▲1月8日の新聞
12月の中旬に自治会長と副会長と成人式の担当の3人がみえた。
娘を成人式に呼んでくれるらしい。
遺影を持つ同級生を決めて、1月7日の朝遺影を取りに来てくれるらしい。
成人式のスケジュールを教えていただいた。
遺影の位置は目立たないところに置いてもらうようにした。
私は娘を成人式に呼んでもらうことに嬉しくなった。
成人式の前日に同級生が3人来るというメールをもらった。
彼らはもう小学校の頃の卒業式のダボダボの学生服を着た姿ではなかった。
しっかりと大人の姿になっていた。
▲思春期で事故を経験した3人からの贈り物
成人式の前はマスコミの取材が多かった。
当日朝、遺影を副会長が取りに来た。
▲娘の遺骨で作ったプレートも渡した。
以前は、マスコミには「遺影を取らないでください」とお願いしていた。
遺影が映って「かわいそうな子」と思われるのが嫌だったから。
娘はあの事故まで自分の青春を謳歌して、楽しく生活していたからだ。
当日主人が成人式に向かった。
晴れ着姿で重い遺影を持っていたため、いつでも受け取れるように同級生に配慮した。
当日は晴天だった。
娘の喜んでいる顔が見えるようだった。
12月末に命日でヴァイオリンを演奏してくれた大竹さんが来てくれた。
花菜の練習途中の楽譜を演奏してくれた。
涙ながらに聴いている私たちに、「花菜さんもこれぐらい弾けるようになっていますよ」と言ってくれた。
ヴァイオリンケースにクマのぬいぐるみ
https://www.youtube.com/watch?v=Rj5VX8VOxdE
▲花菜の使っていたヴァイオリンを大竹さんが演奏してくれました。YouTube投稿しました。
kana's violin ヴィヴァルディ作曲 ヴァイオリン協奏曲イ短調作品3-6 第1楽章
能楽子ども教室で一緒だった生徒さんが、東京で花菜の仕舞扇で舞ってくれた。
娘の生きた証を残したい
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