2006年に市町村合併後の佐賀県の新武雄市の初市長選挙に出馬し、当時最年少として武雄市長に当選し、以後独特の現場感覚で、次々に型破りな市政を牽引。発想のユニークさ、そのユニークなことこそ地方の一町が浮上する鍵と信じて、斬新な新規企画を次々と打ち出し、それが当りに当たり、マスコミにも頻繁に登場。
伊勢丹にもコーナーがあるレモングラスもこの市長のリードで始まったもの。
大ブームとなった、「がばいばあちゃん」のロケ地もトップセールスで獲得。
斬新な政策はマスコミを惹きつける。
仕掛けられたスキャンダルに近いことへも持ち前の熱気で、自分の土俵に持ち込む戦略家でもあるこの市長。市立病院を民間委譲する際の禁断の医師会とのバトルはついにリコール運動まで発展したが、それまでの活動をみてきた市民を味方につけての圧勝。
市役所内の組織の名前にも独特の感覚が見える。それぞれ設立の由来などもtwitterやBlog, Facebookを通じて情報発信しながら、市民の力も得て活動がなされてきました。
つながる部には、企画課、秘書課のほかに、フェイスブック・シティ課、市民共同課、男女参画課、お結び課、被災者支援課
営業部には、企業立地課、わたしたちの新幹線課、商工流通課、海外対策課、農林課、いのしし課、観光課、競輪事業所
くらし部にはがん検診率向上課、健康課など
こども部 には、未来課、支援課、食育課
いち早く市役所内にTwitter での市政と市民のコミュニケーション革命を起こし、世界のFacebook, Googleにも一目置かれる存在のようです。
今年の朝日新聞[AERA]正月合併号の「日本を立て直す100人」に取り上げられました。
その武雄市長のロングインタビューがありました。
とにかく面白い人。
下のビデオを見ると、ぶっ飛び市長の一端が分かることでしょう。