東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

イカリソウが終ってしまった。

2016-04-25 | 季節の花
  次から次へと咲く花に押されて撮っても載せきれない、
  イカリソウもそんな花の一つ。
  幸か不幸かこれから先しばらく空模様はぐずつきそう、
  ここを先途と在庫処理に励まなくちゃ・・・。


  

     イカリソウ(碇草)  メギ科イカリソウ属。

     和船の碇(いかり)に似ているところからこの名前になった。




  

     昔から強壮、強精の薬草として「淫羊かく(いんようかく)」の名で知られる。




  

     花弁は4枚で、距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)を伸ばす。

     丘陵などの林地に生える多年草、北海道,本州に分布。
     花言葉は「あなたを捕らえる」・・・、なるほどね。




  

     バイカイカリソウ(梅花碇草) メギ科イカリソウ属

     梅の花のような咲き方をするので 梅花イカリソウ、花は1センチくらいの小さな花。
     花にイカリソウの特徴である長い距はありません。


     通常の植物の種子は、株元の近くに落ちるだけですが、
     イカリソウの種子にはスミレ類と同じように、種子にアリが好む物質がついていて、
     これを巣まで運んでもらうことで生息範囲を広げています。
     植物もいろいろ考えているんですね。
                                                                    3月26日 向島百花園
              


     こいのぼり始めました。

     

     百花園の帰り通った東白鬚公園、こいのぼりが泳ぎ始めていました。

     「江戸っ子は皐月の鯉の吹き流し、口先ばかりではらわたはなし」。
     口は悪いが悪気など全くなく、単純で淡白な気質をいったもの。
     とりあえずはお馴染み八っつあん、熊さんの世界です。
     「てやんでぃ、べらぼーめ!」。

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燕スイスイ、セリバヒエンソウ

2016-04-24 | 季節の花
  道ばたの草地や雑木林の縁などでツバメがス~イスィ
  セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草)です。
  葉が芹の葉に似ている、
  花がツバメが飛ぶ姿に似ているとつけられた名前です。


  

     中国から明治時代に観賞用に渡来したとされる外来種、
     現代では関東地方を中心に野生化が進行している。




  

     芹葉飛燕草はキンポウゲ科デルフィニウム属。
     属名:Delphinium は、つぼみの形がドルフィン・イルカに似てるから。




  

     花弁のように見えるのは萼片で5枚ある。
     花弁は萼片の内側に4枚あるが、短くて目立たない。




  

     帰化植物は本来厚かましくはびこるものなのに、
     セリバヒエンソウには春の妖精のような風情があって奥ゆかしい。

     ただ、被害は報告されてないけど強い毒性があります。
     いまテレビなどで報道されているニラとスイセンの間違い、
     実際よく似ているけど間違えて食べちゃうと命にかかわります。
     野の草を口にするときはよく注意しましょう。
                                                                           向島百花園
              

                        新井さん、2000本安打に王手

                        

                        新井さん あと3本!本人除く全員が特製Tシャツで2000安打景気づけ。→スポニチ

   
                        早めにグラウンドに集合した選手は、おそろいの赤いTシャツを着ていた。
                        緒方監督、コーチ、そして球団スタッフまで着用し、主役の登場を待ち構えていた。

                        Tシャツには新井の顔写真とともに「1歩ずつ大台への階段をのぼっています。(休憩をはさみながら)」
                        との言葉がプリントされ、
                        背面には「まさかあのアライさんが…」の文字とともに、
                        ファーストミットを手にした新井がこけているような写真がデザインされていた。

                        そこに一人遅れて現れ、円陣に加わった新井は一瞬、目をパチクリ。
                        少し間を置いてからTシャツに気付くと、ナインは大爆笑に包まれた。
                        発案は小窪選手会長ら選手会で、背中の言葉は黒田が考えたという。


                        昨日の紙面ですが今日の阪神戦で2本のヒット、残り1ですね。
                        阪神が、能見が勝って新井さんが2安打、私にとって文句なしの試合でした。


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♪卯~の花の匂う垣根に

2016-04-23 | 季節の花
  卯の花の、匂う垣根に時鳥(ほととぎす)、早も来鳴きて
  忍音(しのびね)もらす、夏は来ぬ。

  卯の花、ウツギの花は万葉の花。
  でもウツギの花は種類が多い、万葉人はどの花を見ていたのかな?。


  

     卯の花は万葉集には24首に登場します。
     その多くがほととぎすとセットで詠まれているとか。

     卯の花の、過ぎば惜しみか霍公鳥(ほととぎす)、雨間(あまま)も置かず、こゆ鳴き渡る   大伴家持




  

     お豆腐を作るときに出る”おから”、卯の花と言います。
     おからが白いことから卯の花みたい、、、主に関東の話らしいですが。
     ちなみに私の田舎では「きらず」、おからを切る人はあまりいませんので・・・。




  

     さみだれの、そそぐ山田に早乙女(さおとめ)が、裳裾(もすそ)ぬらして
     玉苗(たまなえ)植うる、夏は来ぬ
     『夏は来ぬ』(なつはきぬ)は、佐佐木信綱作詞。

     ウツギ(卯の花)、ホトトギス、五月雨、田植えをする早乙女、
     タチバナ、ホタル、クイナといった初夏を彩る風物を歌い込んでいますね。




  

     ウツギ(空木) ユキノシタ科ウツギ属
     髄(ずい=茎や根の中心にある部分)が空洞になっているので、
     「空ろ木(うつろぎ)」が変化して「空木」になった。


     終末から来週にかけてはっきりしない天気が続くようです。
     この時期の長雨を「卯の花腐し(うのはなくたし)」、と言います。
     卯の花の咲いているころに降りつづく長雨、
     長雨が卯の花を腐らせるとの意味。
     季語としては「花の雨」と「五月雨」との間になりますか。


