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out of curiosity #3

ブログを始めて14年目。
カメラを抱えて世界中の山に出没したい~!

飯縄山 冬期

2024-02-02 14:02:55 | 山登り in 長野県
2024年1月29日(月)
飯縄山山頂から北アルプスを望む
五竜岳~唐松岳~白馬鑓ケ岳~杓子岳~白馬岳~小蓮華岳~雪倉岳
手前に戸隠の西岳など
 
大谷地湿原から飯縄山を望む
 
 飯縄山に登ろうと長野駅近くに前泊したが、前夜から天気予報は悪くなっていた。 朝起きていつもの予報サイトを見ると一日中曇りの予報。 他のサイトは日中は晴れを示すところが多かった。 窓から空を見ると月も星も輝いている。 やっぱり初志貫徹、飯縄山に向かうことにした。 なんだか9月も同じことを言っていた。w
 
一の鳥居駐車場に向かうため浅川ループラインを上がっていると木々には霧氷がついていた。
早く登山開始したい所だったが、大谷地湿原に寄ってゆく。
 
7:00
ちょうど飯縄山が朝陽に輝く時間だった。
 
今のところ天気は良いがたびたび薄い雲が流れてくる。
さてどうなるか。
 
7:35頃一の鳥居駐車場を出発。 駐車場は広く除雪され、トイレも使えてありがたい。
飯縄山登山口に向け歩き始める。
 
まだ残っている霧氷が朝陽に輝いている。
 
7:57
登山口の鳥居まできた。 今のところ真っ白な山頂に雲はかかっていない。
 
登山口から5分ほど登った所にある奥宮一の鳥居。
 
あちこちでウサギの足跡。
 
陽が出ると影もきれい。
 
最初の鳥居から登り始めて約1時間。 (9:11)
雪はあるものの比較的緩やかな斜面なので滑り止めなしで登ってきた。
緩やかとは言うものの雪のせいか、昨日歩いた疲れが残っているのか、何だかちょっときつい。
第十一佛 「駒つなぎの場」から先、夏道の九十九折れは閉鎖。
 
ここからしばらく冬道の急斜面を直登で上る。
なので、10本爪アイゼンを装着。
 
冬道の直登は本当に急で、体力も使うが滑らないよう気も使う。
「きついなぁ~」と思いながら山頂の方、周囲の山を時折眺めると、やはり雲が出てきている。
上は北アルプス五竜岳と思われるが、この日はこれが北アルプスの見納めかも、という気持ちでシャッターを切った。
飯縄山頂上の方にも大きな厚い雲がかかってきていた。
 
冬道の直登を何とか乗り切り夏道合流後、南峰までもまだ結構歩くので辛抱のしどころ。
飯縄神社奥社下の鳥居より手前からなんとなく山頂っぽい雰囲気になり見晴らしも良くなるが、
周囲に雲が多いことも確認できてしまった。 特に東~南に大きな雲が貼りついている。
 
登って来た方向を振り返る。
 
ようやく飯縄神社奥社下の鳥居に到着。(10:13)
9月もここまでしんどかったが、もちろん今回も。
ここからはゆるやかな尾根歩き、しかもだんだん青空が多くなってきた。
 
飯縄神社奥社到着。(10:20)
ここで参拝して北峰山頂に向かう。
 
南峰周辺の木々も場所に寄ってエビの尻尾や着雪できれい。
 
おぉ~! 北アルプス方面の雲が随分消えてきた。
 
北峰へ。 左に見えるのは携帯トイレ用の建物だが冬期は閉鎖。
 
戸隠山~高妻山
 
あと少し~。
 
飯縄山山頂と~ちゃくっ! (10:40)
南峰下の鳥居までの登りが本当にきつかったが、登ることができて良かった!
そして展望も増々クリアになってきている。
 
妙高山の方はピークがのぞく程度。
 
北アルプスは鹿島槍ヶ岳から北の方は良く見えてきた!
 
白馬三山
 
きれいできれいで、あちこち撮っていると南峰の奥、
北アルプス南部(?)の方も見えてきた!
 
常念岳、の方かな?
 
