クラシック音楽のなかではバッハのクリスマスオラトリオ(BWV248)が私の一番好きなクリスマス音楽である。1734年の12月25日から1月6日(顕現節)まで6回に分けて演奏されたカンタータの集合体といえる。原曲は世俗カンタータのBWV213,214である。商業主義にリードされる日本の年末はイヴを過ぎるとクリスマスツリーは即片付けられて正月商戦に突入するが、本場では顕現節まではクリスマスの内に入るらしい。私はこの時期にあわせてこの曲を聴くのを行事にしている。クリスマス用のクラシック音楽ではヘンデルのメサイアが最も有名かつ演奏される機会が多いがこの曲のほうが遥かに魅力に富んでいると私は思う。その中から2曲を紹介。下の各々をクリックしてください。
第1曲の合唱 ティンパニーの歓喜あふれる演奏から始まります。
第19曲のアルト・アリア 聖母マリアが幼子イエスに乳を授ける場面。バッハの子守唄。第18曲から始まります。
画像は初演されたライプツィヒの聖トマス教会。
第1曲の合唱 ティンパニーの歓喜あふれる演奏から始まります。
第19曲のアルト・アリア 聖母マリアが幼子イエスに乳を授ける場面。バッハの子守唄。第18曲から始まります。
画像は初演されたライプツィヒの聖トマス教会。