先日、延岡の礼拝奉仕の後、北上し新しくできた東九州道佐伯インターから臼杵にまわり、国宝臼杵石仏を見てきました。美事しか言いようがありません。パンフレットによりますと、平安時代から鎌倉時代にかけて自然の崖に彫られた仏像群です。崖を磨いて仏を彫り出したところから「磨崖仏」とも呼ばれ、現在展示されているのは四群59体です。昭和37年に国宝に指定され、30年以上の年月をかけて保存修理工事が行われ、平成6年3月にやっと完成されたと説明されています。
平安、鎌倉の仏者の信仰もさることながら、これを補修し、よみがえらせた学者・技術者の方々の情熱にも頭が下がります。 . . . 本文を読む