じゅんなおひと

スポーツジャーナリストもどき

東山

2018-05-03 18:42:19 | 高校サッカー

✳守備

後方からパスを回してくる相手に全体的にラインを上げるもすぐにプレスはかけずに相手のパスコースを塞いでボール奪取のチャンスを焦らずに待っているように見えたスタンスは一定の効果はあったように思います。ですが結果は4失点。もう少し奪いにいく迫力を見せてれば、違った結果もあったかもしれません。

 

✳攻撃

相手のウィークポイントや集中力に欠けるプレーを逃さず2得点に結びつけた洞察力や抜け目のなさが光りました。そのなかには首脳陣からの大きな声での指示によるものもあったため、プレーヤーがもっとそうしたものに気付いてチームとしての攻撃に結びつけることが出来るようになれば、相手の急所をこの日よりもっと長い時間、つき続ける事が出来るようになるかと思われます。

 

このチームのよさは、誰々選手が良い。というのが良い意味でないところだと思います。野球で言うところの、切れ目のない打線が形成できている。といった感じかと思われます。ここ数年は京都は京都橘の牙城がなかなか崩れませんが、同校にはそれをやって全国へと羽ばたく可能性を十分に感じさせるものがありました。京都橘のような分かりやすい強さ、迫力は感じませんが、バランスがとれててそれでいて強さも感じる、トーナメントにおいて負けにくいチームに見えました。分厚さを感じる体格をした選手が多く、単に体格が良い選手が多いというだけでなく、皆同じような体型をしており、チームとしての体作りが確立されているように推察しながら観てました。



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