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out of curiosity #3

ブログを始めて14年目。
カメラを抱えて世界中の山に出没したい~!

光城山~長峰山 お花見登山 #2

2023-04-19 15:21:26 | 山登り in 長野県
2023年4月10日(月)
長峰山山頂から北アルプスを望む
 
光城山から長峰山へはほとんどがアスファルトの林道歩きとなる。
が、時々森の中へそれてゆくトレイルがある。
 
チョウジザクラ
アスファルトの林道わきにもタチツボスミレやカキドオシなどがたくさん咲いているが、
森の中の木の花もまた良い。
 
歩き始めは茶色くなり始めていたダンコウバイ?も長峰山山頂近くではまだ黄色が鮮やか。
 
長峰山の展望台が見えた!
このすぐ隣に駐車場とトイレがある。
ここまで車で来ることもできるが、駐車台数は少ない。
少し手前では茶色が目立っていたコブシもここではきれい。
 
そして山頂の広場へ。 (10:51)
山頂のモニュメントは「歴史の塔」
3重の輪の様だが、下段から「過去・現在・未来」を表しているのだそう。
 
サクラも満開で、こちらもため息が出る。
 
もう少し爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳を寄せて。
 
正面には常念岳。
 
展望台に上がってみた。
 
またも同じような写真だが。(;^ω^)
白い山、一番左は蓮華岳。
 
南の方を見ると松本盆地の向こう、
手前に大きく見えるのが鉢盛山(写真右端)、
左奥に白く見えるのが木曽駒ケ岳など中央アルプスらしい。
 
長峰山山頂で充分すぎるほど山と桜を見て、撮影し、下山する。
ピストンで光城山へ戻るが、途中「天平の森」で昼食を頂くことにした。
料理が出て来るのに1時間ほどかかってしまったが、味はとても美味しかった。
 
ピストンしたのは午後たっぷりの日差しを浴びた桜も見たかったから。
 
座り込んでお花見宴会も良いが、歩きながら、遠くの美しい山と一緒に
満開の桜を見ることができて本当に幸せだった。
CTの2倍以上の時間がかかったが、ゆっくりじっくり、楽しみながら歩けて良かった。
(下山:15:30)
 
下山後はすでに夕刻だったが、車でササッと観光。
「安曇野わさび田湧水群」
 
安曇野を潤す歴史的農業用水路拾ヶ堰(じっかせぎ)のじてんしゃひろば。
桜並木の奥は常念岳。
 
安曇野は田んぼと美しい湧水で満たされたわさび田で水が豊富なイメージだが、
実際安曇野で水が豊富なのは北アルプスの麓安曇野西部と遠く離れた東側で水が湧き出す地域のみだった。
中央部は北アルプスが形成された際にできた扇状地の砂礫でできているため水が浸透し伏流水になってしまい、
水の乏しい地域だったのだそう。
 
その為鎌倉時代ごろから梓川の水を利用した灌漑工事が進められてきた。
この拾ヶ堰建設は、江戸時代後期、6,700人もの農民たちが協力し、
大変難しい工事だったにもかかわらずたった3ヶ月で完成させたという驚異的な大工事なのだそう。
高低差の少ない中に作られた堰は大変緩やかに流れてゆく。
しかもこの部分は水が山に向かって流れてゆく為大変奇妙な光景だ。
しかしこれが高低差の少ない中なんとか勾配を見つけて作った結果、なのだから大変興味深い。
 
 この後、長野のご当地スーパー「TSURUYA ツルヤ」さんでお土産を購入し帰路についた。 
 今回は姉と共にようやく桜の光城山~長峰山に登れ、今まで見ていなかったあちこちの観光地も巡ることができ、充実した山旅となった。 本当に本当に楽しかった~!!
 

光城山~長峰山 お花見登山 #1

2023-04-18 18:08:29 | 山登り in 長野県
2023年4月10日(月)
常念岳モルゲンロート(左端は蝶ヶ岳?)(5:31)
 
 長野2日目は今回の旅のメイン、光城山~長峰山のお花見登山。 駐車場にはできれば6時ごろには入りたい。 が、北アルプスが町から眺められる場所に来ているのだからモルゲンロート見ないと!
 日の出時刻は 5:24ごろ。 まぁ、夜明け前に登るなんてことができれば良かったが、そこまで行かずとも良いロケーションはあるだろうという事で。
 
5:20
東の山の上からもうすぐ日の出。
 
5:31
常念岳モルゲンロート
右のピークは横通岳?
 
場所は常念道祖神
4/5ごろなら桜に囲まれていた。
 
駐車場には 6:00すぎ到着。
車は余裕で駐車できたが、夜明け前に登った人も多いようだった。
支度に手間取り出発は 6:45ごろ「さくらコース」から。
 
いきなりの急登なので、ゆっくりゆっくり。
振り返れば桜越しに北アルプスだが、桜はまだ日影。
 
細かい砂利のような滑りやすい斜面もあるので注意しながら登る。
だんだんと桜に陽が入ってきた。
 
登山道脇にはよく見ると小さなお花たち。
ジュウニヒトエ
 
ヒトリシズカ
 
葉を見てフタバアオイかと思ったら花が違う。
ウスバサイシンだろうか?
 
