阿部薫 どびん茶瓶かおる便

ドラマー、カメラマン阿部薫のBlog
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SPIN OFF YOKOHAMA BLITZ 1日目

2007年03月31日 23時55分55秒 | SPIN OFF from TM
会場には2時入りだったのですね。
11時に起きまして、着替えやら何やらして食事をかっくらって荷物もってそのまま飛び出しましたわ。
第三京浜に乗る迄ちょっと混んでいたんだけどそれ以降は凄く空いていて順調にブリッツに到着しましたわ。
30分ぐらい早く着いたから楽屋にはまだ誰もいなかったのですわ。

取り合えず軽く食事をしてみんなを待っていましたの。
それから木根っち、大ちゃんと続々やってきましたの。



みんなと談笑している時に、私が持ってきたミニトランペットを「プイッ!」と吹き鳴らしたらビックリしてこっちを向いたので、ちょっと持ってきてみたって話をしてみました。

大介「わ~、面白そう~~!吹かしてもらっても良いですか?」
阿部「全然良いよ!吹いて吹いて!」

意外に大ちゃん

大介「プフゥ~~~~」
阿部「おお!凄い初めて吹いたのにちゃんと音が出てるよ。凄い凄い!」
大介「そうなんですか?プゥ~~~~~~」
木根「凄いよ、俺なんかベーアンと一緒に買ったフルートあるんだけど何処かいっちゃったんだよな。」
大介「そうなんですか?」
木根「よし大ちゃん、ロッキーのテーマ吹いて!」
大介「え~~?でもやってみます。」

それから木根っちと大ちゃんのフォークギターとミニトランペットの何ともいえないおかしなセッションが始まって楽屋でみんな笑い転げましたわ。
そんな所へ大ちゃんは新しく家族になったジョアンちゃん(ワンちゃん)がやってきましたの。。
相変わらず元気にはしゃいでいましたわ
私は準備が出来ていたので萩さんに呼ばれて一緒にステージに行きましたの。
セッティングをちょっと直してからチューニングをしてそのまま単音チェックしましたの。
なんかこの日はイヤモニの聞こえ方が良い感じだったのでございますの。だからなんか演奏もしやすい感じがしましたの。

この日は葛Gが高速道路が渋滞しまくっていて集合時間に間に合わない感じだったはずだったんだけど気がつけばステージにいるじゃありませんか。
東京ミッドタウンに向かう車渋滞に巻き込まれたって感じで途中からは凄く空いていてリハには間に合っちゃったみたいでございます。
そして葛Gのチェックが終わってからいつものように3人でまずはチェックしてから木根っちも入ってリハをちょっとやってからウツも混じってリハをやって終了しましたの。



リハ終了後自分チェックした後、大ちゃんが使っているプロフェット5というシンセの鍵盤1つが鳴らなくなったのでスタッフさんが修理していたのを興味深く見てましたの。当時(20数年前)180万円ぐらいするシンセなんだけど蓋を開けてみると何ともシンプルで驚かされましたわ。でもねこの当時のアナログシンセサイザーは良い音がしますの。どんなデジタルシンセにもかないませんわ。

これまた本番迄2時間ほどあったんだけど楽屋で一休みしていたらヘアーメークの横原さんが呼びにきてさっさと髪の毛を仕上げられましたわ。そしてもみあげを切ってもらってアッという間に仕上げられちゃってビックリしちゃいましたわ。



本番5分前に集合かかって上手下手に別れてスタンバイしましたの。
いつも袖のイスに私の左側にウツ、右側に木根っちが座っているのであります。
この日、両脇から話しかけられてTMNツアーで青森行きの飛行機の事を思い出してしまいましたわ。
当時、青森行き飛行機に乗って左がウツ、俺を挟んで右が葛Gの感じで座席に座っていたんですの。
飛行機が飛び出して私は雑誌を読んでいたんですけど両脇から話しかけられて、両方に違う受け答えしながら雑誌を読んだりしていたんですの。それが青森空港着陸する迄ずっとでしたの。着陸したら私はだんだん気持ちが悪くなってきて

阿部「ねえ、俺吐いてもいい?」
ウツ「嘘だろ!?」
葛G「マジかよ?」
阿部「だって両方から全然違う事話しかけられてたから気持ち悪くなっちゃったんだよ。ヤベッ!吐く!!!」



その後はオエッ!と備え付けの袋の中に吐き出して涙目になってスッキリしましたわ。
そんな事を本番直前に思い出したのであります。
そしてライブはモニター状況が凄くて、聞こえやすく、今回のツアーの中で1番ストレスなく演奏が出来た次第であります。
この日はカメラマンの三浦麻旅子氏も撮影で来ていましたわ。
三浦麻旅子氏もいま新宿のゴールデン街のNAGUNEで個展を開催中ですわ。
もしお時間合ったら行ってみるよろしあるよ。