蓮華岳~針ノ木岳~爺ヶ岳~鹿島槍ヶ岳~五竜岳
 
新潟方面も少しずつみえてきた。
 
高妻山~妙高山
 
山頂からの展望動画
 
30分くらい山頂にいたと思うが、
残念ながら南方向、八ヶ岳や南アルプス、富士山方面の雲は取れなかった。
それでもこの景色で充分満足し下山する。
 
風もなく、極寒でもなく、良い日だった。
 
南峰下の鳥居
奥に戸隠の山々~高妻山
 
下りでも冬道の急斜面は特に注意し、ゆっくり慎重に下る。
第十一佛で緊張の冬道も終わり、ちょうど 12:00になったのでコーヒーをいれおやつ休憩にした。
 
その後はどんどん下山。
下っていると天気は増々良くなり、志賀~四阿山の方、長野・群馬県境の山々もはっきり見えてきた。
ずっと樹林越しなので写真はないが真っ白な浅間山も良く見えた。 山頂の雲も取れているようだった。
あと1時間山頂でゆっくりしていれば、という気もしたが、期待以上の展望に恵まれたのだからもう満足。
 
無事駐車場に到着。 (13:17)
楽しかった~!
 
お腹が空いたので nagano forest village にて昼食。
鹿肉&オニオンのホットサンドとコーヒー
大変おいしかった。
 
 9月に続き今回も天候に惑わされたりしたが、良いコンディションの中、雪の飯縄山に登ることができ、大展望を拝むこともできて本当に楽しかった。 今季もう少し雪山に登れると良いな、と思った。
 

スノーシューとスノーモンキー

2024-01-31 22:55:57 | 山登り in 長野県
2024年1月28日(日)
地獄谷野猿公苑の Snow Monkeys
 
 今年も日本海側の方にたくさんの雪が降ったが、そろそろ行っても大丈夫かな。 どうにかすると「そろそろ寒さも終わり」のような予報を聞き、雪の中を歩くならもう急いだほうが良さそうだ、と長野県に行ってきた。
 9月に登った飯縄山ではあいにくの曇り空で周囲の山々を拝むことができなかった。 ただ、山としては麓の散策や観光も含めとても魅力的、しかも冬に登ることもできそうで、是非この冬に登りたかった。 前々から天気予報をチェックし、1/29(月)に登るよう計画。 無雪期とは勝手が違うのでなるべく早く登山開始できるよう前泊した。
 
 
 前泊の 1/28(日)はまず戸隠神社奥社駐車場からスノーシューハイク。 駐車場は有料だが広く除雪されており、トイレも使えて助かる。 この日の予報は曇りだったのだがこの青空。 到着が 9:30ごろで、この後には地獄谷野猿公苑にも行きたかったので歩ける範囲で。
 
雪は少なめに見えるし、良く踏まれているので、まずはチェインスパイクで。(10:14)
風もなく、寒くはないのでレインウェアはジャケットだけ。
 
少な目とは言っても下草が飛び出るほどではない。
久しぶりに見る一面の雪景色。
 
頭に雪を乗せた狛犬。(10:28)
 
茅葺屋根の隋神門。
次の予定もあるし、青空が見えるうちに鏡池に行きたかったので、奥社は断念。
 
隋神門でスノーシュに履き替え。
 
 
 
 
 
ウサギ?
 
 
鏡池到着 (11:05)
第三、二、一峰、西岳、本院岳
 
第三、二、一峰あたり
 
八方睨、戸隠山、九頭竜山
鏡池の真ん中まで行くのは怖かったので端の方から。
随分雲が広がってしまったが、なんとか空の青も見えて満足。
トンボ返りで駐車場に戻る。
 
朱色の鳥居が立ち並ぶ天命稲荷神社
 
ウサギさんがウ〇チした
 
これはテンとか?
 
リス?
 
その後、12:00に駐車場に戻った。
速足だったが今年もスノーシューを楽しむことができて良かった。
 
車で山を下り、次の目的地「地獄谷野猿公苑」に向かう。
前回行ったのは 2018年だった。 もうそんなに経ったのか。
 
14:00
午後の到着で少しは空いてくるかと思っていたが、駐車場は一番下のロマン美術館だった。
日曜日だものなぁ。
 
公苑までの道は凍結し、滑りやすい所もあったのですべり止めを着けた方が良い。
 
渋の地獄谷噴泉
 
苑内はほぼ外国人観光客。
 
前回来た時は9月だったのでサルたちはあまり温泉に入っていなかったが、
今回はたくさん入っていた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
石や雪を転がして、裏側に着いた食べ物を探している子ザルの動画。
Snow Monkey, Nagano pref. in Japan
 