タカトウダイ?
 
イカリソウ
 
ソメイヨシノ
 
「やった~! 山頂!」と思ったらここは1段目の平地。(8:17)
けれど、「やった~!」と言いたくなるほどの良い咲き具合!
 
麓の田んぼと常念岳
 
photo by 姉
予想以上に素晴らしく見惚れる。
 
2段目の平地には休憩所とトイレも完備。
「かつて海野氏の一族である光氏が城を構えていた山」という事で、
山頂へは攻め込みにくいようなクネッとしたトレイルを上がると、
 
素晴らしい展望!
爺ヶ岳~鹿島槍ヶ岳~五竜岳
 
大滝山~蝶ヶ岳~常念岳~横通岳~東天井岳~大天井岳~燕岳~手前に有明山
 
山頂の「小峯神社」 (9:08)
お参りをして、少し休憩をして長峰山に向かう。
 

鷲ヶ峰&車山 スノートレッキング #2

2023-03-02 23:32:46 | 山登り in 長野県
2023年2月22日(水)
車山山頂より蓼科山を望む
 
鷲ヶ峰を下山し、車で車山肩の駐車場に移動。
 
11時過ぎに車山肩駐車場に到着。
ころぼっくるひゅってでボルシチを頂くには良い時間」と思ったのだが、この日は closed。
基本冬期は休業らしい。 なので車で持参したものを食べた。
駐車場は雪が固く凍結している。 場所によっては車の深い轍のまま凍結しているので、
駐車後動かせなくなる車もあるそうだ。
この時間でも駐車できたのは良かったし、なるべく平坦な駐車スペースを確保できたこともラッキーだった。
 
登り始めて振り返る。(12:16 出発)
車山肩の駐車台数は少ないが、停めるのに苦労する場所も。。。
奥には中央に美ヶ原、左に北アルプス、右に頚城山塊。
手前左端、八島ヶ原湿原の向こうに見える低い山が鷲ヶ峰、その右の山頂が白いのが三峰山、間に和田峠がある。
こちらも6本爪にワカン持参(使わず)。
 
霧ケ峰の草原の中にビーナスライン。
奥には御嶽山と乗鞍岳。
 
鷲ヶ峰からは車山で見づらかった八ヶ岳が良く見える。 
そして富士山。
 
振り返って。
 
気象レーダーが見えてきた。
 
車山山頂と~ちゃく! (13:04 )
 
南アルプスと中央アルプス
 
北八ヶ岳が近い。
 
南八ヶ岳
 
奥には根子岳・四阿山~浅間山
足元には車山乗越がみえるのだが。。。
山頂からあそこまで行くにはスキーゲレンデを通るか、植物保護策内の急坂を下るしかない。
夏道のゲレンデを歩いたが、実際スキー場内は通行禁止だったのかな?
 
八島ヶ原湿原の向こうに北アルプス。 手前右が鷲ヶ峰。
 
何とか車山乗越まで来た。
ここから少し殿城分岐の方に行ってみる。
 
遮るものなく蓼科山がすそ野まで良く見えた。
 
頚城山塊も良く見える。
 
車山
 
車山乗越に戻り、その後蝶々深山まで登ってみる。
この分岐を左に行くと車山肩へ戻る。 帰路はここを行く。
 
おとぎ話のようなころぼっくるひゅってを眺めながら登ってゆく。
 
蝶々深山山頂到着。 ( 14:13 )
岩に座って休もうかと思っていたが、少し風も出てきて寒かったので、
景色を眺めてすぐに下山した。
 
車山湿原には「積雪がある時でも湿原に立ち入らないでください。」の看板あり。
 
最高にお天気が良い中、素晴らしい展望に囲まれながら
鷲ヶ峰、車山と両山登ることができ大満足の一日となった。
 

鷲ヶ峰&車山 スノートレッキング #1

2023-03-02 08:58:40 | 山登り in 長野県
2023年2月22日(水)
鷲ヶ峰から北アルプスを望む
 
 一日休みになったこの日は甲信地方の天気がとても良さそうだった。 昨年初夏、ニッコウキスゲを見に車山から八島ヶ原湿原周辺を歩いたが、鷲ヶ峰に登ることができなかった。 冬の晴れた日に登れれば素晴らしい展望のようだ。 前日は夜まで仕事だったので、そこそこ早起きをして向かった。
 
