ぶんやさんち

ぶんやさんの記録

「まさか」「そんなことないやろ」、いや本当の話

2010-03-05 21:03:56 | ときのまにまに
インターネット・ニュース「毎日JP」(3月5日付)によると、自民党憲法改正推進本部(本部長・保利耕輔元文相)の会合が4日に開催され、憲法改正に向けての論点が以下のように整理され、公表された。
憲法改正論点整理の要旨
第1 総論
1.憲法改正国民投票法の有権者が18歳以上になるため、少なくとも高校で憲法を学ぶ必要がある
2.「日本らしい日本の確立」のために自民党が主張する憲法改正の柱の明確化
3.憲法改正要件を規定する96条の改正から、憲法改正の行動を起こすべき
4.国旗・国歌の規定を置くべきか
第2 各論
1.象徴天皇制を維持した上で、天皇が元首であることを明記するか
2.天皇の国事行為に「承認」の文言は不要
3.国家としての安全保障をどう表現するか。集団的自衛権と国家の同盟関係のあり方を再検討
4.民主主義国での兵役義務の意味と、軍隊と国民の関係を検討する必要があるのではないか
5.外国籍には国・地方を通じて参政権を有しないことを明記するか
6.一院制・二院制の是非を検討
7.軍事裁判所の必要性
全体としてかなり保守色が鮮明になっている。どうやら保守勢力の旗印を鮮明にすることによって政権奪取を目指しているようである。
この中でも、わたしたちを驚かせた点は、徴兵制を匂わせている点である。「多くの国では、憲法で、国民の兵役義務や、良心的事由に基づいてこれを拒否する者の代替役務等が定められている」と指摘し、「民主主義国家における兵役義務の意味や軍隊と国民との関係などについて詰めた検討を行う必要がある」。このニュースにより自民党では徴兵制について検討を始めているという速報が流れたので、大島理森幹事長が慌てて「論点整理はあくまでも他の民主主義国家の現状を整理したもので、わが党が徴兵制を検討することはない」と否定の談話を発表した。
何か怪しげなニュースである。

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