頼子百万里走単騎 "Riding Alone for Millions of Miles"

環境学者・地理学者 Jimmy Laai Jeun Ming(本名:一ノ瀬俊明)のエッセイ

オープンアクセスになってる(この機会にどうぞ)

2024-08-02 16:40:58 | 日記
会員制だったが急にオープンアクセスになってる。この機会にどうぞ。
https://esse-sense.com/articles/92

一ノ瀬俊明:(2008)中国の都市をめぐる人と自然の和諧. 「中国の環境問題」,日本評論社,230-249



内容はほぼ同じ。タダ読み可状態になっとる。
https://books.google.co.jp/books?id=UG5cEAAAQBAJ&pg=PA19&lpg=PA19&dq=%E4%B8%80%E3%83%8E%E7%80%AC%E4%BF%8A%E6%98%8E

이치노세토시아키で検索すると、2000年代の記事が2件。とある学会での韓国人学生に対する小生らしい対応が。そんなこともあったわな。
https://blog.naver.com/urbanics_kr/220215618232

ネイバー以外だとどのエンジンがいい? 
https://n.news.naver.com/mnews/article/088/0000019726
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世界中で出演か(四谷駅前から生中継)

2024-08-02 14:35:43 | 日記
局のサイト。
四谷駅前から中継で出演(朝6:10テレビ朝日「グッドモーニング」)。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/photos/900005862.html

From the Yotsuya Station (Tokyo).
TV Asahi Morning News (July 23 JST 6:10).
https://www.youtube.com/watch?v=PIz8Hm7LIFE

関西テレビ
「旬感LIVE とれたてっ!」
当面出演つづくのか、、、
情報の独り歩きが心配。



世界的に増殖中。
ขอบคุณครับ
https://www.youtube.com/watch?v=6OkkxJ5AEpA

こちらにも。
https://www.youtube.com/watch?v=5z52Xxmi5_Y

Merci beaucoup.
https://www.lardennais.fr/id625795/article/2024-07-29/canicule-comment-shabiller-pour-mieux-supporter-les-fortes-chaleurs

Grazie mille.
https://www.ohga.it/i-5-colori-da-indossare-per-sopportare-il-caldo/
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最近の学術動向

2024-08-02 13:09:31 | 日記
茨城大学工学部(日立)で教えている元部下(現・客員研究員)が、教え子連れて時々共同研究に来てくれる。その昔やりたかったことを、今一緒にどんどん実現している。先日注目された論文も共著である。彼女曰く、「ここへ来ると、なぜこんな計算結果になるのか、という議論のレベルがめちゃくちゃ深くて素晴らしい。うちの研究室での議論では、観測データと計算結果があってるかあってないか、くらいでとどまってしまう。」
なるほど、さもありなん。中堅国立の建設系だと、地球科学のバックグラウンドを形成していない学生も少なくない。キャンパス違うけど学内には理学部地球科学系もあり、従前お世話なった先生も特任教授とかでいらっしゃるから、一緒にゼミをやったらいい。建設工学と地球物理学のコラボ。かつて小生自身が模索し歩いてきた道そのものである。

例の研究を始めたころは、論文にする気もなかったので、こんなテキトーなことやってた。



この実験、我々も25年前にやってた。



「お手並み拝見といこう」
辰野町地球温暖化対策実行計画検討委員会アドバイザー 一ノ瀬俊明
公益社団法人 環境科学会 2024年会(東京大学9/9)
P-25
*地方公共団体*におけるカーボンクレジットの*創出*可能性~長野県辰野町を事例に~
○遠藤 瑞季(東京大・公共)

太陽放射路面反射増加影響の評価だけはマスト。歩行者の吸熱増加による体感温度上昇だけは評価すべし。

ロッテルダムで国際会議(ICUC12)。海外旅費はもう繰り越せないので断念。代理発表してくれる共同研究者には参加費くらいは負担します。
https://www.linkedin.com/posts/icuc12_the-call-for-icuc12-special-sessions-and-activity-7210620061345030144-C51v/

つくば市さくら民家園にて実験ショー付き講演会。パワポを使わない。震災あとで省エネに役立つ話題。



我々の四半世紀におよぶ「布教活動」の成果でもある。
https://www.youtube.com/watch?v=Q3d2891c4eU
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中国語の著作と講演(大学講義以外)