 
 中途半端な早起きで、さすがに諏訪までは時間がかかる。 さらに凍結した道路を慎重に運転して行ったので、八島ヶ原湿原の駐車場に到着したのは 8:30過ぎだった。 それでも先行車は一台だったのでラッキーだった。 駐車場は除雪してある部分が少なく、土、日曜日などは停められない車もあるかも、と思った。 また、車山~八島ヶ原湿原付近、使用できるトイレは、霧ヶ峰スキー場(強清水)、車山肩(バイオトイレ)、車山高原SKYPARK スキー場 、の3ヶ所なので注意。
 
駐車場から道路をくぐるトンネルを越えると結構な雪。 ( 9:05 )
この日も6本爪を履き、ワカンを持参して行ったが使わなかった。
シカ柵を越えて鷲ヶ峰に登ってゆく。
あのピークまで登ったらすぐに山頂? 斜面にはあまり雪がない。
 
駐車場からも既に良い景色だったが、
少し登るだけで素晴らしい!
左隅に駐車場が見える。
 
登り始めに見えたピークまでもう少し。
そのピークを越えると。。。
 
やはり先があった。 ( 9:27 )
いい感じの稜線からは歩きながら360度絶景が拝める!
 
後方には中央アルプスと共に諏訪湖も見えてきた。
 
ハートの八島ヶ原湿原の向こうには車山。
更に向こうに八ヶ岳、富士山、南アルプス。
 
歩いてきた稜線。
 
これから向かう稜線。
左奥のピークが山頂の様だ。
 
根子岳・四阿山~浅間山
 
山頂までもう少し。
 
鷲ヶ峰山頂と~ちゃく! ( 9:55 )
 
素晴らしい眺めだ!
北アルプスが穂高連峰から鹿島槍ヶ岳まで見えている。
右奥には美ヶ原。
 
中央の三峰山にも登ってみたいものだ。
 
御嶽山に乗鞍岳
 
鳳凰、甲斐駒ヶ岳、北岳、間ノ岳、千丈ヶ岳
 
根子岳・四阿山、岩菅山、湯ノ丸山、篭ノ登山、高峯山、黒斑山、浅間山
 
穂高連峰、槍ヶ岳、常念岳、大天井岳、燕岳?
 
権現岳、編笠山、富士山
 
山頂付近は時折風が強く、空気もとても冷たい。
写真を撮る手の感覚もおかしくなってきたので、下山する。
 
八島ヶ原湿原に向け下降。 ( 10:45 )
左奥に頭を出している蓼科山、右奥に南八ヶ岳。
中央に車山と少し左に蝶々深山。
下山したらあちらに行ってみる。
 

晴天?。。。湯ノ丸山~烏帽子岳 #2

2023-02-24 22:21:40 | 山登り in 長野県
2023年2月20日(月)
烏帽子岳のトレイルから根子岳、四阿山を望む
 
雪の予報は外れ、時折風が強いものの青空も見え、良い具合に烏帽子岳への稜線まで上がってきた。
 
稜線も風が強かったが、展望は広がっていた。
雲に隠れていた八ヶ岳もピークを除いて見えてきた。
八ケ岳右方には霧ケ峰。
 
北アルプスはまったく見えず。
中央やや左辺りの平らな所が美ヶ原。
 
小烏帽子岳到着。 根子岳、四阿山は雲の中。
 
烏帽子岳と~ちゃく! ( 12:23 )
風が強く、厚い雲が流れてきて陽も当たらず寒い。
 
それでも何とか粘って篭ノ登山の向こうに真っ白な浅間山山頂部。
 
根子岳、四阿山も徐々に姿を現している。
けれどそう長居もしていられず下山する。
 
この辺り一帯すべてに陽が当たるチャンスを伺いながら歩いていたが、
浅間山山頂が雲に隠れてしまった。
 
もうすぐ稜線歩きも終了。
 
稜線から少し下るとピタッと風がやんだので、
トレイル脇ではあるが少しよけて、座り込んでお昼ご飯。
誰もこなくて良かった。 食べていると青空。
サッと食べて再び下山開始。
 
これはオオカメノキだったのかな?
とても小さい気がした。
 
アブラツツジとかドウダンツツジとか?
 
もう少しで小梨平。
 
根子岳、四阿山も良く見えてきた。
 
もう一度、霧氷の木々の向こうに烏帽子岳を振り返り、
復路は湯ノ丸山巻き道で下山。
結局ずっと雪は降らず、風も部分的に強いだけで、時折青空も見え、
楽しく烏帽子岳まで回ってこれて良かった。
 
車での下山も慎重に。
大きな棚田まで下って来て山を振り返る。
そして、これからもう一か所。
 
上田市にある稲倉の棚田を訪ねてきた。
正面には美しい山並みと上田市の街並みが広がり、
曲線を残す棚田はとても美しかった。
 
その棚田でただ今バレンタイン・イルミネーション実施中。
 
湯ノ丸や菅平など、この辺は度々訪れるので、また違った季節にも来てみたい。
 
 天気は思ったほど良くなかったが、きっとそのおかげで今季初の美しい霧氷を見ることができた。 雪は例年より少なめだったろうが、一日中楽しく過ごさせていただいた。