すっかり楽しんで長野駅近くのビジネスホテルへ。
 
 夜、翌日の天気予報を見るとそれまでは「晴れ」「晴天」マークが並んでいたのに、一気に一日中「曇り」マークに変わっていた。 なんと。。。 他の天気予報やTVの予報では長野県内どこも天気よくなりそうなのだが、どうしたものか。。。 新潟に近いこちらの方は日本海側の影響が強いのかもしれない。 長野南部に行くほど天気が良さそうなので、場所を変えるか? 決めきれず、翌朝の天気や空を見て考えよう、と寝ることにした。
 

志賀山・裏志賀山 ~碧き大沼池を望む~

2023-10-22 17:08:52 | 山登り in 長野県
2023年10月17日(火)
裏志賀山から望む大沼池
 
 2日目の17日、予定ではホテルの朝食をキャンセルして早朝から山に入るつもりでいた。 が、前日の天気予報では16日深夜から雨か雪、晴れてくるのは9時ごろ。 更に前日中に大沼池までの散策を済ませていたので、もうゆっくりとホテルの朝を堪能することにした。
 前日は疲れてぐっすり就寝。 6時ごろ起きて外を見ると雨は降っているようないないような。 けれど深い霧。
 
こんな感じ。(^^;)
なのでゆっくりと朝風呂に浸かる。 志賀高原ほたる温泉のお湯はなかなか良い。
ちなみに、私が泊まったのは前山サマーリフトの目の前、「硯川ホテル」さん。
ほたる温泉(旧硯川温泉)の泉質は通常無色、無臭だが、
硯川ホテルさんのお湯はお隣の熊の湯温泉に近い硫黄臭がするにごり湯。
朝食は 7:30。
「こんなにゆっくりしていると志賀山・裏志賀山だけでもなんだか心配だなぁ~。」
と思いつつ朝食を頂いていると、急に周囲が明るくなってきた。
窓からは青空も見えてきた! おぉ~!
しっかり食べ、支度を整えて登山口に向かうと。。。
 
晴れた~!\(^o^)/ (8:13)
 登山口は前山サマーリフト駐車場のあたり。 車も前山サマーリフトの駐車場に停めさせてもらった。 土、日、祝日はリフト営業をしているそうだが、ホテルの方から駐車しても良いと確認済み。 ここからリフトトップまでスキーゲレンデ?歩きが少しきつい。
 
少し登ると向かいにそびえるのは笠ヶ岳。
 
更に登って前山山頂付近に来ると前山湿原と
奥に後から登る予定の鉢山。
 
リフトトップ。 前山山頂。(8:37)
 
山頂からは右に先ほどの鉢山、
左奥に志賀山(左)と奥志賀山(右)。
 
山頂から数分で渋池。 (8:44)
奥には横手山。 まだ雲がまとわりついている。
 
もう少しじっくり見たかったが、先を急ぐ。
 
コメツガなどの針葉樹林帯をユルユル登ってきたが、
ここで笹原にカンバの黄葉。
やはり雨が降ったのか、ササや木道が濡れておりツルッと行きそうになる。
向かう方の空が何だか怪しい。
 
ゴゼンタチバナの実は終盤だが、あちこちにたくさん群生していた。
イワカガミやミツバオウレンの葉もたくさん見かけ、お花の時期も楽しそう。
 
志賀山山頂直下になると突然急登になる。
岩やハシゴも出てきた。
 
山頂と~ちゃく、と思ったらここではなかった。(9:47)
この少し先に山頂名板があり、さらに少し先に三角点があった。
そして、辺りは真っ白。 なぜ~っ!?
 
三角点辺りは展望が開ける。
南の方は雲が薄かったので山が見られた。
左奥に浅間山、黒斑山、高峯山~篭ノ登山が続き、右の方に湯ノ丸山~烏帽子岳、かな。
右の方一番奥に見えるのは八ヶ岳、蓼科山?
そんな風に山を見ているとまた突然雲が去り晴れてきた!
 
志賀山からは激下り。 ズルッと滑りそうなザレた斜面や岩。
時折立ち止まり景色を眺めながらゆっくりと慎重に。
足元にはいくつか池があるらしく、その一つが見える。
奥には横手山が姿を現していた。
 
裏志賀山へ更に再び急な斜面を登ると眼下にはこの後向かう四十八池が見えた。
横手山左には榛名山。
 
そして裏志賀山山頂と~ちゃくっ! (10:27)
山頂の先に志賀山神社があるので向かう。
参拝をしてさらに少し進むと。。。
 
眼下に大沼を望むこの景色! (10:32)
見ることができて良かった~!
左奥は岩菅山、右奥は赤石山。 中央奥に見えるのは佐武流山、仙ノ倉山など新潟県の山々。
 
満足して山頂に戻りベンチでコーヒーブレイク。
南の方には左奥から湯ノ丸山、烏帽子岳、四阿山、右の方に志賀高原の笠ヶ岳。
さて、四十八池に向けて下山しようとすると。。。
 
