人として生きる 丁字村ブログ

この時代に 人の温もりを感じて感謝できる生き方って どんな立場であろうと同じです。幸せになるためには考え方が大切です。

新八寿司の子供祐介

2010年12月01日 08時21分32秒 | Weblog
昨日、末期ガンの兄貴が店に食べに家族と来てくれました。
店長に連絡し、とにかく美味しいものをだしてくれと・・・頼みました。
美味しいもの・・・答えを解ってくれた店長
美味しいものとは、鮮度・旬・加工などとありますが、一番喜ぶのは、心です。
それを、祐介にハギの薄作りをさしたらしい・・・
祐介は、まだ包丁も使えません。 まして、薄作りはぜんぜんしたことがない子です。
でも、あえて祐介に頼んだ店長に成長をみました。
祐介の、お父さんは6年前に亡くなりました。
街では、有名な寿司職人でした。
最後も、店で亡くなるという職人を全うした人です。
そんな偉大な子供が、祐介
職人あいだでは、新ちゃんと馴染みやすい人柄 仕事は、速くて綺麗
新八寿司開店の時には、私は仕事が終わってから手伝いに朝まで入ってました。
そんな、新さんの子供 祐介がこの道で頑張っている姿を兄貴は、嬉しかったと思います。
まだまだ、商品にならない薄作りでしょうが、料理は気持ちを伝える。
これを、解ってくれた店長の器量に喜びを感じます。
17歳から連れて8年間 やっと私の考え方が浸透しました。
思ったより早かったことが、お互いの成長でしょうね。
それだけ、いばらの道を歩んできた私とタカ
もっと、この先を見てみたいですね。

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