最近、ブログ「職業：農業」（ http://blog.100sho.net/ ）がとても面白い。都会育ちで農業には縁遠いわたしにとって、福島君の日々の報告はとても興味深い。聖書にイエスが農業のことを語っている箇所があるが（マルコ福音書4章26～29）、イエスもあまり農業の現実を知らなかったようである。イエスは話す。「人が土に種を蒔いて、 夜昼、寝起きしているうちに、種は芽を出して成長するが、どうしてそうなるのか、その人は知らない。土はひとりでに実を結ばせるのであり、まず茎、次に穂、そしてその穂には豊かな実ができる。実が熟すと、早速、鎌を入れる。収穫の時が来たからである」。少しでも農業に従事したことのあるものなら、こんな言葉は口からでないであろう。なんでもイエスを「偉い人」にしようと思う人は、この話を読んで、イエスも当時の農業に詳しかったなどと解説するが、そうではないであろう。
時代が違うと言えば、それもそうだろうが、福島君のブログを見ていると農業とはそんなに単純で「怠惰（夜昼、寝起きしているうちに）」な職業ではなさそうである。とくに、現在では高収穫でなければ農業は仕事して成り立たないのであり、かなり専門的な知識や労力が要求されていることがよく分かる。
最近のブログ「職業:農業」では数日前の「ＤＤＴ」にまつわる、福島君と祖母との会話が抜群である。こういう会話を繰り返しながら、伝統的な農業が新しい農業へと受け継がれ、国際マーケットでも引けを取らない日本産の農産物を生産してもらいたい。
時代が違うと言えば、それもそうだろうが、福島君のブログを見ていると農業とはそんなに単純で「怠惰（夜昼、寝起きしているうちに）」な職業ではなさそうである。とくに、現在では高収穫でなければ農業は仕事して成り立たないのであり、かなり専門的な知識や労力が要求されていることがよく分かる。
最近のブログ「職業:農業」では数日前の「ＤＤＴ」にまつわる、福島君と祖母との会話が抜群である。こういう会話を繰り返しながら、伝統的な農業が新しい農業へと受け継がれ、国際マーケットでも引けを取らない日本産の農産物を生産してもらいたい。
