古都探索日記

奈良や京都の散策日記

名古屋オルガンの秋 第2回

2014-10-14 12:54:38 | 音楽
 10月12日、五反城教会にて今年の2回目が催される。バッハ・パイプオルガンの源流partⅢの副題がつく。画像をクリックしてください。右がプログラム。

 演奏はトーマス・マイヤー=フィービッヒさん。はじめに吉田先生から各曲の説明があり、要約すると

 バッハ作曲 アラ・プレーヴェ BWV589 は初期の作品(アルンシュタット時代)、アラ・プレーヴェは2分の2拍子を意味する。アフォリスメン(格言集)は演奏者自身の作曲によるもの。終りのアーレンスとグルビンスは日本ではほとんど知られていない作曲家であり、アーレンスはバッハ音楽の中心となる対位法を探究した。グルビンスの作品はバッハのようにコラールを基にしたもの。2作品ともバッハ作品を彷彿させるものであった。

 吉田先生は母親の演奏でグルビンスを初めてを聞き、ドイツ留学中にヨハネ教会の記念事業として制作したCDで彼女自身が演奏。その後グルビンスの孫から御礼の連絡があったというグルビンスとの関わりについても話された。演奏後フィービッヒさんは今日この教会で演奏したことをお孫さんに報告するとの談話もあった。

 他のコンサートでは聴くことはできない貴重な演奏ありがとうございました。

 アラ・プレーヴェ(BWV589)を聴く。左をクリックしてください。

 
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