孫娘が帰った

たった3泊であったが、孫娘が帰った。博多駅まで送って、帰りにちっと道草して、夕方帰宅したら、孫娘から無事に奈良の家に着いたという「電話」が入った。途中、数回新幹線の中から、メールは届いていたが、自宅からは固定電話である。このメールと電話との使い分けの感覚は面白い。
それはともかく、急に我が家は寂しくなった。たった4日間であったが、孫娘の存在感は大きい。その間、何回かどこか行きたいところがあれば連れって行こうと誘ったが、「いや、ここにいるのが一番」と言って、どこにも行こうとしない。勉強するか、寝るかでドカンと我が家の中心に鎮座している。この間、彼女がそこにいるだけで家内とわたしとは何か「ウキウキ」した気分であったと思う。その反動が寂しさである。とうとう、わたしは彼女に提案した。「おじいちゃんの家に3泊したら奈良と福岡との往復の交通費はあげる」と。これはなかなかいい考えである。彼女が福岡に来ることについて、「たった3日」ではもったいないと言われたらしい。しかし、この3日間はわたしたち夫婦にとって実に大きい。本当に楽しかった。