続・小三治俳句話

『柳句会』は40年ほど前から始まった。
その頃、小三治師匠は三治というお名前だった。
扇橋師匠はまだ三八というお名前。
昔、俳句の神童と呼ばれた三八さんを宗匠に、句会ははじまる。
メンバーは、小沢昭一さんや、加藤武さんといった俳優さんや、永六輔さん、後の直木賞作家や…。
皆さんの共通点は落語好きという事で、こんなメンバーで、月一位で集まりたいよね、という事で句会になったという。
芝居の世界の裏話や、作家の世界、音楽家の話など…集まっての雑談が何よりの肥やしになっていったらしい。
そしてそれぞれが、一流になっていく…。
凄いよねぇ、このはなし。
羨ましい限りの話ではあるが…若いときから、凄い人は凄かったんだろうね、きっと。