物は屋根付き駐車場じゃなくては駄目だなぁ」と思いながら・・・
久しぶりに2階の売り場を覗きましたら”母の日セール”をしていました。 
今週末から10連休もはや5月!時の経つのの早いこと!

 

昨日は友人のおうちの”たちまい”でした。
地盛りして基礎して有ったころには何だか以前のおうちに比べて小さいような気がしたが、午後木造の外側があっという間に立ち上がって見たら随分大きな家だなぁと思いました。
所が今日はざあざあ降りの中でやはりたちまいをしているおうちの前を通りかかった。傘をさしておうちの人が見学しています。何だか”不幸”という文字がちらついた。
普通は”建前”と書いてありますが私達金沢では”たちまい”というようです。

5種類の生菓子を詰め合わせたもので、金沢では婚礼時などの祝い菓子として知られている。御饗宴(ごきょうえん)菓子ともいう。
 5種の菓子が、それぞれ「日月山海里(じつげつさんかいり)」を表現しているといわれる。「日」はこしあんが入った丸餅に、赤い米粉を上部につけたもの。「月」は白い皮のまんじゅう。「里」のイガラは、こしあんを餅でくるみ、さらに黄色く蒸した餅米をまぶしてある。「海」はひし形のあん入り餅で、並べることで波を連想させ、「山」は円形の蒸しようかんで、水田を表しているとされ、かつてはういろうを使っていたという。
 慶長5(1600)年、2代将軍徳川秀忠の娘・珠姫が、3代加賀藩主・前田利常に輿入れしたときに、加賀藩の御用菓子屋の樫田吉蔵が、森羅万象を表す「日月山海里」をヒントに創作したといわれる。前田家が金沢を去った明治期に、庶民の間でも婚礼時に五色生菓子を贈る習慣が根付いたといわれる。
 生菓子は5種セットで重箱に20個入れられるのが一般的。さらに、その重箱5段ずつが大きなせいろに入れられ、せいろは2箱で“一荷”と数えられる。かつては婚礼時に家の前に置かれて式典後に配られていた。昭和中期までは一般的な風習だったが、近年は廃れつつある。

 

昔は縁起物で当日には五色饅頭のセイロが並んでいましたっけ。

そう言えば結婚式の時にも盛大にセイロが積まれていました。

先日夫が調べ物をしていて「百科事典ではセイロは蒸し物に使う器具だと書いてあるが五色饅頭を入れるのもセイロか?」といいますので、「昔から金沢では祝い事のお饅頭はセイロに入れて積むものだったよ」「金沢独特の物かな?」といいますので「そうでない?」と答えておきましたが最近はトンと見かけなくなりましたね。
それこそ無くしても仕方がないしきたりなんでしょうね。

昔の金沢では、“嫁取り”ともなると五色生菓子を偶数の5種4個セットで重箱に20個を入れ、さらにその20個入りの重箱を5段、大きな“セイロ”に入れ、五色生菓子100個のセイロが2箱で“一荷(200個)”と数えられ、飾る時は、家の前に空の”セイロ“だけが並べられました。

コメント (4)
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