冠雪した北アルプスの山々も見えた!
雲が無くピーカンなら本当に良い景色なんだろうなぁ。
 
裏志賀山からの下りもかなり急な場所があり、慎重に。
平らな所まで来ると志賀山神社の鳥居。
ここに大沼池へ下りてゆく分岐があり、湖畔までCT60分。
今回は行かず四十八池へ。
 
小さいながらも趣のある湿原だ。
湿原両入り口に休憩できるベンチや東屋があり、鉢山側にはトイレもある。
 
湿原にも様々な花の後が見られる。
そしてコケも紅葉するんだな、とあちこちで再認識。
 
池塘と鉢山。
四十八池湿原は志賀山と鉢山の噴火?、湖への土砂流入により高層湿原が形成された。
 
池塘の浮島も良い感じ。
背後には志賀山と裏志賀山。
 
浮草の見られない池塘が多いが、浮草が。
これがあのヒルムシロ?
小判型の葉が水面で、それより下は水中だ。
 
ヒルムシロや他の花々が咲いている時期に再訪したいなぁ。
 
四十八池湿原を抜け、鉢山を巻いて前山に戻るルートもあるが、
今回は初めてだし時間もあるので、鉢山に登り周回で前山サマーリフト駐車場へ戻る。
 
鉢山への上りは段差の大きい階段などが続き、これまた急登。
山頂からの展望はないと読んでいたのでトレイルから振り返ると
岩菅山と赤石山。 たぶんこれが唯一の展望。
 
鉢山山頂はこの通り。 ベンチでパンを一個食べてしばし休憩。
地図によるとこの右奥には山頂カルデラ湖?があるのだが、それも見られない。
面白いことにこの日のルート上でこの山頂部から下山路一部のみ群馬県。
その後は岩、ぬかるみ、沢の中のような歩きにくいトレイルが続き、
ようやくスキーゲレンデに出た。
 
スキーゲレンデは横手山・渋峠スキー場になるのかな。
正面には妙高山が見え良い景色。
ここから鉢山に上がる場合、ゲレンデ上に鉢山への道標はなかった。
こちらから上がる人はあまりいないのかな。
 
ゲレンデを下ってゆくと国道 292に出て少し歩き
前山サマーリフト駐車場で終了。(13:53)
写真は前山。
 
登山終了後はご褒美おやつのために山の駅へ向かう。
途中、平床からの眺め。
 
平床からの眺め。
平床にはほたる温泉の大噴泉がある。
(温泉が吹きあがっているわけではないが、温泉汲み上げ?の設備が見られる)
山の駅でコーヒーとカボチャプリンを頂いたら帰路につく。
 
横手山ドライブインから志賀高原を望む。
笠ヶ岳の右には高妻山、妙高山など。
 
前日は真っ白で通過した「日本国道最高地点」
 
そこから望む芳ヶ平湿原と奥に榛名山。
 
草津白根山
 
白根山火口付近
白根山、本白根山近くの国道沿いの駐車場は未だ立ち入り禁止。 ロープで閉ざされ草も生えていた。
多くの人でにぎわっていた頃が懐かしく、残念なような寂しい気持ちになった。
それでも季節になればきっと多くの花が咲いているのだろう。
 
 今年も天気にはハラハラさせられたが、青空の中志賀高原の素晴らしい紅葉・黄葉が見られ、草津もサッとであるが見ることができとてもうれしかった。 志賀山他の散策で志賀高原のトレイルもだんだんわかってきたし、さらに行ってみたい所、見て見たい物もできたので今後の楽しみにもつながった。 
 

今年こそ晴天の志賀高原

2023-10-20 23:37:22 | 山登り in 長野県
2023年10月16日(月)
志賀高原 蓮池
 
 昨年天気予報の晴れを信じて志賀高原へ向かった。 前日の夜から朝 8:00頃までは雨の予報だったが実際は10時ごろまで雪になってしまった。 10時過ぎに小布施辺りから山に上がって行き、なんとか蓮池周辺の紅葉を見ることができた。 昨年行ったのは 10/24で既に褐色になっている木々も目立っていたが、それでもその美しさに感動し、本年是非花の時期か紅葉時期に再訪したいと思っていた。
 
