通称ビル先生の週末ワークショップ。
いや、良いですよ。このクラスの先生になると、お言葉全てが、なんせありがたいっすよ
。
音楽家の為の週末ワークショップの為、ピアノ、サックス、フルート、チェロ、歌の人が集まる。それにアレキサンダーのトレーニーの人達ね。
凄かったのは、左腕にトラブルのあるピアニストの時。彼女は出産の時のトラブルにより、左腕の筋肉が断裂した経緯があるらしい。素晴らしく良く弾く人で、とっても上手なピアニストだった。でも、見ていて、確実に左腕が硬い。なるほど左腕にトラブルがあるであろう事が明らかにわかったのだが。。。
ところが、ところがですよ!ビル先生のサポートにより、弾いていくうち(背後から見ていたのだが)、まるで生き物が入ったかのように肩甲骨辺りがグルグルと動き出し、左腕は開放されはじめ、自由になっていった。ちょっとこれは魔法のようだったんだよね。このピアニストにとっては、生まれ変わったようなことだったろうと思う。相当、努力してきた人であろうことは想像が出来たから。。。
凄いよ、アレキサンダー&ビル先生。
そして、やはり
的には興味があるのは吹奏の人達です。呼吸という点においては一緒だからね。肋骨の事、横隔膜の事、肺の事・・・etc。熟知、確認しておかなくてはならないことがいろいろあるんだよん
。
あと30分で、ワークショップも終わり、という頃、地震があった。ここは地下スタジオ。。。
。
お一人、阪神の震災体験者がいらして、ちょっと涙ぐんじゃった
。ビル先生が、セラピストらしく応対なさったのだが、アノ体験者とはいかばかりのものかと想像した
。
そうそう、このワークショップに、超有名東大卒ジャズシンガーのS・S子さんが参加していた。おそろしく普通の人で、おそろしくかわっていて、おそろしく良い人そうだ
。
ただ、感性の強すぎる人は、必ずしも幸福とは限らないので、ちょっと生きづらそうな人だと思った。
凄く良い人
。