頼子百万里走単騎 "Riding Alone for Millions of Miles"

環境学者・地理学者 Jimmy Laai Jeun Ming(本名:一ノ瀬俊明)のエッセイ

最近の学術ネタ

2024-08-08 23:58:13 | 日記
リソースの無駄遣いなビッグデータの存在。




ご参加ありがとうございました。



太田陽子先生の訃報(地理学評論)。北京の国際学会でご一緒したのが30年前。空港から市内までのタクシーでぼられた体験談で盛り上がった懇親会のテーブル。60代の先生は600元、まだ20代だった小生は300元。時期が違うので、レートを計算してみると大差ない。服務員に英語が通じず、小生がにわか通訳に。吉野正敏先生ほかすごいメンバーがその場におられた。合掌。



うわさは本当だった。



我々都市計画法上の近隣公園(250m圏内)の感覚で提言してきたつもりなのだが、ちょっとセンスがかみ合っていない。
https://www.city.tsukuba.lg.jp/kenko_iryo_fukushi/kenkoiryo/heatstroke/20952.html

南山大学にて。



遺伝子工学の論文はこうなる。査読つらそう。リアルに書き並べるのか。環境科学会誌今月号より。



NIMS 物材機構のキャンペーンです



'Street Atmosphere' in Christoph Mäckler, Wolfgang Sonne (eds.), Dortmunder Vorträge zur Stadtbaukunst / Dortmund Lectures on Civic Art, ISBN ISBN 978-3-7212-0847-4 Sulgen: Niggli 2014
https://www.researchgate.net/publication/358751962_'Street_Atmosphere'_in_Christoph_Mackler_Wolfgang_Sonne_eds_Dortmunder_Vortrage_zur_Stadtbaukunst_Dortmund_Lectures_on_Civic_Art_ISBN_ISBN_978-3-7212-0847-4_Sulgen_Niggli_2014

Prof Dr Toshaki Ichinose with the climate atlas for Osaka (image M Hebbert)


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昨今の教育ネタ(その2)

2024-08-08 10:48:11 | 日記
10年前と皆さん変わっていなかった。変わっていない、いい意味で歳取らない、老けない人だけが来るのが同級会。
中受させようっていう親のモチベよくわかる。今思えば公立中に流れる時間が遅すぎる。駒場の同期がめざせ東大とか言ってたころ、こっちはめざせオリンピック(実際は全中か)とか思ってた。共学で青春楽しめてた部分もあるけど。今日は小学校の同級会。

君の戦略は
「探究学習頑張って総合型選抜で難関大学へ」
コロナ以降初めて耳にした麻薬のように甘い言葉。
井の中の蛙で終わる成果も死屍累々だろう。
全国区の競争ゆえ、模試みたいな制度がない限り自身の相対的位置を知ることなんかできない。
実際目指しているっぽい高校生何人か知ってはいるが。

少年少女よ、空気読む前に日本語読め。NYは困る。読売



お盆にあるはずの辰野中学校同級会が秋にシフト。今回は30年ぶりに出ようと思ったら、出演決まってるイベントとかぶり。近況だけ送る。差し入れも。



全振りして入ってきた同級生を全く知らない。全振りの時点で多分受からない。



以前から言ってます。
仮説。「日中両国の架け橋(80年代じゃあるまいし)」とかいまだに言ってる時点でその人は本当に相手と向き合ってはいない。国際関係はナマモノ。自国人にしか目が向いていない。

2020年代の中進国以上ならまずありえない。
中国で太っているのはお金持ち、痩せているのは貧乏。そう聞いたのは20年ほど前。本当にそうだったのか。中世じゃあるまいし。
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昨今の教育問題ネタ