 今年は紅葉の進みが遅く、志賀高原のFBでもなかなか紅葉・黄葉の情報が上がってこなかった。 けれど人様のレポを拝見しているとそろそろ良さそうだと思い、10/16~10/17 に一泊で訪れることにした。 両日とも天気が良さそうなので、宿泊は志賀高原、向かうのは草津からで広範囲の紅葉・黄葉を楽しむ計画だった。
 自宅から出発すると渋川伊香保ICまでは晴天のドライブ。 良い気持ちで走っていたが、群馬県に入ると 2,000mを越すような山々には明らかに雲がかかっているのが見える。 草津に向かう道では「何でわざわざ雲の中に行くのだ~?」と。
 
それでも殺生河原上辺りの展望台からは天気の良さそうな赤城や榛名などが良く見えていた。
 
しかしそこから上は。。。紅葉はいい具合なのだけど。
 
そして渋峠では真っ白。。。(T_T) (9:07)
ここで色々調べようとスマホを出すが圏外。
もう草津で少し遊ぶか、と少し下ってもう一度スマホを出す。
電波が来ていたので一応志賀高原のライブカメラを見ると、
何と! そんなに天気が悪くはなさそう。
本当かな? 行くだけ行ってみるか、と白い中を突き進み、志賀高原に下ってゆくと。。。
 
木戸池 (9:47)
晴れてた~!\(^o^)/
木戸池の黄葉は多少褐色の木も見られたがほぼ最盛期。
充分なほど美しかった!
 
木戸池から田ノ原湿原に歩いてみる。
少し上って下りた先は。。。
 
この景色。(10:15)
こちらも素晴らしい黄葉。
 
木道が敷かれた湿原は良い雰囲気。
初夏にはワタスゲも美しいらしい。
 
秋の綿毛と言えばススキもきれい。
このトレイルをたどると蓮池まで歩けるが、私は車で良いとこ取り。
 
長池には何と水が無かった。 なぜ?? (11:10)
 
池の周りのトレイル沿いや、R292沿いの駐車場から池までの道には美しい紅葉・黄葉が見られた。
この後は「志賀高原保護センター」 「山の駅」 などもある蓮池へ。
 
まずは旧ロープウェイ駅舎からの眺め。 (11:35)
ここの黄葉、青空の元で見るとやっぱりすごい!
 
そして蓮池。
駐車場すぐ隣にこの景色は贅沢だ。
 
蓮池の周りを少し歩いてみる。
 
蓮池は紅葉も奇麗だ。
 
木戸池、長池、そして蓮池と標高が下がってくるが、
蓮池辺りがちょうど見ごろだったようだ。
 
 蓮池が見ごろという事は、琵琶池、丸池も良かったかもしれないが、今回はそちらは訪ねなかった。 この後は清水公園の方の大沼池入口から大沼池まで往復しようと決めたからだ。 本来大沼池へは翌日の志賀山登山の際に行ってみようと思っていたのだが、どうも天気予報を見るとこの日の深夜から翌日朝まで雨、もしくは雪が降りそうになってきた。 この日のように午前中遅い時間まで天気が悪ければ大沼池まで行っている時間はない。 なので急きょ行くことにした。
 
大沼池入口(清水口)には駐車場、トイレもあり。(13:06)
大沼池湖尻までCT約1時間。
湖尻より少し先くらいまでは行きたいが、15:30には戻りたい。
 
大きなアップダウンはないが、往きは少しずつ上り。
 
このような歩きやすい林道のようなトレイルだが、
ダラダラ上りを速足で1時間はジンワリ来る。
 
大沼池湖尻到着! (13:56)
 
水の色は深い青緑に見えるがとても透き通っており底が見える。
 
湖尻より先に進むと湖面より高い位置を歩く。
志賀山、裏志賀山は対岸の右奥(写真右端よりもっと右)辺り、と言う位置。
 
そして、赤い鳥居が見える所まで来た。(14:10)
(実際には前の写真の場所から見えていたようだ)
 
 実は、今回はこの景色が目的のひとつだった。 色々難点はあるが、まぁ、今回はこれで満足。 あとは裏志賀山から望む大沼池の景色。 翌日、見られるだろうか。
 この後再び速足で登山口に戻ったが、無事 15:16 に到着。 宿へ向かった。
 

御嶽山 田の原登山口から #2

2023-10-08 15:52:33 | 山登り in 長野県
2023年10月2日(月)
 
