ショーンビエール小屋
4月19日(火) --- Day05
オートルート第二日目 ツエルマット ⇒ ショーンビエール小屋
もう少しショービエール小屋について説明しておこう。
基本情報
サンダル :あり(無料)
トイレ :あり(無料)
お水 :あり(有料)
行動食 :購入可能
シャワー :なし
コンセント:なし
インターネット環境:なし
(2010年4月情報)
なかなか快適な小屋だった。
スキーブーツを脱いだらサンダルが無料で貸し出されるから履き替えられて楽ちん。
食堂はこんなカンジ、食事以外の時間はここにみんな集まってワイワイやってる。
大事な情報交換なんかもする。
寝室ね、2段ベッドです。
清潔で布団が臭いなんてこともなかった。
トイレはね、こんカンジでちょっとした離れにある。
小屋からトイレまでは距離にして50メートルくらいかな。
トイレは無料で使用できる。
トイレットペーパーも常備されているから自分で持っていく必要はない。
濡れちゃったシールなんかは食堂にあるストーブで乾かすことができる。
けれど、翌朝忘れないようにね。カオルはヤバかったです。
小屋の食事はホント美味しかった。
これはランチね、オススメのスープとパン。このパンも旨かった。
こっちは夕食。3コース(前菜・メイン・デザート)だよ、山小屋なのに。
メイン、ポテトと野菜とハムステーキ。
この写真はダメ。もっと美味しいんだよ、全然美味しさが伝わらない。
デザートのチョコレートムース。旨かった。
翌日の為のお茶が欲しい人はこの籠に入れる。
5スイスフランで入れてもらえる、どの大きさでも5フラン。
歯磨きもできま~す。でもね歯磨き粉はつけないでね。
排水なんかもないから大自然に向かってうがいも出すわけだけど環境を壊さないように歯磨き粉はだめです。
ちなみに水道もないから飲料水でうがいするか、雪を口の中に入れてぐちゅぐちゅってするかどちらかです。
ヨーロッパアルプスにある山小屋は快適だけど街にあるホテルとは違うから不便でもある。
でもね、これがあればいいでしょ。
ちょー シ ア ワ セ
感激、スイスの山小屋
4月19日(火) --- Day05
オートルート第二日目 ツエルマット ⇒ ショーンビエール小屋
<西側(ZMTの反対)から見たマッターホルン>
18:30 夕食時には一緒にワインもいただく。
やっぱヨーロッパはすげーよ、3000メートルを国境をまたぎながら縦走できるだけじゃなくて、料理も美味しく、さらにワインまで揃っている山小屋が点在している。
カナダにはありません。
<美味しいスープ、このあとメイン、デザートへと続く>
山小屋のおばちゃんに「カナダから来たんだ、カナダの山小屋は自炊だからこんな美味しい食事は食べられないんだよ」ってお礼を言ったら「メルシー」って。
でもホントすげーよ、感激。
食後は王様(仮名)とこれまでの海外スキーツアーの話なんかをする。
アンドレにはビール(大)をご馳走して『カオル企画』2012 について熱く語ってみる。
21:30 そろそろ眠くなってきたなあ、もう寝よっか。
山小屋で寝るのなんて2年前(2008年)の6月に富士山へ滑りに行った「佐藤小屋」以来だよ。
あん時はきくちゃん(仮名)が一緒で、仙台からおさださん(仮名)も来てくれた。
楽しい仲間とアタック・マウントフジ2008←クリック
明日はこのツアー最大の山場、2300メートルから富士山山頂付近と同じくらいの3800メートル付近まで登る予定だ。
体力が持つか、心が折れないか、足手まといにならないか、心配は尽きない。
でもカオルらしく元気でいこうじゃないか!
<寝る前の歯磨きも忘れずに。>
おやすみなさい。
いい夢見ろよ。
今日の反省点
・用具(シール)の異変に気付くのが遅かった。
・キックターンが上手にできなかった、訓練必要。
・スキー(185センチ)が長すぎ、160センチで十分(身長170センチ)。
・ストック(125センチ)はもっと長く(135センチ)てもいいかも。
・スキーが長く、シールも長く太い、春のシャバ雪でビチャビチャになると重さは相当。
・バックパックが大きすぎ、重すぎ。
・心肺系のトレーニングをもっとしっかり。