孤高のハダカの王様 // 北米と欧州スキーツアー //

カナダ・バンクーバーと時々アジア
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KAORU OFFICIAL BLOG

オートルート完全走破 Vol.54

2011-07-14 22:25:04 | オートルート2010

屈辱と満足
4月20日(月) --- Day06  
オートルート第三日目 ショーンビエール小屋 ⇒ ベルトール小屋


<初めてのクランポン>

8:00 とりあえず1時間登って最初の休憩(2865メートル)。
まだまだ雪面が固いのでクランポンを装着する。
クランポンは初体験。ドキドキ、わくわく。



なるほどね、固い雪面をしっかり噛んで離さないカンジ。
シールだけよりずっと安定感と安心感があっていいね。
だけどきくちゃん(仮名)が言っていた通りスキーに直接着けるタイプがいいみたいだね。
カオルのはビンディングに着けるタイプなんだけど、スキーに着けるのに比べるとやっぱり浮いちゃってる、喰い込みが違うね。
カタ斜面の登行なんかもあるから慎重に、慎重に進む。

8:30 セラックにやってきた。
そりゃあこんな雪山の塊、スキー脱がなきゃ進めないでしょ。
でもね、スキーもってこの上歩くってめちゃめちゃ滑るから怖いよ。


ここでもカオルの装備が悪いことがわかる。
先ずブーツ、フツーのアルペンブーツだから全面プラスチックでツルんツルん。
こんなんで氷の上なんて歩けませんから。
それにスキー長すぎ、太すぎ、重すぎ。
この長くて太いスキーに着いてるシールもたっぷり量があるから重い。
こんな足元で余分な重さ持ってちゃダメ!


<屈辱・・・ポールだけ持つカオル、、、>


結局危なっかしくフラフラしてたらアンドレがカオルのスキーを持つことに。
カオルはアンドレのストックを、、、 とりあえずこれで進む。
う~ん、屈辱
いつもはカオルがお客さんのスキーを持ってあげるのに、ガイドにスキーもってもらっちゃったよ、恥ずかしい。。。

10:05 3回目の休憩(3475メートル)。
歩き始めて3時間、いよいよ3000メートルを超える
一歩一歩がしんどくなってくる。
2000メートル付近で1時間、2時間、歩きっぱなしでもなんてことないけど、やっぱ3000メートルは違う

今のこの登りが今日のハイライト
Stockji(ストックヒー)氷河
をほぼ富士山3776メートル)と同じ高さまで登る。
Tete Blanche(テートブランシュ)って山の頂上(3707メートル)まで行く。
あと残り標高差250メートルだ。
歯を食いしばって一歩一歩進んで行くぞ。


<遂に3707メートルに到達>

11:10 ついにTete Blanche(テートブランシュ)の頂上、標高3707メートルに到達
いやーまじでしんどかった。
でもね、ここからの景色はホント最高!


<CANちゃん(仮名)&カオル>

ここまでこれて本当に良かった。
メンバーのみんなと握手。




最高!

コメント (3)
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