2024-08-02 12:51:38 | 日記
<中国語著作>
一之瀬俊明:(2011)中国城市是“環境政策実験性基地”. 城市空間設計,17,5,21-23
一之瀬俊明:(2010)中国環境問題的国際化与日本的学術貢献. ICCS Journal of Modern Chinese Studies,2,240-247
一之瀬俊明:(2010)人与自然和諧相処的城市規劃策略. 天地人,11,6-7
一之瀬俊明, 大坪国順, 景元書:(2009)依据経済水平建立的華中―華南糧食運輸模型. 長江流域資源与環境,18-3,217-221
一之瀬俊明:(2006)城市中的河流対熱島効応的抑制作用. 城鎮和風景区水環境治理国際研討会論文集, 50-54
<中国語講演(大学講義以外)>
一之瀬俊明:(2023)“気候変化与亜州城市”適応策略研究案例(招待講演).中日環境系列講座,在線,2023年4月
一之瀬俊明:(2020)応対気候変化時代的景観設計動向(招待基調講演). 風景園林与小気候国際学術検討会,重慶,2020年1月
一之瀬俊明:(2019)基于自然地理学視角的中日両国地理学比較(招待講演). 中国地理学大会,北京,2019年11月
一之瀬俊明:(2018)気候変化与亜州城市 研究与政策的今日. 台湾東海大学国際論壇「智慧与靭性:人居環境的新挑戦」招聘講演,台中,2018年5月
一之瀬俊明:(2008)城郷和諧循環系統:一個未来城市概念. 「2008中日景観設計交流年」重慶論壇招待講演,重慶,2008年5月
一之瀬俊明:(2006)城市中的河流対熱島効応的抑制作用. 城鎮和風景区水環境治理国際研討会招聘講演,杭州,2006年5月
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SiBモデルの作者Piers J. Sellers。

2024-08-02 12:48:59 | 日記
NHK朝ドラ「まんてん」のせい(毛利さんに「じゃああなたは何ができるんですか」みたいに言われても荒唐無稽な食い下がり方してた主人公)で、マンガ「宇宙兄弟」のムッタにも同じような第一印象を持ってしまい、出てすぐ読みに行こうとは思わなかったが、ムッタは博士号や特許を持ってる人なので、宮地真緒と一緒にしてはいけなかった。宇宙にいきたい、それも仕事ではなくて冒険に、みたいに言う方もいらっしゃるが、現在までの日本人飛行士、そして候補生の顔ぶれを見れば、彼らに並ぶくらいの実績(学歴には限らないが)を持っていないと、前澤さんみたいなケースになっちゃうんじゃ。小生の業界では、研究をやりつくしてからNASAに候補生として転職した人もいる。報道の世界から受験を準備していたさなか志半ばで亡くなった友人もいる。宇宙に行くって、憧れだけなら憧れで終わっちゃう次元の話なのだろう。
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頑張らなくてもいいんだよ

2024-08-02 12:44:12 | 日記
先日の同級会で、今学校教育でガンバレっていっちゃあいけないらしい、という議論で盛り上がった。教え子や部下に「ガンバレ」といったことは一度もない。結果さえちゃんと出してくれれば(サボっても)いいよ、というスタンスゆえに。
「求められる結果さえちゃんと出してくれさえすれば、必死で頑張らなくてもいいんだよ」(ある意味ブラックかも)って部下や教え子に言ってきてしまった手前、一瞬戸惑ったけれど、結果の中に過程の公正さが含まれている、と説明すればわかってもらえる気がする。
東大で助手に任官した30年以上前のこと、修士課程に在籍していたとある私費留学生(国費の場合はまず合格していたようだ)が博士課程の入試に不合格となった。彼は「次の試験(当時は一年先)に向けて必死で頑張ります。下宿にも帰らず研究室に寝泊まりしてしっかり実験します。」と言っていたので、「そういうことじゃないだろ」って生意気(小生自身も当時博士号は持っていなかった)にもツッコんでしまい。そんな研究生活が持続可能とは思えない。なぜそうなってしまったのか、置かれた状況を冷静に判断し、今後実力をつけるための戦略を持とうとせずに、ただただ力むだけの人は、当時けっこういたような気がする。力んで解決するならそれでよいが、敵を知り己を知るところに努力しないのはエネルギーとメンタルの無駄遣いにしか思えなかった。もちろんその結果賢く撤退する選択肢もあるし、そこまで自分はポンコツじゃない、と思うなら、その難局をいかに乗り越えるべきかをとことん思考してほしい。力まなきゃいけない時点で、実力不足、適正なし、というケースもなくはない。センスのいい人は、その段階ですでにもっと先のことをやっているだろう。戦略なき人に、その先の逆転もない。
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