黄昏叔父さんの独り言

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 足摺岬に行く(2019/11/19)

2019年11月30日 22時19分21秒 | 旅行

        


 足摺岬のホテルで一泊した朝は昨日の大荒れの天気が嘘の様な青空が広がる素晴らしい天気に成った。今回は四国88箇所霊場を巡る旅で観光が目的の旅では無かったが此の足摺岬の観光スポットは見逃す事は出来ずに朝一番に此の地に向かった。


 足摺岬の展望台に上がる入口に2番目の写真の「中浜万次郎」の全身像があり観光客が沢山訪れて居た。私達にはジョン万次郎の名の方がしっくりと来るが幕府に対する貢献で直参・旗本に成った時に苗字帯刀が許され、生まれ故郷の土佐清水の中ヶ浜から苗字を中浜としたと云う。ジョン・万次郎のジョンは万次郎が伊豆諸島の無人島に漂着した際に救助されたアメリカの捕鯨船ジョン・ハウランド号の名前から得たらし事を初めて知った。


 幕末から明治に掛けての近代日本の夜明けに対するジョン・万次郎の語学や航海術や外国事情等における貢献度は、はかり知れない物だがアメリカで高等教育を受けて当時、英語を自在に話せた事で江戸幕府から重用もされたが当時の幕府は鎖国政策を採っていた関係で外国との折衝は当時オランダ語を介した物だったので通訳の立場を失う事を恐れたもの達がジョン万次郎にスパイ容疑を持出されて其の一生は決して順風満帆では無く波乱に満ちたもので在ったらしい。


 土佐清水の町を走行中に彼方此方で次の次のNHKの大河ドラマは「ジョン・万次郎」が主人公のドラマ立てに成る事の看板が沢山あって既に此の町を代表する偉人の事で盛り上がって居る様子であった。

 


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