孤高のハダカの王様 // 北米と欧州スキーツアー //

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Drill ‐‐‐ 訓練

2009-11-28 11:05:31 | バンクーバー
もうすぐ年末です。
あと1ヶ月ちょっとで2010年だよ。
あっという間だったなー、今年も。
特に10月頃からが早くて困った。
ま、今年も順調にウィスラースキーの初滑りも終えてるし、家族も皆元気で健康だし、会社も潰れてないし(J●Lヤバイでしょ)、いいのかなって。

おれはカナダで暮らしているので生活の比率というか比重が、仕事よりも大幅に家庭に置いています。
この家庭中心の生活をとても嬉しく思っているし、カナダに住んでて良かったって思える一番の要素でもあります。

そんなおれは『「夫」としてどうなのよ?』と懐疑すると同時に不安になったりもする。
そしたらこのおれの疑問に応えてくれるウェブサイトを見つけちゃった。


「よい夫ドリル」
http://www.thanksdays.com/special/drill/index.html


これを解いていくと世間一般で言う「よい夫」に近づけます。
おれはね~~98点でした。
あと一歩っていうツメの甘さがおれらしいなって思っちゃった。

最後にこんないい話をひとつ。
おれが感心というか、驚いたのは、昭和20年代生まれのひとにもこんな男性っているんだなって。

最近の、おれたちの年代なら普通かなって思えるんだけど、
「お前の不安な気持ちは、全部俺が受けとめてやるから…。」と言って毎日抱きしめてくれました。 
”って感動しました。



それでは全文公開です。
 
大きな愛
かほり 投稿日:2009年10月20日
「細胞診の結果、残念ながら陽性でした。」医師から発せられた言葉に、私の心は掻き乱されてしまい
ました。
それは丁度一年前の今日、10月20日、私50歳の秋のことでした。
どうして私が乳癌に!?私の何が悪かったの!?癌=死を意識せずにはいられません。
これまでの平穏な生活が、突然足元をすくわれて、断崖絶壁の前に立ちすくんでいるような、先の見えない真っ暗なトンネルの中に迷い込んだような、どうしようもない不安感に押しつぶされそう
な私は、告知以来手術の日まで何度涙で枕を濡らしたことでしょう。
そんな私に夫は、「お前の不安な気持ちは、全部俺が受けとめてやるから…。」と言って毎日抱きしめ
てくれました。
私は毎夜、夫の腕の中で眠りにつきました。
あれは手術を2日後に控えた夜でした。
止めどなく流れる涙を抑えられない私に、夫はこれまでになく厳しい言葉を投げ掛けました。
「お前なんかよりずっと辛い思いをしている人は、この世に幾らだっているんだぞ、そんな弱い気持ちでどうする!?」
私は、夫の思いやりが嬉しくて、声を上げて泣いてしまいました。
私はこの人がいなければ生きていけない、そう強く思いました。
幸い早期発早期治療のお陰で、術後の経過はすこぶる良好で、今ではまた元の平穏な生活に戻ることができました。
心まで病みそうな私を、大きな愛で支えてくれた夫に、感謝の気持ちでいっぱいです。
癌は私から多くの物を奪ったけれど、それ以上に多くの物を得ることができました。
夫との絆がこれまで以上に強くなったことを確信しています。
考えたくありませんが、これから先、夫の身に何かが起こったら…。
その時は、今度は私がしっかりサポートしなければなりません。
ずっとずっと支え合い、寄り添って長生きできたらと願っています。

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