親戚のおばあさん～敬老の日によせて

今日は敬老の日

ニュースなどで見聞きするにつれ、100歳という年齢ももはや珍しくもなくなったが
それでも実際問題として100歳は相当に難しい。

そんな中、うちの親戚筋にも初の100歳超えのおばあちゃんが誕生した。
100歳になると言っていたのは去年のことなので、もしかしたら今頃はもう101歳になっているかもしれない。
私の父方の祖父の一番下の妹で父の叔母さん。私からみたら大叔母？
自宅で息子と二人で暮らしている。

とにかく元気で好奇心旺盛。
好奇心旺盛というのは長寿の一つの秘訣らしいが、
毎日の日課が新聞を隅から隅まで読むことで、政治情勢などにもやたら詳しい。

10年ほど前には地元開催となったＮＨＫののど自慢に自ら応募し、
本選にまで出場して、誰だったかは忘れたがゲストから特別賞まで貰っていた。
テレビで見た時は（本当に出てるよ・・・）と度肝を抜かれたものだ。
しかも高齢とは思えない歌いっぷりで司会者の問いかけにも全くおくすることなくしゃべっていた。
私などそんな度胸は逆立ちしても出てこない。
「本当におばちゃんはすごい」と親戚一同、心から感心したものだ。

さすがに現在は足腰も大分弱くなったらしいが、それでも時々一人でタクシーを呼んで、
お気に入りのお店にウナギを食べに行くのだという。

市からの100歳の祝い金が以前は100万円貰えたらしいのだが、財政難やらなんやらで３０万に減ってしまったことに納得がいかないらしく、市に文句を言わなければならないと息巻いていて、母親のことだから本当に電話するかもしれないと息子さんがビビッていた。

親戚一同の希望の星としてこれからも元気で長生きしてもらいたいものである。


私の人生計画の希望も、「健康でボケずに長生き、そしてぽっくり。」
頑張ってどうにもなるものでもないけれど、とりあえず頑張りましょう