怒りのメゾフォルテ

娘を奪われました。二度と帰ってきません。奪った人たちの対応に怒りが募ります。

12月23日  主人のメモ

2011-12-23 14:41:56 | 学校に対して
( 主人のメモを見つけた。 ↓ )


私の新聞のコメント「元に戻すだけでは・・・


事故以来多くの新聞に私のコメントが掲載されてきました。

先日の菜の花キャンドルの際、私がインタビューに答えた記事が掲載されていたのですが、

私が伝えたい事と、ちょっとニュアンスが違った内容になっていたので、敢えてまとめてみます。

施設は、事故以来水辺の活動を中止しているのですが、再開を目指して様々な取り組みをしているようです。

その取り組み内容は、逐次報告を頂いています。

しかし私たちの娘は、その野外教育における安全管理の未熟さで命を亡くしました。

その野外教育を再開するに当たっては、根本から野外教育の在り方を考えてほしいと願っています。

つまり、事故以前に戻すだけではなく、

野外教育の目標はなにか、

なぜ野外教育が必要なのか、

野外教育の期待とその成果はなんなのか、

根本から野外教育について考えた結果、「だからカッター訓練が必要なのだ」と結論付けてから、

関係者が同じ認識の中で、水辺の活動を再開してほしいと願っています。

私は、こう思います。

日本の将来を担う子供たちに身に付けて欲しい力は、

社会の激しい変化の中、いかに変化しようと、自分で課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、行動し、よりよく問題を解決できる資質や能力を身に付けて欲しい。

また、自ら律し、他人と協調し、他人を思いやる心や感動する心など、豊かな人間性を身に付けて欲しい。

また、たくましく生きていくための健康や体力を身に付けて欲しい。

野外教育で娘を亡くした私が、それを実行する関係者に伝えたいことは、こころから子供たちのためになる教育だということを確信してから再開して欲しいということです。

「だから野外活動が必要なのだ」と「そのためにはカッター訓練は効果的なのだ」と。

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