「9」のつく日は空倶楽部の日。
引き続き戸隠高原から。
戸隠名産の蕎麦とともに楽しみたかったものがもうひとつあった。
それがこの風景。
鏡池といい、その名が示す通り、
今月の空倶楽部のお題、「映りこみの空」にはもってこいの風景...
のはずだったが、残念ながら雲の多い空模様となってしまった。
まあしかし、そのぶん木々の緑がしっとりと写ってくれたかと自分に言い聞かせたが、所詮負け惜しみ。
そして、そんな一面の雲を映した鏡池をながめながら思いついた曲が
ジャクソン・ブラウンのファーストアルバムに収められていた「フロム・シルバー・レイク」。
Jackson Browne - From Silver Lake
題名と語り口調の落ちついた曲の雰囲気から選んだ次第だが、
あらためて訳詞を読んでみると、銀色に輝く湖を歌っているのではないようだ。
帰らぬ「兄」を待つ心情をあいかわらずの難解な歌詞で表現しているが、
当時(1972年)のアメリカの世相から、反戦的なニュアンスが込められているのではないかと感じた。