孤高のハダカの王様 // 北米と欧州スキーツアー //

カナダ・バンクーバーと時々アジア
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KAORU OFFICIAL BLOG

オートルート完全走破 Vol.38

2011-06-01 12:05:07 | オートルート2010

1時間
4月18日(月) --- Day04  
オートルート第一日目 サースフェー ⇒ テーシュ


スタートして30分、「1回くらい休んでもいいんじゃないの?」
ってカンジでもあるんだけどアンドレはどんどん進んでいく。

やっぱねーいくらスポーツジムに通って筋トレしててもダメなもんはダメだね。
3000メートルって高地で歩く、低酸素状態で歩く練習は海抜0(ゼロ)メートルバンクーバーではできない。
それにここ数年、毎日の生活が机に座ってパソコンしてるか、車(バス)に乗っているかで、
週末1日子供とスキーに行くんじゃ身体の準備ができているとは言えない。

10:45 あーそろそろひと息つきたいなって思ったところで最初の休憩を取る。
3345メートルまできたか。


<3345メートルまできたよ>


カオル 「ちょうど1時間だよ」ってアンドレに言ったら、

アンドレ 「早いな、普通の日本人のペースだとここまで1時間半だ」。

「そんなに急がなくてもいいよ、時間はたっぷりあるから」は心の中にしまっといて、

カオル 「いいペースだね」とだけ伝える。


オートルート完全走破 Vol.37

2011-06-01 00:04:00 | オートルート2010

チャリー(おしゃべり)
4月18日(月) --- Day04  
オートルート第一日目 サースフェー ⇒ テーシュ



しっかしさー、歩き出しの15分てなんでいつもこうしんどいんだろ。
全然時計も進まないし。
あー、疲れたってホント思うよ。

口の中が乾くと雪を放り込む、冷たくて美味しい。
3000メートルの雪は口で味わっても最高。
もちろん滑ってもオイシイことは言うまでもない。
やっぱね、昨晩降ってるよ。





今日はサースフェー1800メートル)からアラリンパスっていう峠(3564メートル)を越えて、
テーシュ1435メートル)というお客さんの泊まっている町まで滑り降りていくルートを取る。
実際の登り(歩き)は標高差で500メートルくらい、3-4時間くらいかな、後は滑るだけ。
カオルもこの時はまだまだ元気でペチャクチャと王様(仮名)に話しかけながらとかしてたんだよ。


山岳ガイドのアンドレにも「カオルはしゃべり過ぎ」と言われるくらい、
久しぶりのバックカントリーとヨーロッパの景色が嬉しかった。
この時はまだ元気だったんだってば。


"よく喋るひと”のことを英語で「チャーリー」っていう。
PC用語にも「チャット」なんていうおしゃべりを意味するものがあるでしょ。
それと一緒。
この時カオルは興奮してチャーリー(おしゃべり)だった。