「9」のつく日は空倶楽部の日。
「景色にも賞味期限があるのだろうか。」
そう思いつつ眺めた天橋立。
それほどにどこか寂しげな風景に思えたのだ。
天橋立(京都府宮津市)Sony α7R3 FE16-350㎜/f2.8 GM
日本で最も有名な景色のひとつだが
平日の、しかもやがて陽が落ちる頃だったこともあるのか
展望台にいる観光客は私達兄妹だけ。
それすら目に入らないように後片付けを急ぐ係員たち。
彼らの姿に急がされるように下りリフトに乗り込んだのだが
その直前に撮った景色がこれだった。
SNS、とりわけインスタグラムなどで世界中の景色がスマホを通じて拡散する中、
一方で、かつて人々を魅了した景色が急速に色褪せているような気がする。
そんなことを思いつつ、今回の空倶楽部は
丹後、瀬戸内、四国と回った秋の旅から、いったんはしまい込んだ空写真を
それもちょっぴり感傷的な空を引っ張り出してみた。
その心は「旅空にエール!」
天橋立 砂洲(京都府宮津市)Sony α7R3 FE16-350㎜/f2.8 GM
鞆の浦(広島県福山市)Sony α7R3 FE16-350㎜/f2.8 GM
鳴門海峡(徳島県鳴門市)Sony α7R3 FE24-70㎜/f2.8 GM2
そして、空といえばこの曲。
折りにふれて当ブログでも取り上げてきた。
Jackson Browne – Late for the Sky (Austin City Limits)
そのジャクソン・ブラウンが来年3月に来日する。
年齢から察するに、おそらくはこれが最後の機会かと。
行けるかな、行きたいな。