孤高のハダカの王様 // 北米と欧州スキーツアー //

カナダ・バンクーバーと時々アジア
Vancouver CANADA
KAORU OFFICIAL BLOG

オートルート完全走破 Vol.40

2011-06-02 12:05:02 | オートルート2010

アラリン峠 3564M
4月18日(月) --- Day04  
オートルート第一日目 サースフェー ⇒ テーシュ




11:35 アラリンパス3564メートル)到着、本日の登り終了。
登りは実質2時間だったね。


カオル「45分で着いたよ。」

アンドレ「早いな、トータルでここまで3時間が普通の日本人のペースだ。」

ありがとね、苦しい登りを手短に済ませてくれて


3000メートルを超えての登りはこたえるね。
急登がないからまだいいけどさ、やっぱ3500までくるとね。
さあ、シールをオフしていよいよ待ちに待った滑走だ!




オートルート完全走破 Vol.39

2011-06-02 00:03:49 | オートルート2010

LUKEとサッカー
4月18日(月) --- Day04  
オートルート第一日目 サースフェー ⇒ テーシュ

それにしても天気も雪もすごくいい。
3000メートル超えしているからなのかな、やっぱ。
滑るのがとても楽しみだ。




10:50 登り再開。
ゴールのアラリンパス3564メートル)ももう見えている。
だから気分は楽なんだけど体は重たい。
2年後の、2012年までの過ごし方を真剣に考える。

・ジムでの筋トレももっとしなくてはいけない。

・ツアースキーにも行かなくちゃ行けない。

・高地でのトレーニングもしなくちゃいけない。


ジムでのトレーニングのメニューとか、長男Lukeと毎朝サッカーしようとか、
毎年1度は3000メートル以上の山登ろうとかね。


オートルート完全走破 Vol.38

2011-06-01 12:05:07 | オートルート2010

1時間
4月18日(月) --- Day04  
オートルート第一日目 サースフェー ⇒ テーシュ


スタートして30分、「1回くらい休んでもいいんじゃないの?」
ってカンジでもあるんだけどアンドレはどんどん進んでいく。

やっぱねーいくらスポーツジムに通って筋トレしててもダメなもんはダメだね。
3000メートルって高地で歩く、低酸素状態で歩く練習は海抜0(ゼロ)メートルバンクーバーではできない。
それにここ数年、毎日の生活が机に座ってパソコンしてるか、車(バス)に乗っているかで、
週末1日子供とスキーに行くんじゃ身体の準備ができているとは言えない。

10:45 あーそろそろひと息つきたいなって思ったところで最初の休憩を取る。
3345メートルまできたか。


<3345メートルまできたよ>


カオル 「ちょうど1時間だよ」ってアンドレに言ったら、

アンドレ 「早いな、普通の日本人のペースだとここまで1時間半だ」。

「そんなに急がなくてもいいよ、時間はたっぷりあるから」は心の中にしまっといて、

カオル 「いいペースだね」とだけ伝える。


オートルート完全走破 Vol.37

2011-06-01 00:04:00 | オートルート2010

チャリー(おしゃべり)
4月18日(月) --- Day04  
オートルート第一日目 サースフェー ⇒ テーシュ



しっかしさー、歩き出しの15分てなんでいつもこうしんどいんだろ。
全然時計も進まないし。
あー、疲れたってホント思うよ。

口の中が乾くと雪を放り込む、冷たくて美味しい。
3000メートルの雪は口で味わっても最高。
もちろん滑ってもオイシイことは言うまでもない。
やっぱね、昨晩降ってるよ。





今日はサースフェー1800メートル)からアラリンパスっていう峠(3564メートル)を越えて、
テーシュ1435メートル)というお客さんの泊まっている町まで滑り降りていくルートを取る。
実際の登り(歩き)は標高差で500メートルくらい、3-4時間くらいかな、後は滑るだけ。
カオルもこの時はまだまだ元気でペチャクチャと王様(仮名)に話しかけながらとかしてたんだよ。


山岳ガイドのアンドレにも「カオルはしゃべり過ぎ」と言われるくらい、
久しぶりのバックカントリーとヨーロッパの景色が嬉しかった。
この時はまだ元気だったんだってば。


"よく喋るひと”のことを英語で「チャーリー」っていう。
PC用語にも「チャット」なんていうおしゃべりを意味するものがあるでしょ。
それと一緒。
この時カオルは興奮してチャーリー(おしゃべり)だった。