頼子百万里走単騎 "Riding Alone for Millions of Miles"

環境学者・地理学者 Jimmy Laai Jeun Ming(本名:一ノ瀬俊明)のエッセイ

喧嘩上等

2023-04-20 18:06:20 | 日記
衛星リモートセンシングの分野で「新発見」のようにもてはやされうる話の中には,気象学の常識的知見との矛盾を克服できていないものが存在する。もし正しいというならば,それは伝統的な気象学の教科書が書き換わるほどの話であり,そこを自覚せずにさらりと出せるようなものではないと考える。
一ノ瀬俊明(2023)リモートセンシング分野における都市熱環境研究のミスリード.日本地理学会学術大会,東京,令和5年3月;(同発表要旨集,103,51-51)
https://doi.org/10.14866/ajg.2023s.0_8

MDPIの編集者や臆面もなく問題論文を生産し続ける若手(およびその指導者)の眼に触れるところへ注意喚起を出した。小生のかわりに、同じことを指摘してくれる人が増えてくれれば十分。こっちも暇になるのでWin-Win。
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在中国,近期的一些遥感论文忽略了气象学和水文学的基本原理,不理解绿地公园的地面并不能直接冷却周围街道的地面。绿地公园效应主要表现在气温上,即通过风向所带来的移流现象来降低气温。这种现象虽不常见,但仍需要在城市规划中充分考虑。
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二の宮が熱くなりそうだ。

2023-04-20 17:58:31 | 日記
居酒屋どこいった?
テナント評価ミッション開始か?


女性用のシェアハウス需要が伸びているらしい。
さきほどオーナーさんにお話を伺ってきました。
小生の(にせでんじろう)講演(公演)にもいらしてくださっていた。
レンタルキッチンスペース(臨時テナント)もあるので、小生の開拓してきたエスニックレシピで誰か商売はじめてもらえないだろうか。


以前は歩いて行ける範囲にもあった中国東北家庭料理(「ガチ中華」と呼ぶ人も)が復活するのはうれしいです。


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木村龍治先生

2023-04-20 17:40:56 | 日記
異字同音で「同姓同名」というリスクはバカにできない。
自虐ネタとしては使いよう。
木村先生には30年前に小生アレンジの分野横断地球環境研究会に入っていただいた。先生の地球流体力学の教科書は自然地理学徒にはハードル高いが、気象学の室内実験は、つい真似したくなってしまう(先日も線香使って一本動画にしてみた)。巨人の選手はよく知らない。
最近では「八田與一」なる人物も話題になってた。彼を知らない土木工学士は卒業証書を返却すべし。
ちなみに、「頼俊明」という横領犯となった郵便局員もいるらしい。
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高校「地学」の危機

2023-04-20 17:38:02 | 日記
理系学部に進学すれば、自分の専門や就職する業界の内容にもっとも近い高校教科は地学、生物、地理という人も少なくないはず(建設系、農学系などなど)。
化学>>物理(理論系だけを生かせる業界は少ない)>数学(銀行やITでチャンスは広がって)という感じだが、地学、生物、地理は、物理や数学と比較するとどうだろか。
物理も数学も基礎をしっかり学んでおかないと、進学後に地学や生物、地理を専攻しても、高度な段階に進んだ時に困ることになるので、高校時代にしっかり習得して欲しいが、だからといって、地学や地理(再必修化に成功)を高校で開講しないとかは、いろいろ不都合なことになるだろう。
歴史(特に日本史)は普通に開講されていて、今後もなくならないが、歴史で飯を食える人は多くない。国語(や英語)も基本中の基本だが、直結する業界だと出版(政経、地歴のいずれかに通じている必要ありだろう)くらい?
「二次試験で地学選択します」って、「東大受けます」、とほとんど同義か。高得点者は医学部進学だったりするので、採点していてがっかり、という教授の弁も。化学捨てると早慶という選択肢も消える(小生自身もしかり)。
法学部直結は政経だが、こちらも開講していない学校は多い。自分でやれって。
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