     卯の花を、腐す長雨(ながめ)の、始水(みづはな)に、寄る木屑(こつみ)なす、寄らむ子もがも   大伴家持

     卯の花を腐らせる長雨の流れる水に寄ってくる木屑(きくず)のように、
     (私に)寄り付いてくれる娘さんがいたらなぁ。

                                                                   4月15日 荒川自然公園
              

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スズメとカラス

2016-04-22 | 季節の花
  植物にはいろいろな動物の名前がついたのがあります、
  スズメノヤリ、スズメノテッポウ、カラスノエンドウ・・・。
  数え上げたらきりがない、そんな野に咲く花を少し。


  

     スズメノヤリ(雀の槍) イグサ科 スズメノヤリ属。

     大名行列の先頭を行く奴さんの毛槍に見立てたんでしょうね、
     道端、空き地、公園、芝地、田畑の周囲などいたる場所でごく普通に見られる多年草。




  

     スズメノテッポウ(雀鉄砲) イネ科 スズメノテッポウ属。

     小さいことを「雀」にたとえ、細い花穂を「鉄砲」に見立てた。
     田んぼ一面を埋め尽くしています、このツブツブがみんな花、タネもそれなりにですよね。

     穂を 抜き取って上の葉を下に折り曲げ、口にくわえて吹いてみよう、
     唇の力加減でピ~、ピ~ときれいな音で鳴りますよ。




  

     カラスビシャク(烏柄杓) サトイモ科 ハンゲ属。

     野草だけどあまり見かけないのかも、ビロ~ンと伸びた先を柄に見立てて柄杓と。
     サトイモ科の花はトンデモな花が多い、これでも花です。




  

     カラスノエンドウ(烏野豌豆) マメ科 ソラマメ属。 標準和名はヤハズエンドウ(矢筈豌豆)。

     これはもうみんな知っている野草、いま真っ盛りですね。
     実は熟すと 黒くなることから 黒→カラス、との連想で 「烏」の名がついた。

     実が黒くなる前にサヤの腹を割って種を取り出す、
     サヤを開かないように唇で押さえるようにして吹くとピィーピィーと澄んだ音で鳴ります。


     子供のころの遊びはセルフ、みんな自分で手作りでした、
     身の回りのものがすべて遊び道具。
     懐かしいとともに今の暮らしが「あまりにも出来すぎ」じゃないの?。

              


     スズメの涙という言葉があるけど、、、
     たとえ僅かでもみんなで募金すれば大きな額になりますね。

     ところが予期しなかったことが起こりそう・・・
     取り扱う金融機関の口座に集まった募金にはマイナス金利が発生する、
     銀行は日銀に対して金利を払わなくてはならない。

     せっかくの募金の中から日銀に利子を払う!
     国民は目に涙、日銀サンなんとかしてよね。

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水天宮から日本橋へ

2016-04-21 | 散歩
  先月の全員集合は会社都合で取りやめ、
  2ヶ月ぶりの日本橋散歩です。
  水天宮を訪れたあと人形町、日本橋辺りを
  キョロキョロしながら歩いて会社に入ります。


  

     人形町通りを水天宮方向へ、からくり時計があります。(道路の反対側にも一基ある)
     日当たりの関係で回り込んで、、、背中が水天宮です。
     ちょうど10時なんだけど変化なし、正午とか限定かな?。




  

     水天宮方向へ、壽堂
     明治40年代に現在の店舗がある水天宮前交差点近くで営業を始めた。
     焼き芋をかたどった『黄金芋』は、100年前ほどから店頭に並んでいる看板商品。




  

     地下鉄・小伝馬町から15分くらい、水天宮交差点。背中には水天宮がそびえています。

     重盛永信堂
     この日は月曜日だったのでお休みでした。
     1万個が売れるという人形焼は、水天宮みやげにお奨め。




  

     交差点の反対側、三原堂本店

     水天宮の門前に明治十年に開業、日本の伝統と文化を映しとりました。
     どら焼きや和菓子が人気の三原堂 ですが、
     実は一番人気のおみやげが名物「塩せんべい」とか。




  

     来た道の反対側の道を引き返して会社に向かいます。

     甘味処 初音
     江戸末期から続く東京最古の甘味専門店で「懐かしい」を味わってください。
     初音の名物は「おしるこ」と「あんみつ」です。「おしるこ」は、創業以来の商品だそうです。




  

     人形町辺りで左折、道路からクジラが顔を出しています。
     人形町一帯は江戸歌舞伎とともに人形浄瑠璃の糸あやつり人形の劇場などが
     たくさんありました、そのあやつりのバネは今でもクジラのヒゲ。
     文楽人形の微妙な首の動きはクジラのヒゲでないと出せないそうです。




  

     日本橋にも佃煮屋さんが、つくだ煮 貝新。

     桑名の殿さん時雨で茶々漬け、と民謡にも歌われてきた桑名のしぐれ煮。
     暖簾を分け戴いた先々代がまだまだ江戸のなごりの日本橋に店を構えたのが
     130年余り前、それが日本橋貝新の始まりです。




  

     伝統の店に混じってこんなお店も、
     江戸から一気に平成の世に戻りました。




              

              三越まで帰ってきました、左折して日銀方向へ。
              江戸桜通りです、右は三井住友銀行本店。
              桜の時期はきれいだったのでしょうね、チョ~忙しくて行けませんでした。

              ここ数年というもの日本橋を歩いています、
              ここまで来ると家に帰ってきたようでほっとしたりなんかして・・・。
              慣れって恐ろしい、すっかり自分の街になっていました、
              浅草もいい、日本橋もいい、足立区は?、、、なんちゃって。
                                                         4月18日 水天宮から日本橋へ
         

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