王滝頂上で一休みし、いよいよ八丁ダルミを歩く。
天気などによって閉鎖されることもあるようで、この日も強風で閉鎖されたらいやだなと思っていた。
九合目辺りから雲が出てきて風も強くなってきたが、ひどい強風ではない。
 
2014年の噴火災害の原因はこの八丁ダルミすぐ西側にある地獄谷の水蒸気爆発だった。
遮るものの無いこの八丁ダルミで多くの犠牲者が出た。
本年この八丁ダルミを通行可能にするにあたり、登山道整備の他、
王滝頂上避難施設やシェルターの設置などがあった。
 
剣ヶ峰の御嶽神社奥社へあとひといき。
 
息切れしながら階段を登り御嶽神社奥社に到着。 (10:10)
 
御嶽山山頂標識
 
山頂はこのような感じ。
 
山頂北側直下に一ノ池
 
一ノ池東側直下に二ノ池
二ノ池はかつてコバルトブルーの水をたたえ、日本一高所にある湖(2908m)であった。
が、2014年の噴火で火山灰が堆積してしまい消滅の危機にある。
水が無いわけではないので、なんとか再びコバルトブルーの湖が見られないものかと思う。
 
二ノ池湖畔には二ノ池山荘
かつての二ノ池本館を解体、新築オープンしている。
奥には手前に乗鞍岳、その奥に槍ヶ岳、穂高連峰、常念岳など、
左奥には黒部五郎岳、笠ヶ岳、立山、鷲羽岳、野口五郎岳、らしい。
雲が多くなってしまったが、絶景だ。
 
記念撮影。
もちろんヘルメット装着。
3067m。 登る時の息苦しさはあったが、無事到着。
 
レインウェア上着を着ていたがとても寒かったので、
撮影をしたらすぐに二ノ池方面に向かう。
ザレた斜面を下ってゆく。
 
少し湿った土の上を歩いてゆく。
 
二ノ池山荘到着。(10:59)
 
二ノ池の向こう、左奥が剣が峰。
 
二ノ池ヒュッテに向かう。
北側にはサイノ河原と摩利支天山。
 
草紅葉の向こうに二ノ池ヒュッテ。 (11:09)
こちらも二ノ池山荘新館を解体、新築してのオープン。
 
名物の担々麺は売り切れ。 
可愛いライチョウのTシャツが売り切れなのは知っていたけど(WEB販売)、
小屋に来たらもしかしてあるかも、と思ったけどやっぱりなかった。
 
小屋の近くの岩に座りお昼ご飯にした。
彩りよいサイノ河原と絶景の山々を見ながら。
寒かったのでダウンを着た。 陽が照ってくれたおかげで背中がポカポカしてきた。
三ノ池も見たかったが、この日はここで下山する。
 
剣ヶ峰は巻いて王滝山頂に戻る。 (12:04)
 
ここは良いが、場所によっては右斜面が切り立って上から岩が落ちてきそうな場所も。
 
この辺りで往路と合流。
 
少し高い所があり直接は見えないが、
向こうの地獄谷からは水蒸気が上がっている。
 
もう一度八丁ダルミと剣ヶ峰を振り返り、
王滝頂上から下山する。 (12:34)
 
美しい黄葉を目指して。
近く見える駐車場にはなかなか着かない。
 
ドウダンツツジ?の華やかな紅葉。
 
もう少しかな。(14:11)
この日周囲の山々は一日中良く見えていた。
ありがとう~!
この後 14:27 に無事下山。
車に到着した瞬間、いつも以上に無事下山できた喜びを感じた。
 
車で山を下り、往きには見えなかった御岳湖からの御嶽山。
この後御岳山VCの方お勧めの日帰り温泉、「代山温泉 せせらぎの四季」に寄って汗を流し、東京まで戻った。
 
 御嶽山登山は当初怖さが先に立つ所があったのだが、山に登るという事はいつも、どんな山でも危険と隣り合わせなのだという事を改めて考え直す良い機会になった。 どこに登るにもきちんと計画をたて、安全を考慮し、下山時には無事下山できたことをありがたいと思う謙虚な気持ちが無くてはいけない。 そんなことを思うとまた見えてくる景色も変わってくるような気がした。
 今回御嶽山は紅葉の走りを見ることができたが、花の時期も良いらしい。 ロープウェイの方から登り三ノ池周辺も回ってみたい、できたら小屋泊もいいだろう。 開田高原からの御嶽山も見てみたい。 また訪ねたいと思う。