黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

「沢山の思い出を有難う」北海道からの帰途に

2019年08月25日 07時41分30秒 | 旅行

        



 此の日の帰り道は洞爺湖の周遊道路から離れて有珠国道~尻別国道~支笏国道~樽前国道~支笏道を経て苫小牧市内へと進んだが此の時間では既にどっぷりと日が暮れて居り人家の無い殆どが山間か?と思われる寂しい林間道路をただ只管に走った。其の中でも尻別国道に入ると霧が発生して視界が悪く、其の状態は苫小牧市内へ入る手前まで続いた。


 其れにしても今回の旅行は前半の旭川市内観光以後の旭岳温泉、オンネトー湖、パンケトー湖、摩周湖、裏摩周、美幌峠、知床峠、等の標高のある観光スポットでは全て濃霧の影響で素晴らしい景観は見られず殆どが全敗に終わった。考えてみると旅行のタイミングを北海道の花々の最盛期に合わせた事が道央や道東の観光スポットの観光にはそぐわ無かった様で霧の影響は最後の最後まで続く事に・・・・・・過去の北海道旅行は5月中旬から6月の中旬辺りが多く、矢張り此の時期でも霧の影響はあったが此れ程までに酷くは無かったので此の時期は高地の観光には向いて居なかった様だ。


 苫小牧市内に入ったのが20時頃で「愈々、北海道内、最後の夕食、さて何処に行こうか?」と家内に尋ねたら「7泊中に食べるに食べて体重が2Kg以上も増えたので今晩は軽く行きましょう。」との御意見だったが走行中に「びっくり・ドンキー」の看板を目敏く見付け「此処、此処!」の指示が出て其の店に入る事に成った。義姉は80歳だが毎日ジムに通いプロティンを飲む程の健康志向派だが此方も旅行中の体重増加を可也気にして居たらしく、取敢えず此の場の雰囲気を壊しては悪いと思ったのか?同じメニューを選んだが其の料理の半分以上を「マコちゃん、此れを食べて」と分けると家内は「有難う!」と嬉しそうに全て平らげた。「何処が今晩は軽く行きましょうなのか?」と思ったが不用意な発言で地雷を踏むのは拙いと口出しは止めたが家内の「宵の物は残さない。」的な食欲は凄い。


 苫小牧東港から出航する帰りのフェリー便は「すずらん」で0時前に出航したが「此れが最後の北海道か?」と思うと私も ちょっくら感傷的な気持ちに成りゆっくり流れる街明かりを眺めて居たが家内は既に極楽浄土か?眠りに入って居た。此の時の帰り便の航行する日本海に向けて九州方面を抜ける台風が北上する可能性が在ったので船に可也の影響が在るのでは?と心配をしたが流石に大型船、殆ど揺れる事も無く、敦賀港までの船旅は順調其の物で定刻の20時30分に一寸蒸し暑い敦賀港に入港したら快適其の物だった北海道から漸く帰って来た事を実感した。


 最初の写真は船長服で記念撮影が出来る場所だが残念ながら私の体型では合わずアウト、二番目は新卒の社員か?此の船の「ビンゴ大会」の進行役を務めた初々しいお姉さん、進行中に同乗船した大勢の陸上自衛隊の若い隊員さんに、ちょっかいを入れられ、照れながらも道産子弁で可愛い対応をして居た。ビンゴ大会も今回で6回目の参加だったが女性の進行役は初めて、最後の写真は行きの船上(すいせん)から秋田沖で対向した時に私達が帰りに乗船した「すずらん」を撮ったもの、長い様で短かった北海道の旅は終わった。


 


 


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