2024-08-08 03:11:14 | 日記
一人称がファーストネームって日本人なら境界知能。こんな質問してくる時点で、こっちのプロフィールちゃんと見ていない証拠。人工知能アカウントには無理だが。日本語だと、明らかに人工知能アカウント、という事例がわかりやすい。こういうアカウントにアホな書き込みさせたままにするとか、「友だち」に加えてしまうとか、のちのち有害事案にいたる可能性があるので避けるべき。ご自身のほかのつながりにも被害が飛び火する。高齢男性ユーザーの「友だち」に散見される。何もいいことはないので、一瞬チャカしたらちゃんとゴミ箱へ。



プロフィールちゃんと見ていない証拠。人工知能アカウントには無理だが。
故・升田アナが相互フォローを提案した背景です。

学会入会資格に学歴条件や年齢制限はないのかもしれませんが、ご存じの範囲ではどんな感じでしょうか。たとえば現役高校生。会費を免除、というところもありそうですが、会員資格に誇りをもってしっかり活動してもらうためにはもらうべきなのかもしれません。いわゆる探究活動で推薦入試狙いなケースもあるようです。発表した、というレベルでは一般的過ぎて、査読論文を掲載したとか、(国際)コンペで入賞した、くらいの実績が必要かもしれません。井の中の蛙だったので、受験勉強に集中すればよかった、では悲しいと思うし。

思った通りだった。中学生以降、読書する時間があれば勉強か部活していたし、小学校時代も小説読む時間があれば、宇宙とか歴史とか世界(地理)の本読みまくっていた。それでも東大受験の国語を(得点源として)突破できることが証明された。ほかの教科と違い、現代国語だけは、ここまで書ければ何点、という感覚がクリアーではないので、好きな得意科目には最後までなりえなかった。現在の(現代)国語力は、官僚の時代に国会対応とかで毎日鍛えられたおかげ。あるいは(なんちゃって)学生運動で「ロンパー(論破ー)ルーム」した日常のおかげか。論文書く時にも役にたっている。私立理系に推薦で入ったという部下の文章を添削していると、イラっとする感覚も正直あった。これが基礎力の差なのだろう。
https://www.youtube.com/watch?v=HyCjxNW_7P4
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Shirabeeにも登場。

2024-08-08 03:05:36 | 日記
数年報道が続いても、メディアが「そうだったのかー」みたいな反応、一部ネットのヘビーユーザーが「またかよ」みたいな反応、という状態が継続。世の中どんだけド文系の情弱なのか、と思う昨今。そろそろ取材料金値上げしましょうか。当方のメンツにもかかわることゆえ。
https://sirabee.com/2024/08/05/20163307617/
転載。
https://news.nicovideo.jp/watch/nw16193547

ゴルフ業界へ貢献。色別のポロシャツの表面温度。




KGA GOLFER'S NEWS 143号 2024年7月末日発行
https://www.kga.gr.jp/golfersnews/pdf/143.pdf
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「論文のOA義務化」後についてイメージしてみました。

2024-08-08 02:29:42 | 日記
文科省やJSTが進めている「論文のOA義務化」後についてイメージしてみました。
MDPIは伸びるかもしれません。一部の雑誌で評価も上がっています。しかし昨今の学会講演などでも厳しく指摘させてもらいましたが、サーキュレーション確保のためか、いい加減な査読が絶えません。また、本質とは関係のない無駄なレビューを強要しているらしく、それらが複数ページにわたることもあり、査読者もちゃんと見ていないと思われますが、私はそこも厳しくツッコんでいます。ただボリューム並べればいいという風潮は若手育成にとってもよくないと思います。
最近生気象学会のトップジャーナルに論文出したのですが、プレプリントサーバーでの公開がオプションになっていて、掲載後の現在も二重に存在したままとなっており、当該雑誌がOAではないので、多くのサイト訪問者が、そちらのほうを読んでいく、そして御本家のほうは意外にアクセスが伸びない(昨今の例の話題での取材攻勢に対して、そちらのDOI情報などをメディアに表示してもらってはいます)という状況になってます。
無料掲載の国際誌をプレプリントサーバーとセットで使うという抜け穴は、意図したものではありませんが、抜け穴になるのでしょうか。不幸にもリジェクトになったら単に手の内を明かしてしまうだけのようなことではありますが。
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