トロワバレーvol.27

恋人・アランとの出会い
2月17日（日）－－－2日目



＜プレゼント：アイスワインチョコレート＞



再びフロントへ。
おれもため息だけど、あっちもため息。
「またきやがったか」みたいな。



カオル「ボンジュ～ル（とりあえず笑顔）」だけ仏語、あとは英語で。

フロント女子ズ「・・・・・」無言。

カオル「荷物届いたら教えてよ、マジで」やっぱり怒り心頭。

フロント女子ズ「・・・・・」やっぱり無言、であっちを指差す。

カオル「ん？」なんだこいつらマジでアタマくる。

フロント女子ズ「待ってる荷物ってあれじゃないの？」不機嫌に。

カオル「ん？」

バラバラと積まれている幾本かのスキーを確認する。
『ぶちょ～（仮名）』と書かれている名札を見つける。
感激！！！

にゃろー、届いたら教えてくれって言ったおいたのに（怒）。
でもまあ無事に届いたし、よしすぐにぶちょ～（仮名）に知らせて確認してもらおう。
「メルシーボク」とだけ言いぶちょ～（仮名）の元へ。確認OK!
無事にスキーも見つかってこれで明日からみんな自前のスキー＆ウエアで滑れるね。
よかったー。



さてと一件落着という前にお礼もちゃんとしておかないとね。
先ずはあのムカついたフロント女子ズだ。
こんなこともあろうかとチョコレートを用意しあるんだ。
何時、誰にお世話になっても大丈夫なように今回は予備用アイスワイン・チョコレート３つを用意していた。
このアイスワイン・チョコレートを持ってフロント女子ズのところへ向かう。



＜これはイメージです＞


カオル「ボンジュ～ル（笑顔）」だけ仏語、あとは英語で。

フロント女子ズ「ボンジュールx2」ほぼ無表情。

カオル「いや～荷物見つかったよ、ホントありがとね。あっ、おれさカナダから来てんだけどとっても美味しいチョコレートを君たちふたりに持ってきたんだ。絶対気に入ってもらえると思うから食べてよ。」

フロント女子ズ「ええぇ、ほんとうぉ？ありがとう！！」目が輝く　　

カオル「メルシーボク」

おれの勝ちィ～～